2000年生まれのTAKUKIが参加しているのは、【 BARÇA SOCCER CAMP 】
これは、バルサの選手達が実際に使っている施設を利用して行われるキャンプと言う点で、非常に人気を博している企画です。今回も、スペインはもちろん、ヨーロッパ各国、南米各国、アジアからも、日本、中国、カザフスタンなどから若者達が参加し、非常にワールドワイドなイベントとなっています。
セキュリティーの理由から、キャンプ中、普段はスタッフ以外は立ち入り禁止。この日は、週に1度の家族を受け入れての公開練習と言う事で、早速秘密特訓!?の様子を見に行って来ました。
選手達皆がバルサの新シーズンのユニフォームを身にまとい、そしてバルサの練習場でトレーニングを行うと言う事で、ちょっとした“バルサのカンテラの選手になった気分”を皆堪能している事でしょう。
この日、午前10時からの2時間公開された練習では、バルサの定番ウォーミングアップ、Rondo(鳥かご)をみっちりとやって、その後、はシュート練習。
ここでは、背後からディフェンスが迫ってくると言う設定で、正確なトラップからシュートを放たなければ、相手に詰められてしまうと言うシチュエーションの中で行われました。
続いては、2 vs 1のトレーニング。攻撃側は、数的有利な状況の中、縦に突破して行くのか、パスなのか、相手ディフェンダーとの駆け引きの中で、よりよい選択肢を見極め、実行する能力が問われていました。
TAKUKIは、こうしたシュート練習の中で、上手く決まっている時もあったものの、やや集中力を欠いた感じで、左足のシュートを大きく枠を外したり、GKとの1対1でことごとく止められてしまうなどのシーンも目立ちました。
強烈な日差しが照りつける中、こまめに給水タイムを取りながら、練習は行われていました。
各グループは11~12人で構成され、各グループにコーチが付き、一人一人に時折細かく指導が成されていました。TAKUKIのグループは、スペイン人以外のメンバーが多い為か、コーチは殆ど英語で指示をしていました。
終盤は、2 vs 2 プラスフリーマンのシュートゲーム。20m間隔の両脇にゴールを置き、GKを据えて行われました。ここでも、フリーマンを加えて3 vs 2の数的有利になる局面の中、如何にゴールを陥れるかの能力が問われました。
メンバーは全体的に、飛び抜けた存在はいないものの、皆、平均的には上の下から中の上クラスのメンバーが揃っていると言う印象。
TAKUKIは、パスを繋ぐ作業はそつなくこなしていたものの、強引なドリブル突破や、シュートを狙うと言う姿勢にやや物足りなさを感じました。
「将来はスペインに住みたい。」と言うのなら、このクラスのレベルの中で、もっと存在感を見せつける必要があります。
この練習の中では、ロシア人のウラジミールとカザフスタン人のアリザンの巨漢コンビがパワーとなかなかのパスワークで存在感を見せていました。
また、来週の木曜日に公開練習があるので、その時に覗きに来たいと思います。
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