バルセロナフットボールサマーキャンプ2013 【それぞれのキャンプ前日】

　さぁ、新たな仲間も加わり、泊まり込みで別のキャンプに参加しているTAKUKIを除き、８人となった少年達。それぞれ、翌日にキャンプを控える中、午前中は全員揃って、“特訓”と題して、フットサルの試合を行いました。ここに、バルセロナに住んでいる２０００年生まれのKOSHIROと、ペルー人スタッフJulio（フリオ）を加え、１０人とし、ひたすら４時間！！！暑さにも負けず、皆、元気にボールを追いかけました。

　新加入の中で、なかなかの存在感を放っていたのが２００１年生まれの小６、KOTARO。得意の左足を駆使し、積極的にシュートを放ったり、粘り強い守備で、攻守に活躍していました。更には、２００３年生まれの最年少、小４ながら、なかなか的確なポジショニングでボールを受けやすい位置を取りしたり、ゴール前でいいところに入って行って、ゴールを沢山決めていたのがYUTOでした。また、２００２年生まれの小５、YUTAは、左サイドの位置からミスの少ない、的確なプレーを繰り出し、時には１対１の勝負から、左足でセンターリングを入れたり、中に切れ込んでシュートを放ったりと、存在感を発揮していました。また、同じく最年少、２００３年生まれのSHUTOは、ゴール前の“おいしい所”に常に顔を出し、シュートチャンスを沢山得ていました。あとは、シュートの工夫。素直にシュートを打ち過ぎて、GKからするとバレバレのシュートが多かっただけに、今後は、ゴール前での一工夫が課題となって来るでしょう。

　一方、古株！？組では、１９９９年生まれの最年長、中２のSHOKIがやはり抜群の存在感でピッチ上に君臨すると、KYOTAも中盤で奮闘ぶりを見せていました。KYOTAは足元でこねる技術はなかなかのものを持っているのですが、それをもっとゴールに結びつける形で活かせるようになる事が肝要です。サッカー（フットボール）はゴールを奪い合うスポーツ。相手のゴールをより脅かせる選手こそが、より価値ある選手となるのです。そして、SPORTバルサスクールキャンプでは全体的にパッとしなかった印象のTAKUMIは、この日は持ち味の足さばきでそのセンスの一旦を示すと、守っては、相手のパスを寸断する読みのパスカットを連発し、非常に良い働きを見せていました。しかしながら、味方がボールを持った際のオフの動きはかなり問題があり、ただただ、突っ立っているだけ。その状況、状況で、自分がどういうポジションでボールを受ければ良いのか、ボールを奪われた場合を想定し、どのポジションに入ってバランスを取れば良いのか、周囲の状況に伴う気の利いた動きが欲しいところです。

　そして、この日、最も際立った働きをした一人がRIKU。そのゴールキーパーぶりはなかなかのもので、相手のシュートをことごとく止め、頼りになる守護神ぶりを発揮していました。

“RIKU、明日からのエスパニョールキャンプで、「GKとして君が欲しい」って言われたらどうする！？”と聞くと、「絶対にいや！」とRIKU。とかいいながら、引き続き、何度も何度も、ゴール前の壁として君臨していました！笑

 

 

　昼食では、ケバブサンドをたしなみ、ここから、２組に分かれる事となりました。

　SHUTO、TAKUMI、RIKU、KYOTA、SHOKIの５人は、カタルーニャ州ジローナ県バニョラス市へ。湖の畔での名物監督David Fernandez氏によるエスパニョールキャンプに参加します。

　一方、YUTO、YUTA、KOTAROの３人は、バルセロナに残り、ビーチ遊びを堪能しました。彼らは、明日から、SPORTバルサスクールキャンプに参加する事になります。

 

　皆、５日間で行われるそれぞれのキャンプの中で、どのような成長ぶりを見せてくれるのでしょうか！？

 

 

Comments

[投稿情報: TAKUMI母]

いつもありがとうございます。家族全員で速報を楽しみにしています。スロースターターでなかなか慣れないTAKUMIは最初苦戦することになるだろうと思っていました。大変貴重な経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。これからの一週間はどんな面を見せてくれるのか？とても楽しみです。頑張れたっくん‼

[投稿情報: KYOTA母]

今後のKYOTAの課題が見つかりました！
ありがとうございます(*´∀`)♪
ｴｽﾊﾟﾆｮｰﾙ ｷｬﾝﾌﾟでも、たくさんの良い経験ができますように♡

[投稿情報: RIKU母]

昨年のキャンプでご一緒したKOSHIRO君と会うことが出来たんですね:-) 本人喜んでいると思います。
僅か一週間でも、キャンプで寝食を共にした事は強い連帯感を生んだようです。
同じ志を持った仲間との再会はかけがえの無い経験でしょう。
この夏バルセロナの地で同じ時間を過ごしている仲間たちとも、いつか何処かで再会出来る日が来る事を願います。
毎回出発前は不安でいっぱいなのですが、日々のレポートを見る度に思い切って行かせて良かったと思います。サッカーの技術の習得だけではなく、たくさんの感動と異文化を経験させて戴き、本当にありがとうございます！

[投稿情報: Yuto母]

初の海外の旅がこのサマーキャンプとなりました！
同じ思いを持った仲間との出会い、スペインという憧れの国での暮らしと素晴らしい経験をしている優斗が精一杯楽しんで来てくれることを願っています。おもいっきりの笑顔で帰りたくない！という言葉を期待しています。植松さんをはじめ素晴らしいキャンプに出会えたことの感謝しています。
よろしくお願いします！

[投稿情報: SHOKI母]

SHOKI 良い笑顔してますね！
充実した毎日を過ごしてるのでしょうね☆