土曜日は、エスパニョールスクールリーグ。
TOMONARIとYUTAの2005年生まれコンビは、2004年生まれチームOrejuelaの一員として、スクールリーグ13部リーグの試合に出場します。1-2-3-1のシステムのTOMOは主に右サイド、YUTAはトップ下で出場します。スクールとは言え、1歳、2歳年上達と一緒にプレーする為、体つきで上回る相手に対し、空中戦や球際の攻防、またスピード競争ではなかなか太刀打ち出来ません。また、スクールとは言え、激しくプレスを掛けて来る事に変わりは無く、ボールを受ける前に周囲の状況を把握し、ボールを受けた時には瞬時に的確なプレーを選択し、実行しなければ、たちまちボールは相手に引っかけられてしまいます。
そんな中、フリーキックのキッカーを任されたYUTAは、見事なゴールを決め、エスパニョールスクールリーグ初戦にして、いきなり初ゴールを叩き込む事に成功します。
一方、相手のボールを楽にキープさせてもらえない環境の中、なかなか良いプレーを繰り出せないTOMOですが、“俺に寄越せ!”とばかりにボールを呼び込む声は、一級品!!!誰よりも声を張り上げ、手を上げ、ボールを要求する姿には好感が持てます。とても大事な事です!
試合は5-3でOrejuelaの勝利に終わりました。
続いての第2試合、2人は再びLauridsenと言うチームの一員として、スクールリーグ10部リーグを戦います。先ほどの13部リーグよりも、今回はやはり周囲の動きが違います。ラウリドセンの中盤に君臨するのは、紅一点、ラウラです。一方、相手チームには中国人らしき5番のセンターフォワードの子がおり、なかなかのスピードとテクニック、そして判断力を持っています。
試合は実力伯仲の好試合。中国人少年が先制点を上げれば、ラウリドセンも直ぐに同点に追いつき、今度はチームの要ラウラが見事なループシュートを決めると、後半、相手チームが同点ゴールを叩き込み、試合は2-2のドローに終わりました。
この試合、2人は際立ったプレーを繰り出す事は出来ませんでした。スクールとは言え、侮るなかれ。1~2歳年上の環境の中では、YUTAもTOMOも、決して目立つ事が出来ない環境が、そこにはあります。
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