RYOの体験も、早くも半分の2週間が過ぎようとしています。ここでは、折り返しの時点において、RYOの感想を聞いてみました。
“これまで日本でやって来た事と比べて、その違いは!?”
RYO「全然、何もかもが違います。今回、Sant AndreuのJuvenil B(同じ年1996年生まれの1軍)とJuvenil D(ユースの2~3軍チーム)の2チームで練習参加させてもらっているんですけど、Dの方でも、自分の日本のチームより、正直上です。やれている部分もありますけど、こっちはフィジカルの強さだったり、球際の強さは日本では味わえないものがあって、自分の力では全く通用しないと言う事が分かりました。こっちの選手は守備が上手いと言うか、守備力が高い。相手からボールを奪うレベルが高いです。それから、テクニックや個人技の部分でも、日本の自分のチームとは全然違いますね。正直、Bの方は、皆背もデカく、体格が良くて、フィジカルが全然違うし、パワー、スピード、全然違いますね。」
“こっちに来て、浮き彫りになった自分の課題はあった!?”
RYO「今まで、日本では、自分は球際は強く行っている方だと思っていたんですが、それが全然だって事が分かりました。自分の球際は弱いって事が分かりました。トラップも課題。日本では、トラップを足元にしてもあまりプレッシャーもこないし、問題無いんですが、こっちは足元にトラップしていると素早いプレッシャーで狙われてしまうし、ちょっとでもトラップが大きくなったり、相手に晒してしまうと、一瞬にして奪われてしまう。トラップの質にはもっとこだわらないと、こっちでは通用しない。スペイン人は、そんな中、相手に読まれないよう、常に自分の意図するスペースに運んだり、相手が飛び込めない場所にすっと置いたりするのが上手い。それに比べ、自分はトラップも課題だなと痛感しました。」
“逆に、こっちでも通用するなと思えた、自信になった部分はある!?”
RYO「決定力とドリブルですね!決定力という部分では、日本でもしっかり決めるところは決められていたんですけど、スペインに来ても、そういう部分は出来ているので、通用するかなと。あと、ドリブルは自信がつきましたね。」
“最後に、残り半分へ向けての意気込みを!”
RYO「本当に、日本では味わえない体験が出来ていて、毎日が刺激の連続です。この1ヶ月を今後に繋げられるよう、少しでもレベルアップ出来るよう、取り組んで行きたいと思います!」
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