MGF 現地レポート

エスパニョール・サマーキャンプ2014速報6【Hasta proxima, amigos !!!】

 Hola muy buenos días !!!

　さぁ、いよいよエスパニョールキャンプも、あっという間に最終日を迎える事になりました！５日間も寝食を共にし、真夏の暑い日差しの中でボールを追い掛け合った仲間とも、今日でお別れです。

　午前中は遊び形式の的当てやフットボールテニスなどで楽しんだ後、いつもの宿舎のプールでひと泳ぎして、午後は最後のトレーニング。“W杯決勝トーナメント”を行いました。

準決勝ではそれぞれ分かれて試合を行い、IBUKI擁するチリは、１−１の引き分けの後、PK戦で勝利、決勝に駒を進めました。

一方、HYUGA擁するイタリアは、HYUGAのゴールなどで、こちらも２−２の引き分け、PKでは、HYUGAもキッカーを努め、ゴール！見事に決勝に進出しました！！！

　そして、決勝戦は、今キャンプで３度目の対戦となるチリ対イタリア。

ここでは、過去の２度の対戦と同様、イタリアが勝利する結果となりました！！！

 

　最後はキャンプ締めくくりのセレモニー！キャンプを統括したDAVID FERNANDEZ氏より、全員にキャンプ終了証書が手渡され、お互いの頑張りを称え合いました！

　バンガローに同宿した、マックス、イサン、ウリ、アドリー等共お別れです。彼らとは、「HASTA PROXIMA !!!（また次回会おう！）」と約束し、それぞれの家路へ就きました。

 

エスパニョール・サマーキャンプ2014速報5【武器を身に付け、生かせ！】

　エスパニョール名物監督DAVID FERNANDEZ氏によるサマーキャンプINバニョラスも、早くも４日目を迎えます。昨日のウォーター・パークですっかりリフレッシュした一行は、この日はいつものように、ガッツリと２部練習を行いました。

　午前中は、いつものように、４カ所に別々の目的をもった練習グリッドを設置し、グループに分かれて、それぞれのグリッドを３０分毎に回して行きます。この日は、フットボールテニス、ペナルティーキック、GKとの１対１、ボールポゼションなどの練習が行われました。

 

　練習後、一旦宿舎に戻り、昼食を取り、キャンプ場備え付けのプールでエンジョイし、その後、少しの休憩を取った後、再び午後１７時からのトレーニングです。

 

　午後は、再び試合です。IBUKIやHYUGAにとって、１〜３歳年上のお兄ちゃん達と混ざっての試合では、流石にフィジカル面で厳しいものがあります。それでも、HYUGAは臆する事無く、玉際に挑み、気持ちでは決して負けていません！IBUKIも、以前バルセロナに来た際には、日本人少年の誰もが持つ“日本病”所謂、玉際の緩さ、弱さを持っていたのですが、流石に３度目のチャレンジとあって、大分、スペインの感覚に慣れて来たようで、やはり、ボディーコンタクトの部分で勇気を張れるようになって来ました。暑い中、皆、逞しく闘っています。

　この日もチリ対イタリアのサムライ少年ダービーが行われました。トップの位置に入ったIBUKIは、いつものように味方からのラストパスを狙って、前線に張っています。スピードのあるIBUKIは、裏に良いボールが出てくれば、チャンスに絡む事が出来ます。あとはフィニッシュのアイデアと精度。最後のGKとの１対１の局面で、如何に冷静にゴールネットを揺らすか、シュートの技術も含め、もっともっと練習しなければならない部分です。そして、ボールがなかなか受けられない時に、マークしている相手ディフェンスに対し、どういう動きを繰り出して行くべきなのか。裏に抜け出すフリをして、引いて受けるのか、引いて受けるフリをして、裏に抜けるのか、斜めに走り込んで相手ディフェンダーを攪乱するのか。そうした、前線でのスペシャリストとしての武器を増やし、持ち味のスピードを生かす術を身につけて行かなければなりません。それでも、この日は味方のセンターリングをファーサイドで合わせ、１ゴールを決めていました！

