さぁ、この日からは大会も終盤、これまでリーグを戦った6チームに加え、新たにインテル・ミラノ(イタリア)とカステジョン(スペイン)のスクール選抜が特別ゲスト枠で参戦、8チームとなって決勝リーグがスタートします!
レギュレーションは、8チームが20分1本勝負の総当たり戦を2日間に渡って行います。すなわち、2日で20分1本を各チームが7試合戦う訳です。
そして、その結果を受け、最終日、7月31日には順位決定トーナメントが行われる事になります。
さぁ、我らがサムライ少年達は、少しでも手応えと自信を摑み取る事が出来るのでしょうか!?
【 IBUKI 】
ÁGUILA 1−3 Sel. Madrid
ÁGUILA 0−6 Sel. 2003
ÁGUILA 0−1 Toros
ÁGUILA 0−4 Inter Milano
昨日の中日での練習試合とは言え、初勝利を上げたÁGUILA。しかし、この日は4試合を戦って、全敗を喫する結果となってしまいました。Sel.Madridには1点を返すなど、粘り強い戦いを見せたものの、1−3で破れ、グループリーグで圧倒的な強さを見せたSel.2003にはここでも完膚無きまでに圧倒され、ライバルのTOROSには1−0で惜敗。そして、新しく参戦して来たInter Milanoにも0−4で完敗を喫しました。
IBUKIは相変わらず、足先だけで行く緩いディフェンスを繰り返してしまい、なかなか癖が抜け切れません。FWとして、攻撃でなかなか貢献出来ないのであれば、守備で奔走して補う事が必要ですが、ただ追っかけ回すだけのIBUKIは、そこから体をぶつけて奪い取ろうだとか、球際を激しく行こうだとか、そういう迫力を出せません。まだまだボディーコンタクトでも怖がっている様子滲み出てしまいます。彼に今最も必要なものは、闘うファイティングスピリッツと勇気でしょう。技術云々は、その次です。その技術も、トラップミスや、責任転嫁のパスをするシーンが多く、自分のところでボールを失い、相手のカウンターに繋がってしまうシーンが多く出てしまいました。ボールを持った時に如何に落ち着いてプレー出来るよう、もらう前の準備やポジショニング、そしてボールを受けてからの技術やアイデアを磨いて行かなければなりません。
【 YUTO 】
TOROS 0−8 Sel. 2003
TOROS 0−3 Inter Milano
TOROS 1−0 Áuila
TOROS 0−2 Castellon
一方のYUTO擁するTOROSは、ライバルのÁGUILAには1−0で辛勝したものの、それ以外は厳しい展開が続き、どれも完封負けを喫する形となりました。
YUTOにもIBUKIと同様、パスを受ける際に自分の周囲をしっかりと見る事が出来ていない為、背後から寄せて来る敵に気づかなかったり、フリーの選手を見れていなかったり、また、簡単なパスミスを繰り返してしまいます。また、日本に比べて相手の寄せが激しく素早い中、ミスを恐れてか、焦って直に叩いてしまうシーンも多く見られました。周囲をもっと良く見ていれば、そこは焦らずに前を向ける場面、そこは厳しく寄せられているからシンプルに叩く場面等、もっと状況に応じた的確な判断が出来たはずです。また、GKと1対1になる決定的なシーンを手にしますが、決め切る事が出来ませんでした!
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