僅か1週間、僅か3度のエスパニョール・カンテラの練習において、その貴重な時間を皆心得ているのか、回を重ねる毎に、皆から積極性が出て来て、それと比例するように、パフォーマンスが向上して来ています。流石若い子供達の適応能力には、驚かされます。こうも変わるものかと。逆に言えば、最初の入りが悪過ぎた。今ぐらいの状態を、最初から発揮出来る強く、タフで逞しいメンタリティーを、もっともっと身に付けて欲しいと思います。
最年長のSEITAは、ややアジリティに課題があるものの、1歳年上の猛者達の中で、一杯一杯ながらも、懸命にプレーし、喰らい付こうとしている姿が非常に印象的です。取り組む姿勢、気持ちの部分では◎!!!SEITAには、何よりも重要な、闘う姿勢、根性が宿っています。その真摯な気持ちで取り組んで行けば、もっともっとフットボーラーとして、成長するはずです!
新6年生の2003年の早生まれのTAKERUは、俊敏性、スピード、テクニックを高レベルで持ち合わせています。年下には負けてなるものかと言う気持ちも今では強く押し出し、エスパニョールでも十分に通用するプレーぶりです!
一方、新5年生となる2003年生まれのRANは、得意の左足を駆使し、スピード、ドリブル、そしてシュートと、彼もまた、非常に興味深いレベルのパフォーマンスを披露してくれました。将来が楽しみな選手の一人です!
2004年の早生まれ、新5年のTOKIYAもまた、足元の技術がしっかりしています。運ぶところは自分で運び、フリーの味方に的確に供給するパス、戦術眼もなかなかのものです。強いて言えば、自分のシュートで決めてやる!と言う強引さが欲しいところ。スペインでは、打てるべき所で打たない選手は、評価を下げてしまいます。もう少し、自分でフィニッシュする感覚を増やして行った方が、もっと魅力的な選手になって行くはずです。
最後が、最年少、2005年生まれの新3年生、TOMO。昨年に引き続き、今年も参戦!練習後、「俺、レベルアップして来たはずなのに、あいつら、それ以上にグレードアップしとった!」と語ったように、追いつくどころか、同じ歳のエスパニョールの猛者達は、更に遠い存在になっているようです。今回、少しでもまた彼らに追いつけるように、頑張ってもらいたいものです!!!
コメント