　一方のHYUGAは、中盤の位置を広く動き回り、チームの潤滑油として奮闘しています。対峙する相手の選手が一回り大きなお兄ちゃんで、コンタクトプレーに手こずりながらも、気持ちでは決して負けていません！足元の技術にも良いものを持っており、パス、ドリブルと状況に応じて的確にプレーを繰り出します。そして、対チリ戦では、自らの個人技で突破してのシュートにより、２−１の勝利に貢献していました！

 

エスパニョール・サマーキャンプ2014速報4【プールだぁ！！！】

　キャンプ３日目。この日は、終日エクスカーション！迫力あるスライダープールが何種類もある事で定評のあるビッグ・ウォーター・パーク、AQUABRAVAへ。日中は３０度を軽く超えて来る猛暑日の中、束の間のリフレッシュです！

 迫力あり過ぎてちびっ子軍団の中には、ビビって避けるものも！笑　ちょっと日本ではお目に書かれないレベルのど迫力級のスライダーが並んでいます。

　キャンプ生達は、ここで思い思いに楽しく過ごし、また明日からの楽しくもハードはキャンプに備え、英気を養いました！

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2014速報3【共にゴール！！！】

晴天に恵まれたこの日、午前中には、ドリブル、パスワーク、シュートと言った様々なメニューをローテーションでリズムよくトレーニングを行いました。

そして、午後は恒例にキャンプ生でチーム分けしての“W杯”！！！

各チームには国の名前が付けられるだけでなく、各少年には、その国の中で誰なのかというところまで、細かく決めて行きます。そして、イタリア代表に入ったHYUGAは、何と“バロッテッリ”！！！一方、チリ代表に入ったIBUKIは、アレクシス・サンチェスと命名されました！！！

その両チームがこの日は激突しました！つまり、サムライ少年ダービーとなった訳です。

試合は、HYUGAが味方がマイナスに折り返したセンターリングを見事なシュートで叩き込むと、対するIBUKIも相手のマークをドリブルでかわして、左足を一閃、ゴールポストに当って入る素晴らしいゴールを決めて、応援します！

HYUGAは中盤の位置に入り、頻繁にボールに関わって、チームにリズムをもたらします。一方のIBUKIは、フォワードの位置に入り、味方からの好パスを待っている状況、なかなか頻繁にボールを触る事は出来ませんが、モチベーション高く試合に臨んでいる様子が伺えます。そんな中で生まれた上述のゴールは、過去２度のバルセロナ短期留学で来てくれた際には見た事の無いような、嬉しく驚かせる程の素晴らしいゴールでした。

　試合はイタリアが勝利を収めました！

 

キャンプ２日目にして、早くも仲間が出来、楽しんでいる様子の２人。スペインでも大人気の日本のアニメの曲を一緒に歌って楽しんでいます。

バンガローでは、新しい仲間イサンも加わり、皆楽しく、満足した様子で過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2014速報2【雨中の初日】

 

　

HYUGAとIBUKIはバルセロナより北へおよそ２時間程移動した湖の町BANYOLESに到着。キャンプ地Càmping El Llacに到着した２人は、早速バンガローに入り、同宿する仲間とご対面。Castellar del Vallèsという町からやって来た３人組、アドリー、ウリ、マックスと５人で１つのバンガローを共有する事になりました。ここで本領を発揮するのがIBUKI！持ち前の人懐っこさとひょうきんなパフォーマンスでグイグイとスペイン人の中に入って行きます。スペイン人も気質はフレンドリーなだけに、あっという間にアミーゴ（友達）に！流石、若者は溶け込むのが早い！

　翌日には、早速キャンプ初日となりましたが、この日は生憎の雨。しかも、大雨です！夏のスコールかと思いきや、結構な勢いで長時間降った為、残念ながら、午前中のトレーニングは中止となりました。

　午後は引き続き雨が落ちていたものの、午前中よりも勢いが弱まった為、午後のトレーニングを敢行しました。午前の分も取り返すように、ちょっと長めの２時間半程、汗を流しました。

