いよいよお別れの時、SHUTO、RIKU、REIの3人は、仲良く同じ便にて、8:10発フランクフルト行きに乗り込み、機上の人となりました。
RIKUは今回、誰よりも長い4週間、バルセロナに滞在し、SPORTバルサスクールキャンプ、エスパニョールキャンプ、そして、ワールドカップ・サッカースクールトーナメントに参加しました。
RIKU「最初は長く感じたけど、でも、今思うとあっという間。」と語るRIKU。今回の濃厚な4週間の間に、多くの仲間と出会い、多くの体験をし、多くの事を感じ取ったと思います。フットボール面では、彼の武器を確認出来、と同時に、多くの課題も見つかりました。これからは、自分の武器に自信を持って更に磨きを掛けると共に、自分に足りないものを身に付ける努力をして行って欲しいと思います。
長い間お疲れ!RIKU!!!
REIは、大会を通じ、最も自分の能力を表現出来た選手でした。特に、スピードや俊敏性、フェイントやボールタッチなどの技術には、非常に良いものを持っており、今後、更にそうした武器を磨いて行って欲しいと思いました。一方、今よりも更に良い選手になる為にも、やはりフィニッシュの精度のレベルアップは必須です。また、小柄なだけに、パワーやボディーコンタクト勝負になると厳しい中、屈強な相手に対する身のこなし、ファーストタッチの精度、ボールの置き所などの細かい部分を洗練して行って欲しいと思います。
思えば、SHUTOはおよそ3週間前、エスパニョールキャンプに参加していた際は、「日本に帰りたい。」「1週間で十分。」「お母さんと話がしたい。」と早速ホームシックに掛かり、毎日涙を流していました。言葉も、文化も、食べ物も、何もかもがいままでの自分の周りの環境と違い過ぎて、面食らってしまったのでしょう。“君がここに来る為の費用を稼ぐ為に、お母さんがどれだけ働いたと思う!?君が行って見たい!って言ったから、お母さんはそれに応えてくれたんだ。そのお母さんの気持ちを裏切っていいのか!?そんな簡単に「帰る」なんて言っていいのか!?日本のサッカー少年なら、誰だってスペインに行って見たいと思うだろう。でも、皆が皆それを実現出来るわけじゃない。でも、君はお母さんのお蔭で、この場に来ることが出来ているんだぞ。」そんな声を掛け続け、時には厳しく突き放した時もありました。そんな彼も、3週間が経過し、10日間に及ぶワールドカップ・サッカースクールトーナメントも乗り切り、随分と逞しくなりました。最初は外国人に対し、アレルギーを発し、ビビッていたSHUTOは、いつしか、球際をがっつりと行けるミニファイターに変貌していました。そうして、いつの間にか、SHUTOの涙が見られなくなっていました。笑。フットボールでは、まだまだ学ぶことの多いSHUTO。しかし、彼はこの夏、これからの彼の人生に置いて、とても思い出深い、自信を得た体験をしたのでは無いでしょうか。最後に、彼に質問してみました。
“また、スペインに来てみたいかい!?”
SHUTO「うん、また来たい!」
皆!また会おう!!!
Hasta la vista !!!
RIKU、4週間本当にお疲れ様でした!MGFの皆さん、日々の細かなアテンドと詳細なレポート本当にありがとうございました!
ようやくハーフ成人式を迎えたばかりの10歳のRIKUと一ヶ月間離れるということは初めての経験でした。しかし、今回のキャンプ参加は誰でもない、RIKU自身が決めたことです。
「行きたい」という意欲を持ったこと、そしてチャレンジするチャンスを与えられたこと。彼はラッキーだったかもしれませんが、そのチャンスを十分に生かし、自分の力を発揮してくれたと思います。
同じ目標を持つ仲間と共有したこの夏の経験を貴重な糧として、今後努力を積み重ね、欠点を克服して行って欲しいと思います。
投稿情報: RIKU母 | 2013/08/02 00:12
無事に、REIの顔を見る事ができました。2週間本当にありがとうございました。真っ黒になって、いろんな経験や思いを話してくれました。気持ちしっかりしたような 笑 。 凄く楽しかったみたいで、何よりです。必ずスペインでサッカーをすると意気込んでます。課題がたくさんありますが、この経験があってこそだと思います。
MGFの皆様、日々のレポート、子供へのサポートなど、本当にありがとうございました。
私達も楽しませていただきました。
投稿情報: REIママ | 2013/08/02 04:18
お久しぶりです
RIKU SHUTO REIお疲れ
本当にSHUTOがまたスペインに来たいと言ったのですか!!??
投稿情報: SHOKI | 2013/08/07 17:14