さぁ、ワールドカップ・サッカースクールトーナメントも開幕してから早4日目、初日の予備日を加えると、ちょうど半分の5日目を迎えます。いや~、時が経つのは本当に早い!
まだまだ満足の行く戦いぶりを見せる事が出来ていない我らがサムライ4人衆。しかし、そんな事を言っていたら、アッと言う間に最終日を迎える事になってしまいます。“いつ全力出すの!?” (えっ、もう古いって!?笑)
皆には、とにかく悔いの無い戦いをして欲しいと強く思います。
さぁ、では早速、今日の試合を追ってみましょう。
まずはSHUTO。グループリーグも一巡して、今日から2回戦目。ここまで3連敗で4チーム中4位に甘んじているToros Negros。何とか初勝利をものにしたいところです。
この日の相手は開幕戦で対戦したÁguilas。SHUTOにとっては2ゴールを決めた相性の良い!?相手です。SHUTOは今大会初スタメン、1トップで出場します。開幕戦以来ゴールがないSHUTOは、当然ながら、ゴールを目指します。試合は守備からしっかりと入ろうとする意図が見えるToros Negros。それが功を奏してか、先制点を取ったのはToros Negros!しかし、今日はエースの8番DAVIDが不在の為、攻撃の攻め手に欠けるToros Negros。SHUTOは持ち味の球際の踏ん張りで奮闘するも、体格で勝る相手に対し、幾度と無く倒されるシーンが目立ちます。もっと沢山食べて、丈夫で屈強な体を手にする必要がありそうです。先制点を奪って勢いに乗っていきたいところですが、逆に相手にスイッチが入り、連続4失点。。。
後半はディフェンスがガタガタになり、まさかの再び4失点!!SHUTO自身は前線でディフェンス面で頑張りを見せるものの、攻撃面ではいい仕事が出来ません。後半は1点返しますが、反撃もそこまで。試合は2-8で敗れる結果となりました。開幕4連敗のチームは何が足りないのか。まずは、がたがたに崩れるディフェンスでしょう。そこを引き締めて、もっと堅実なチームを作って行く必要がありそうです。果たして、SHUTOは勝利の美酒を味わう事が出来るのでしょうか!?
続いては、KAI & RIKU擁するSpanish Wolfs。まだ勝利が無いSpanish Wolfsは、この日2試合を予定しています。まずは昼間、Suecia(スウェーデン)との20分一本と言う変則マッチでリーガ第3節に挑みます。
1-3-2-1の布陣で臨んだSpanish Wolfs。RIKUは1トップで先発出場を果たします。対戦相手のSueciaには、現地在住のTAIGA君がおり、日本人対決ともなったこの試合は、RIKUが昨日出場出来なかったうっ憤を晴らすかのように、前線から果敢に精力的にアグレッシブに躍動します。しかし、ゴールに結びつく決定的なシーンを演出する事は出来ず、8分に早々と退きます。この時のスコアーは0-2。ここで、KAIが右サイドバックとして出場します。このポジションでのKAIは自分のゾーンをきっちりと守ろうという意識があり、堅実なプレーでチームにリズムをもたらします。すると、右サイドを駆け上がり、シュートを放つKAI。ところが、ボールは意図した形とは違い、ミスキック。が、これが功を奏し、絶妙なセンターリングとなってゴール中央へ転がり、これを詰めていた味方がファーサイドに蹴り込み、1点を返します。このプレーをきっかけに息を吹き返したSpanish Wolfsは、その後更に1点を返すも、20分はあっと言う間に訪れ、結果、2-2のドローに終わりました。なにわともあれ、初の勝ち点1獲得です!!!