　キャンプには、２０００年生まれのバルサのカンテラ（下部組織）のエース、将来を嘱望されているセルヒオ、そして、同じく２０００年生まれのエスパニョールのカンテラのエース、ミゲルが共に参戦。本キャンプのレベルをこの２人がグイグイと上げてくれる事でしょう。

　セルヒオは元エスパニョールのカンテラの選手で、当キャンプをオーガナイズしている現エスパニョールのカンテラの指導者の一人、ダビッ・フェルナンデス氏から師事を受けており、自由参加のキャンプに、再び師事を受けに参加して来た形です。共に今はライバルながら、こうしてキャンプ地で一緒に汗をかけるというのも、キャンプ企画の醍醐味です。他にも、バルサやエスパニョールのカンテラの選手が当キャンプに参加しています。

　さて、HYUGAとIBUKIは、キャンプの中でどんなプレーぶりを見せてくれるのでしょうか！？

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2014速報1【到着】

Hola !!!

¿Buenos días? ¿Cómo estáis?

¡Espero que os vaya todo bien !

 

さぁ、今年もやって来ましたこの季節！

フットボールの本場、スペインのバルセロナエリアで行われるサマーキャンプに、日本から新たな若武者達がやって来ました！！！

 

今回は７月の第一週目という段階ですが、２名が日本でのスケジュールを調整し、（学校からの理解を得て！）、やって来ました。

 

IBUKI　　   ２００３年生まれ（東京）

HYUGA　　 ２００３年生まれ（東京）

 

２人はいずれも小学５年生、そして、過去に個人留学でバルセロナの町を経験済み。IBUKIに関しては今回が３度目のチャレンジとなります。２人共、「いつかはスペインに住んでチャレンジしたい！」という熱い志を抱いた２人。今回は、２人にどんな出会いが、そして、どんな体験が待っているのでしょうか！？

 

　金曜日の夜にバルセロナ空港に降り立った２人は、明日１日の調整日を経て、日曜日の夕方から、キャンプ地入りする事になります。

 

　その調整日となった翌日には、時差ボケで朝５時には軽く目を覚ました２人！笑。朝は軽く散歩をして、昼飯を食べてから、公園で自主練習に励み、一汗かいた後、MERCADO（市場）で買い物を済ませ、寮に戻って来ました。夕方からはワールドカップを観戦！が、アルゼンチンvsベルギー戦の途中で、２人はスヤスヤと夢の世界に入って行きました！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆参加選手の親御さまへのメッセージ◆
勇気を振り絞って子供の背中をポンっ！と押したはいいものの、子供の安否が気になって眠れない夜を過ごしている親御さまの為に、ほぼ毎日キャンプの様子をこのコーナーを利用してご報告してまいります。各ページの下にコメントを書き込めるスペースがありま すので、もしよろしければ色々と書き込んで頂ければ嬉しく思います。
なお、キャンプ期間中にこのページを子供達に見せることはありません。また、書かれていることを彼らに伝えることも致しません。「たけし～、元気？友達できた？生水は飲んじゃ駄目よ！」とか「つねちゃん、お父さんへのお土産としてバルサの新ユニフォームを買うの忘れちゃだめよ！」という類いのコメントは 無意味です。あらかじめご了承下さい。

また、国際電話可能の携帯電話を持参している少年もおりますが、基本的に緊急時以外の使用は厳禁です。折角遥々海を渡って、最高峰のフットボール文化を体験する為に少年達は来ているのですから、普段の日常をちょっとだけ忘れ、異文化に適応しようとする彼らの自立心を尊重してあげて欲しいものです。寂しかったら、友達を作れば良いのですから。

◆その他の皆様へのメッセージ◆
前述したとおり、このコラムは基本的には選手の親御さま達の為に執筆しますが、決して親御さま達の為“だけ”ではありません。もしよろしければ、ご感想をコメント欄に色々と書き込んで下さいますと幸いです。