いよいよ、Sant Andreuでのトレーニングも、この日を入れてあと2日。3週間は、長いようで、アッと言う間です。残り1週間となった段階での2人のコメント
IBUKI「ここまでの2週間で学んだ、スペインでのガッツ精神と、最後まで諦めない事を、最後の1週間でしっかり体に沁みこませたい。日本ではスライディングしたら怒られるけど、こっちは天然芝だし、皆ガンガンやってくるので、迫力があった。」
HYUGA「残りの1週間は、今までの2週間で学んだ、ずる賢さや図々しさを、ちょっとでも身に付けたい!」
それにしても、“スライディングしたら怒られる”と言うのは、どういうことなのでしょう!?砂のグラウンドで、怪我するからやるなと言う意味なのだとしたら、仕方ありませんが、他に理由があるのだとしたら、聞いてみたいものですね。
さて、この日は午前中、街の散策をした後、午後はいつものようにトレーニングに励みました。
IBUKIは1歳年下のBenjaminチームでのトレーニング。そこでは、一つ一つの練習メニューを精力的にこなす彼の姿があり、監督もその取り組む姿勢には称賛の声を送っていました。言葉が十分に分からないにもかかわらず、練習前の説明の際には、監督の身振り手振りをじっと見て、何をやるのかを想像し、そして、練習の中でも、受けた指摘によって微調整し、しっかりとチームに順応する姿が見られました。この日の練習は2人組みによるパス、ロンド(鳥かご)、ボールポゼションの練習などを中心に行われました。
一方のHYUGA。今日は一つ上のチームで最後の練習となりました。この留学で一番の衝撃を受けたチームでも有り、一番お世話になったチームでもある。課題にしていた、持ち過ぎてしまう癖は、今日はあまり見られず、的確な判断を下にプレーしていました。練習の理解力が速く、何も問題なく練習に溶け込んでいるのを見て、監督も絶賛でした。帰り道では、「このチームと練習できてまじで良かった。」の一言!!可能なら、もっと学びたい事が沢山ある、とも語っていました。あと残り僅かで日本に帰らなければならないシチュエーションを寂しく思っている様子で、帰りたくないのか、その話題になると、やや元気がありません!笑。
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