« 2013年9 月 | メイン | 2013年11 月 »
さぁ、この日は待望の試合！エスパニョール・スクールリーグでのデビューとなります。
共に同じチームで２０分ハーフの試合を戦います。相手は同じスクールの１歳年上のチーム。７人制の試合で、前半はHYUGAが１トップに入ります。開始早々にアシストをポン、ポンと２つ記録したHYUGA。得意のドリブル突破で幾度と なく積極的に仕掛けてゴールを狙います。一方、何度かあったチームのゴールチャンスの中で、シンプルにフリーの味方を使えばゴールと言うシーンで、持ち過ぎて取られてしまう場面も。自分が、自分がと言う積極性は、ストライカーとしては大事な事ですが、確実にゴールを奪う為に、局面局面で如何によりよい選択肢を選ぶかと言う事も、良い選手になる為には重要なポイントです。ゴールになる場面で持ち過ぎてしまい、奪われてチャンスが潰れるシーンが多々あったので、そういう戦術眼、判断力も、これから鍛えて行って欲しいと思います。
一方、HYUGAに代わって後半から登場したIBUKIは、やはり１トップの位置で出場しました。彼の良さは、労を惜しまずにガンガン前線で駆け回り、相手ディフェンスに圧力を掛けるところ。かなり効いていました！また、チャンスのシーンではスルーパスに反応し、これを折り返してアシストを記録！Muy bien !!!
IBUKIの献身的な働きには、監督からもお褒め言葉が飛び交います。課題としては、ボールが入った際に、慌ててしまうきらいがあるところ。もっと落ち着いてボールを処理出来るようになれば、もっと良くなるはずです。その為には、もっと自分の技術に自信を持てるようになる為、スキルの向上に励む必要があるでしょう。また、チャンスの際、どこにスペースがあり、どのような形でボールを受ければ、ゴールに繋がるプレーが出来るのか、そうしたポジショニングを学ぶ必要もあるでしょう。DFがいるところに態々行ってしまい、自分のプレーを窮屈にしてしまっている場面が多々見られました。
残念ながら、この日は２人共ゴールが無かっただけに、来週に期待しましょう！！！
それにしても、時が経つのは速い！IBUKIとHYUGAの冒険も、早くも折り返しに来ようとしています。
この日、まずはIBUKIが、１７：３０より、Sant Andreuスタジアムにて、トレーニングを行いました。前回に続き、この日も１歳年下のBenjaminのチームでトレーニングしたIBUKI。ウォーミングアップから、ボールタッチ、コントロールの基礎練習を行い、続いて、４ヶ所に分かれて、パスやスペースへ動くトレーニングを行いました。そこでは、序盤、周囲がトレーニングの内容を把握しきれず、ローテーションが乱れる中、最初の監督の身振り手振りの説明を注意深く聞いていたIBUKIは、最初からしっかりと内容を理解。これには、監督も、「Muy bien ! IBUKI（いいぞ！イブキ！）」と称賛の声を送ります。
終盤には、小さいゴールを置いてのミニゲーム。そこでは、スライディングを繰り出すなど、これまでには見られなかった気合の入ったIBUKIのプレーぶりが見られるようになって来ました。環境に慣れ、ようやく、エンジンが掛かって来たのでしょうか！動きもダイナミックになり、相手からボールを奪うシーンも！いいぞ！IBUKI！！！
一方、その後に練習の順番が回って来たHYUGA。この日もAlevin B（２００３年の１軍）との練習です。練習を重ねるにつれてだんだんチームにも溶け込んできたHYUGA。今日の練習は主に１対１や２対２の対人や、ゲーム形式のトレーニングが行われましたが、HYUGAにとってはかなり辛い日となりました。それは、この日の対人でパートナーとなった選手がチームのエース。足が速く、テクニックがあって、パワーもある非常にいい選手で、HYUGA曰く、「チンチンにされた。。。」と大分ショックだった様子です。練習後に凹み気味のHYUGA。なかなか日本では出会えないレベルの選手だったようで、それこそが、態々海を渡って来た甲斐があると言う訳で、今、HYUGAは、貴重な体験をしていると言えるでしょう。残りの日数で、ちょっとでも追いつけるように頑張らないと！それでも、いつもよりは声も出ていたし、良い部分も見られました。
今週最初のエスパニョール・スクールのトレーニング。先週は残念ながら無かった“土曜日リーグ”ですが、今週末は予定通り行われると言う事で、そこへ向けて、IBUKIとHYUGAの２人は、楽しみにトレーニングに励みます。週末、お兄ちゃん達の試合でプレーする姿を見て、やはり「試合がしたい！」と強く思ったようです。