さぁ、続いてはこの日2試合目、午後の試合は20分ハーフで行われました。
対戦相手はAustria(オーストリア)です。
この試合、1-1-3-2の超攻撃型布陣で臨んだSpanish Wolfs。KAIは2トップの左で先発出場を果たします。ここでのKAIはゴールを脅かすような大仕事は無かったものの、堅実なプレーでチームの潤滑油としての役割を着実にこなして行きます。状況がはっきりと有利でない時は、慌てずにシンプルなパスで繋ぐ状況に合わせたクレバーさを発揮するKAI。まだまだ球際やボディーコンタクトに難はあるものの、試合の中で自分が何を出来るかを自分なりに把握し、実践しつつあるようです。
前半も残り僅かな時点、2-0でリードした場面でRIKUが登場、システムもそこから、守備力を安定させる1-2-3-1に変更します。この僅かな時間に、Spanish Wolfsが更に猛攻を仕掛け、右サイドに入ったRIKUも今大会2点目となるゴールを叩き込みます。シュートの場面は右サイドから低い弾道の強烈なシュートが逆サイドに突き刺さったもので、パンチ力のあるRIKUの真骨頂的な素晴らしいシュートでした。これで5-1とリードし、前半を終える事に成功します。
後半も同様の展開で、Spanish Wolfsが優勢に試合を進める展開。貪欲にゴールを目指すRIKUに更なるゴールも生まれ、終わってみれば7-1の圧勝。遂に、Spanish Wolfsは今大会初勝利を上げる事に成功しました!!!
続いては、REI。この日は2試合を戦う事になるToros Negros。まずは昼間、20分一本の変則マッチで、Jaguaresと対戦としました。時間が短いだけに、先制点が非常に重要。布陣は1-2-3-1で、REIは右ハーフで出場しました。そして、この試合で先制点を上げたのはToros Negros。REIのアシストによるもので、試合はそのまま、1-0でToros Negrosが勝利しました!!!ようやく掴み取った初勝利!さぁ、これから勢いに乗って、ガンガン行きたいところです。
ところで、この試合、REIは3点自らもゴールを決めるチャンスを手にしました。しかし、無得点。2つのシュートは枠を外し、1本はGKに防がれてしまいました。彼の課題は決定力、シュート力です。スペインのGKは相当鍛えられているだけに、生半可なコースでは止められてしまいます。ましてや、枠を外すなんて問題外。攻撃的な選手なら、きっちりネットを揺らすところまでをこだわって取り組んで行って欲しいと思います。もっとも、そういうチャンスを手にしたのは、彼のスピードや技術があったからこそと言う事も、付け加えておきましょう。
続いて午後には、Portugalと対戦しました。この試合は通常通り、20分ハーフの試合となります。そして、この試合で、ライバルの5チームとの総当たり1回戦目が終了する事になります。
5試合連続スタメン、そう、すっかりチームのレギュラークラスの座を勝ち得たREIは、昨日ゴールを決めているだけあって、この試合も期待が掛かります。開始からガンガン攻めて行くToros Negros。どうやら、昼間の初勝利によって、チームに自信が生まれたようです。ディフェンスもしっかり戻って、皆がいい仕事をしています。やはり、守備が引き締まると、チームは強い!カウンターからToros Negrosに先制点が生まれます。が、しかしすぐに同点とされ、そう簡単には行かない事を思い知らされます。しかし、このチームにはREIがいました!この大会の目標を「大会得点王!」と力強く語ってくれたREI。チームのエースになりつつあるREIが、大会2点目となるシュートを叩き込みます!!!さらには、その5分後に、再びREIの3人を足技で抜いてのシュート!このスーパーゴールが見事に決まり、会場が大いに沸き立ちます!!!前半は3対1でハーフタイムを迎えます。
後半は温存され、途中から出場します。何回かスピードを活かしたカウンターを見せるREI。しかし、ハットトリックとはならず。終了間際に1点返されてしまうがこのまま試 合は終了。3-2。昼間の試合に続き、連勝!!!REIの素晴らしい働きもあり、チームは最高の1日を過ごすことが出来ました!!!
ようやく、REIも本格的に目覚めて来たようです!!!
勝利おめでとう!
引き続き波に乗って残りの試合全力を出し切れるよう応援してます^_^
投稿情報: RIKU母 | 2013/07/28 15:30