コルネヤでの3日目の練習。この日はロンド(鳥かご)でウォーミングアップをした後、大半の時間をゲーム形式のトレーニングに費やしました。
SEIYAとTAKUYAは同じチームで、SEIYAが右サイドバック、TAKUYAは2トップの一角としてプレーしました。TAKUYAにとっては本職です。ゲーム形式とは言え、プレーが完結する毎に、ルジェー監督がその都度、プレーぶりの感想や、指示、時には激を飛ばす形で行われました。組織として、相手がどういう状態になったら、プレスを連動して掛けて行くのか、また、攻撃の際のボールの受け方、それを味方が連動しながら意図的に狙った局面を作れるか等、実戦に即したプレーの確認が行われました。
右サイドバックとして、プレスの少ない場面でボールを頻繁に受け、その都度無難にプレーをこなしていたのはSEIYA。不慣れなポジションと言う事もあり、また、スピードにはあまり自信の無いSEIYAは、サイドバックとして攻撃に参加するシーンは殆どみられなかったものの、シンプルなプレーでチームにリズムを与えていました。
一方、この日フラストレーションが溜まったのはTAKUYA。2トップとして、裏に飛び出したり、引いて受けに来るも、なかなかそこにボールを配給してもらえません。それでも、局面毎に何度も動き直し、ボールを呼ぼうとする姿勢を見せていました。一番近い選手として貰いに行こうとする場面が多いものの、スペインでは、相手に狙われているそこにはあまりシンプルに付けてはもらえません。一つ奥にいる時にボールをもらうとか、裏に抜ける場合はファーサイドにいる時に斜めニアに入って来るとか、スペイン人の癖を見抜き、対応して行く必要がありそうです。あとは、一刻も早く一人一人の名前を覚え、名前でボールを呼び込む事も、ボールをもらうコツかもしれません。
ANIMO !!! TAKUYA!SEIYA!
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