大会が開幕して3日目。未だ勝利を味わっていないサムライ少年4人衆。果たして、初勝利は生まれたのでしょうか!?また、REIとKAIに初ゴールは生まれたのでしょうか!?
まずは、Alevin2002年大会から参りましょう。大会を通しての目標はと聞いて、「優勝!」と答えたRIKU。昨日のデビュー戦では大接戦の末、敗れ去り、優勝の為にも、今日こそは勝利が欲しいところ。一方、大会を通しての目標を、「左足のレベルアップ」と答えたKAI。そんな中、午前中の練習でRIKUが仲間と激突し、落下した際に尻を打ち付け、午後になっても痛みが取れない為、この日の試合を欠場する事になりました。会場の医務室のメディカルスタッフ曰く、「今日出来ない事も無いのですが、本人が痛いと言うので、大事を取って休ませる事にしました。明日は復帰でしょう。」との事。昨日素晴らしいプレーぶりを見せていたRIKUだけに、非常に残念です。
さて、この試合では、KAIとRIKU擁するSpanish WolfsはSelección 2003(2003年選抜)と対戦です。1歳年下のチームだけに、意地でも負ける訳には行きません!
この試合でSpanish Wolfs監督は相手が年下と言う事もあり、攻撃的に出ようとしたのか、1-1-3-2と言う1バックのシステムを採用します。KAIは右ハーフで先発出場を果たします。
しかし、キックオフ直後のプレー、右サイドでボールを受けたKAIは、バックパスを選択。しかし、後方には1バックしかおらず、前からプレスを掛けて来た相手フォワードにあっさりとボールをカットされ、そのままゴールに流し込まれ、いきなり先制点を献上してしまいます。
このプレーで責任を感じたのか、続いてのプレーで相手の攻撃を寸断する素晴らしい守備を見せ、相手の追加点を阻止します。しかし、その後追加点を上げたのはSelección 2003。0-2となった前半6分、KAIは一旦ベンチへ退きます。再び13分に再登場したKAI。今度は、左ハーフの位置に入ります。試合はハーフタイムを迎えた時点で1-3と2点リードを奪われる展開でした。
後半はベンチスタートとなったKAI。10分後に再登場した際のスコアーは、3-4の1点差の状況でした。その後、一時は同点に追いつくも、再び勝ち越し点を許してしまい、試合は4-5で惜しくも敗れる結果となりました。最後の5点失点目は、KAIがマークすべき相手の突破を許してしまったところからスタートしたもの。KAIには、もう少しディフェンス面での仕事、責務を全うして欲しいと思います。守備の際は、少なくとも自分がマークすべき相手には“何もやらせない!” “ボールを奪い取る!”そういう意気込みで臨む必要があります。最初の失点後、責任を感じたKAIが見せたプレーが、一つのヒントです。あのプレーを繰り出したKAIは、“何とか最初のミスを取り返したい” “何とかしなければ”と言う気持ちが伝わるようなプレーでした。その彼の中にはっきりと存在する責任感を、もっともっと発揮して欲しいと思います。自分のミス以外はハードワークしないのか。味方のミスを救う為のハードワークはしないのか。自分のマークすべき相手の突破を許した事は、自分の責任ではないのか。そうした責任の所在をはっきりと理解し、もう少し幅広く責任感を担う事を覚えれば、あのきらりと光ったプレーがもっと沢山出てくるはず。今の彼には、勇気をもって果敢に挑む気持ち、守備の責任感をもっと担う姿勢が必要です。相手からボールを奪い取ると言うアグレッシブなメンタルが必要です。
さて、続いてはAlevin2003年大会、SHUTO擁するToros Negrosは、Selección Balear 2003と第3節を迎えます。この試合もSHUTOはベンチからのスタートとなります。いきなり開始1分で失点をする悪い流れからのスタートとなったこの試合、直ぐに8番のDAVIDが個人技で同点としますが、ディフェンスのミスもあり連続2失点!そんな展開の中、なかなか使ってもらえないSHUTOは、ベンチに座るSHUTOの顔がイライラして見えます。前半残り5分でようやく登場するSHUTO、しかし、ボールに触った回数は僅かに1度きり。今日はなにか元気がありません。前半は2対3と1点ビハインドの中でハーフタイムを迎えます。
後半はBalear猛攻を繰り出します。ここでなんと、10分過ぎからSHUTOがいつものフォワードでは無く、センターバックで登場します。が、この戦術の変更も、後半の一方的な展開は変わる事はありませんでした。終わってみれば3対8、これで3連敗を喫することとなりました。
今日、もう一つ元気が無い様子のSHUTOに聞いてみると、午前の練習中に足の指を踏まれて、少し腫れと痛みがあり、動きが制限されてしまったようです。一方、監督は、「SHUTOの粘り強いディフェンスを守備に役立たせようと思ったが、足がそこまで痛かったとは。」と。一刻も早く、足が完治するのを待つばかりです。
この日の最後はREI。Toros Negrosはこの日、Selección 2002と対戦です。選抜チームとは言え、1歳年下のチーム。何が何でも負ける訳には行きません!!!
3連敗だけは避けたいToros Negros。今日もREIは元気にスタメンです!そろそろ結果が欲しいREI。ところが、今日の相手は強敵でした。相手の15番がやけに上手い!聞けば、このANTONIO君は、バルサカンテラ所属との事!なるほど、納得です!!!スピードには自信のあったREIですが、ANTONIOのスピードは更にその上!年下ながら、それ以外の要素でも、ANTONIOの実力は抜きん出ていました。そのANTONIOにポンポンとゴールを決められ、Toros Negrosはどんどんモチベーションを下げて行きます。REIも全くボールを触らしてもらえないまま、前半終了。後半開始にToros Negrosは1点を返しますが、相手の勢いは止まりません。しかし、ようやくこの時が訪れます!コーナーキックからの展開で、REIが放ったヘディングシュートが見事に決まります!!!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
ようやく、ようやくREIに初ゴールが決まります。それも、得意なスピードを活かしての突破からでは無く、小柄なREIのヘディングシュート!!!笑 形はどうであれ、これで変な力が抜け、これから、よりREIらしさを発揮しやすくなってくるのでは無いでしょうか!?実際、ゴールを決めてから、徐々に波に乗ってきた感があるREIでしたが、時既に遅し。2対11で敗れる結果となりました。REIは、まだまだ全力でやれていないと映る事が多々あるので、明日から悔い無い様、もっと全力で取り組んでチャレンジしてもらいたいと思います。
さて、この日は大会後、バルセロナの名所、サグラダ・ファミリアに立ち寄りました。RIKUは既に見ている事と、お尻が痛いと言う事で、先に選手寮に戻りました。
ほんと勝てないですね〜笑
結果はさておき、勝ち負けにこだわって
全力でできるといいな!
年下のエース!凄い子と一緒にサッカーできて
いい経験になったでしょうね。
SHUTO君も落ちついたかな?いい笑顔で写っていますね!!
投稿情報: REIママ | 2013/07/28 01:15