エスパニョール・スクールも２週間目となり、チームメイトともすっかり溶け込み、じゃれ合う姿が見られます。この日の練習は、ウォーミングアップの後、シュート系、テクニック系、ゲーム形式と３０分毎にメニューを変えながら、順繰りにトレーニングして行きます。紅白戦では２人は別々のチームに分かれて出場し、対決していました。それぞれのチームでは、２人共にセンターフォワードを務めていました。ここでは、IBUKIは２ゴール！更には、前線からのプレスを精力的にこなしていました。課題としては声がもっと出ていれば、もっとゴールチャンスに絡めていた点。まだまだ“遠慮”している姿が見られます。ピッチの上に立ったら、遠慮と言う考えは、全く不要です！！！IBUKIは手でアピールする姿は見られるのですが、味方が舌を向いていたり、IBUKIの事が目に入っていない場合もあり、やはり、声を出さないと味方には伝わりません。是非この課題を克服してもらいたいと思います。
一方のHYUGAは、こちらも３点決める活躍を見せていました。HYUGAは、ボールを持ったらスピードで相手を振り切る事が出来き、良いプレーぶりを見せているのですが、やはりオフの動きに難あり。もっと状況に応じてポジショニングを修正し、もっと効果的にボールを受ける事が出来れば、得意のドリブルが光って来るはず。どうしても下がってもらいに来る事が多く、中盤で団子サッカーに拍車を掛けてしまっています。あとはIBUKIのような前からのプレスを掛けるミッションも、フォワードの重要な仕事として、しっかりこなす事も重要です。
３週間の２人の大冒険も、早くも２週目を迎えようとしています。
週末は長期で日本から挑戦に来ているお兄ちゃん達のプレー姿を色々見て、また彼らと戯れたりして、刺激を受けた２人。
また新たな１週間のスタートです。
この日は、２００３年生まれの同じ年のチームの練習が無かった為、２人はそれぞれ分かれて、別のチームでの練習となりました。
まずはSant Andreuのメインスタジアムで１７：３０から練習となったIBUKI。この日は、Benjaminと言う１歳年下のチームに混ざってのトレーニングとなりました。ここでは、ちびっ子ながら、なかなかのレベルを持ったメンバーが揃う中、IBUKIの奮闘する姿が見られました。攻守に分かれてのトレーニングでは、特に守備面で、粘り強く喰らい付いて相手の攻撃を防ごうとする姿勢が見られました。一方、左ウイングのポジションで攻撃に就いた際には、ゴールに繋がる効果的なプレーは繰り出せませんでした。特に、ボールを足元でもらう事が多く、簡単に相手のディフェンスに読まれているシーンが目立ちました。もっと、相手の背後のスペースへ走り込んでもらう動きとか、オフ・ザ・ボールの動きに工夫が必要です。
その後、ミドルシュートとセンターリングシュートを連続した動きから狙うトレーニングでは、センターリングシュートを何度かしっかりと決める姿が見られました。一方、キック力が求められるミドルシュートでは、コーチがゴールマウスを守るゴールを仕留める事は出来ませんでした。
年下とは言え、強豪Sant Andreuでのトレーニングで、ようやく、メンバーの１人としてやれているIBUKIの姿が見られました。また、練習に取り組む真摯さも良く、これからのプレーぶり、成長ぶりに期待したいところです。
一方、離れの練習場AISS（アイス）で１９：１５からのトレーニングとなったHYUGA。この日も１歳年上の２軍、Alevin Bでのトレーニングに呼ばれました。既に１回やってるだけあって、練習はすんなりと溶け込んでいます。監督に殆ど注意される事も無く、練習内容を理解出来ているところは、素晴らしい。一方、課題は大きく分けて２つ挙げられます。１つは、持ち過ぎるきらいがあり、体格で勝るスペイン人達にすぐボールを奪われてしまいます。もう１つは、声。練習以外はスペイン人と仲良くコミュニケーション取っている姿が見られるのですが、練習になると全く声が聞こえない。ボールを欲しいタイミングで呼び込む声をもっと積極的に出して、どんどんプレーに参加する事が必要です。
お客さんムードの１週目を終え、２週目からは、少し厳しい目で見て行きたいと思います。
【MGFニュース】
Juvenil Primera Divición grupo 4
リーガ第２節、ホームでの開幕戦となったこの試合、YASUKAZU & ATSUSHI擁するFundación Hermesは、ALZAMORAを迎え撃ちます。開幕戦と同様、共に先発出場を果たし、ATSUSHIはセンターバック、YASUはダブルボランチの一角を務めます。０－１とリードされて迎えた後半早々に同点に追いついたFundación Hermesでしたが、その後２ゴールを奪われ、２連敗となってしまいました。
この試合、ATSUSHIはセンターバック→右サイドバック→ボランチ、そして最後はワントップに起用されるなど、チーム内でどこが一番フィットするのか、模索されながらの出場となりましたが、奮闘していました。
一方、YASUはボランチと言うチームの心臓部分を任されながらも、ボールタッチの場面が少な過ぎます。もっと積極的にボールに絡み、チームの主力になるつもりで、取り組む必要がありそうです。