3週間の2人の大冒険も、早くも2週目を迎えようとしています。
週末は長期で日本から挑戦に来ているお兄ちゃん達のプレー姿を色々見て、また彼らと戯れたりして、刺激を受けた2人。
また新たな1週間のスタートです。
この日は、2003年生まれの同じ年のチームの練習が無かった為、2人はそれぞれ分かれて、別のチームでの練習となりました。
まずはSant Andreuのメインスタジアムで17:30から練習となったIBUKI。この日は、Benjaminと言う1歳年下のチームに混ざってのトレーニングとなりました。ここでは、ちびっ子ながら、なかなかのレベルを持ったメンバーが揃う中、IBUKIの奮闘する姿が見られました。攻守に分かれてのトレーニングでは、特に守備面で、粘り強く喰らい付いて相手の攻撃を防ごうとする姿勢が見られました。一方、左ウイングのポジションで攻撃に就いた際には、ゴールに繋がる効果的なプレーは繰り出せませんでした。特に、ボールを足元でもらう事が多く、簡単に相手のディフェンスに読まれているシーンが目立ちました。もっと、相手の背後のスペースへ走り込んでもらう動きとか、オフ・ザ・ボールの動きに工夫が必要です。
その後、ミドルシュートとセンターリングシュートを連続した動きから狙うトレーニングでは、センターリングシュートを何度かしっかりと決める姿が見られました。一方、キック力が求められるミドルシュートでは、コーチがゴールマウスを守るゴールを仕留める事は出来ませんでした。
年下とは言え、強豪Sant Andreuでのトレーニングで、ようやく、メンバーの1人としてやれているIBUKIの姿が見られました。また、練習に取り組む真摯さも良く、これからのプレーぶり、成長ぶりに期待したいところです。
一方、離れの練習場AISS(アイス)で19:15からのトレーニングとなったHYUGA。この日も1歳年上の2軍、Alevin Bでのトレーニングに呼ばれました。既に1回やってるだけあって、練習はすんなりと溶け込んでいます。監督に殆ど注意される事も無く、練習内容を理解出来ているところは、素晴らしい。一方、課題は大きく分けて2つ挙げられます。1つは、持ち過ぎるきらいがあり、体格で勝るスペイン人達にすぐボールを奪われてしまいます。もう1つは、声。練習以外はスペイン人と仲良くコミュニケーション取っている姿が見られるのですが、練習になると全く声が聞こえない。ボールを欲しいタイミングで呼び込む声をもっと積極的に出して、どんどんプレーに参加する事が必要です。
お客さんムードの1週目を終え、2週目からは、少し厳しい目で見て行きたいと思います。
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