Hola !!! Buenos días señoras y señores !!!
ワールドカップ・スクールトーナメントも大会6日目、いよいよ後半部分に突入です。この日はグループリーグ最終節、第5節が行われました。
ここまで4戦全敗のIBUKI擁するÁGUILA、グループリーグ最後の相手は、ここまで4戦全勝で首位を走るSelección 2003です。何とか全敗だけは阻止したいÁGUILA、1−2−3−1のシステムで、IBUKIも先発出場を果たします。相手は最下位チーム相手に、これまであまり出場時間が無かったメンバーを中心に先発メンバーを組んで来ました。なめられたものです!!!試合はそれでも自力で上回るSel.2003が攻勢に出て、ÁGUILAは防戦一方に追いやられます。ピッチの横幅と縦幅を存分に使い、リズム良くパスを回して来るSel.2003に対し、ボールを追い掛け回すÁGUILAメンバーは、運動量を強いられる苦しい展開です。そして、猛攻に耐え切れず、前半の内に3失点を喫してしまいます。しかも、その内の2点がIBUKIの右サイドを崩されての失点で、相変わらずの課題である、守備での緩さ、甘さを露呈してしまいます。後半、IBUKIは途中から出場、しかし、チームは後半、僅かにシュート1本しか打つ事が出来ず、IBUKIも守備に追われて試合終了のホイッスルを迎える事になりました。後半は相手の猛攻を耐えて、耐えて、無失点。粘り強く守ったものの、試合はそのまま0−3で敗れる結果となりました。
これでグループリーグは5戦全敗、最下位で終了となりました。明日は一日中日をはさみ、最後の3日間はあのインテル・ミラノ(イタリア)、そして、カステジョン(スペイン)のそれぞれ強豪クラブのスクール選抜を招待しての決勝大会が行われます。
さて、IBUKIの課題はもっと勇気をガッツを持ってプレーする事。守備では、ボディーコンタクトにしろ、球際の攻防にしろ、力強さがありません。体格的に小柄なのは仕方なくても、強く当たる、当たらないは気持ちの問題です。相手のキックフェイントに簡単にひっかかってお尻を見せてしまう癖も、相変わらずです。また、攻撃時には、数少ない自分に巡って来たチャンスでも、簡単に味方に譲ってしまう姿が見られます。自分の前にスペースがあり、味方にはより相手の圧力が掛かっている状況でも、パスを選択していました。自分が勝負しても味方に任せても、それが5分5分の可能性ならば、勝負に行くべきです!態々遥々海を渡って来ている訳ですから、強気で勝負しよう!
一方、ここまで1勝3敗のYUTO擁するTOROS。この日の対戦相手は同じく1勝3敗のSelección Barcelona。両者は4位の座を懸けて、直接対決に挑みます。1−2−3−1の右サイドに入ったYUTO。試合は、星勘定がそのまま反映され、両者互角の拮抗した展開。両者の粘り強い攻防に、なかなか得点チャンスが生まれません。それでも、徐々にSel.Barcelonaがチャンスを構築して行きます。しかし、GKの好セーブや、クロスバーに助けられ、スコアボードは動きません。
この日も強い灼熱の太陽が注ぐ中、真っ黒に焼けた少年達は、懸命にボールを追い掛けます。
前半も残り僅かになった頃、TOROSは守備から攻撃へ転じようとした際、パスミスを奪われ、ショートカウンターを許すと、そこから悔しい失点を喫し、遂に均衡が破られます。
TOROSは何とか中盤から前線にボールを運ぼうとするも、リベロ的に後方に1人残る13番の選手の強く、速い、そして上手いプレーぶりに、なかなかその牙城を崩せません。伊達に、1人で最高峰を守ってはいません。また、彼が最後の砦として食い下がる間に、必ず1−1−3−2の中盤の3人が素早く中を固めに戻って来るので、隙をなかなか見出せません。
YUTOは右サイドで何度かボールを受けるも、対峙した左利きのサイドハーフの12番との1対1の突破で、一度も打ち破る事が出来ませんでした。小柄なYUTOは、身長の高い相手の長いリーチを考えた、もっと深さのある切り返しや、自分の体でボールを隠しながらのドリブルなど、足元の技術を鍛錬する必要がありそうです。
試合は、後半、Sel.Barcelonaの2点目が決まった時点で勝負あり。その後は気落ちしたTOROSに対し、Sel. Barcelonaは立て続けに得点を重ね、終わってみれば0−5、敗れる結果となりました。
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