« 2015年1 月 | メイン | 2015年3 月 »
【MGFニュース】
2014-15 Cadete Divición de Honor
リーガ第１８節、ホームにMATAROを迎えたGAKU擁するDAMMは、２−０で勝利、勝ち点３を手にする事に成功しました。後半最後の１５分間に途中出場したGAKUは、１−４−４−２のダイアモンドの中盤の左で出場、特に際立った働きをする事が出来ませんでした。まだ鎖骨骨折の影響か、違和感を感じながらのプレーが続くGAKU。課題のハードワークも、故障の影響で思い切ってボディコンタクトが出来ない事情がブレーキを掛けてしまいます。しかし、それでは闘う戦士が好きな監督の真の信頼を得る事が出来ません。少しずつ、少しずつ、試合感を取り戻し、ファイトして行くしかありません。
コルネヤでの３日目の練習。この日はロンド（鳥かご）でウォーミングアップをした後、大半の時間をゲーム形式のトレーニングに費やしました。
SEIYAとTAKUYAは同じチームで、SEIYAが右サイドバック、TAKUYAは２トップの一角としてプレーしました。TAKUYAにとっては本職です。ゲーム形式とは言え、プレーが完結する毎に、ルジェー監督がその都度、プレーぶりの感想や、指示、時には激を飛ばす形で行われました。組織として、相手がどういう状態になったら、プレスを連動して掛けて行くのか、また、攻撃の際のボールの受け方、それを味方が連動しながら意図的に狙った局面を作れるか等、実戦に即したプレーの確認が行われました。
右サイドバックとして、プレスの少ない場面でボールを頻繁に受け、その都度無難にプレーをこなしていたのはSEIYA。不慣れなポジションと言う事もあり、また、スピードにはあまり自信の無いSEIYAは、サイドバックとして攻撃に参加するシーンは殆どみられなかったものの、シンプルなプレーでチームにリズムを与えていました。
一方、この日フラストレーションが溜まったのはTAKUYA。２トップとして、裏に飛び出したり、引いて受けに来るも、なかなかそこにボールを配給してもらえません。それでも、局面毎に何度も動き直し、ボールを呼ぼうとする姿勢を見せていました。一番近い選手として貰いに行こうとする場面が多いものの、スペインでは、相手に狙われているそこにはあまりシンプルに付けてはもらえません。一つ奥にいる時にボールをもらうとか、裏に抜ける場合はファーサイドにいる時に斜めニアに入って来るとか、スペイン人の癖を見抜き、対応して行く必要がありそうです。あとは、一刻も早く一人一人の名前を覚え、名前でボールを呼び込む事も、ボールをもらうコツかもしれません。
ANIMO !!! TAKUYA！SEIYA！
コルネヤでのトレーニング２日目。この日は、序盤、アジリティー、体幹、筋トレと言ったメニューがボールポゼッションの練習と交互に行われ、また、スプリントなど、フィジカルメニューが中心となりました。最後は、ハーフコートでGKを置いての８vs８のミニゲーム。ここで積極性を見せていたのはTAKUYA。攻撃的なポジションの彼は、点を取ってなんぼという事を理解しているようで、パスよりも自分でシュートというプライオリティーをはっきりと意識している様子でした。
一方、SEIYAも的確なプレーで無難にパスワークに加わるも、浮き球の処理や、ちょっとトラップが離れた際に素早く囲まれて奪われるシーンも。一つ一つのプレーの精度、スピード、判断を速めて行く必要がありそうです。
練習後、夜には念願のカンプノウで試合観戦！国王杯（Copa del Reyの準決勝）バルサ vs ビジャレアルの試合を堪能しました！２人はバルサファン。ビジャレアルに追いつかれ、アウェイゴールを奪われる嫌な展開も、終わってみれば３−１で見事バルサが勝利を収めました！！！
カタルーニャ州タラゴナ県サロウ市での新しい生活を始めたIBUKI。近くには、Porto Aventuraという遊園地があったり、ゴーカート場があったり、ビーチがあったり、休日や夏休みには多いに賑わうリゾート地。現在冬の当地では、やや人の賑わいは少ないものの、IBUKIは、そんな長閑な地で、勉強に、フットボールに、精力的に取り組んでいるようです。
ここには日本人は誰もいない。そんな環境の中、人懐っこいIBUKIは、瞬く間に友達を作り、同じように長期でやって来ているブラジル人、アルゼンチン人、ウズベキスタン人、インド人、米国人、フィンランド人のお兄ちゃん達に囲まれ、可愛がられているようです。積極的な性格だから、言葉を覚えるのも速い！ちょっと会わない間に、臆せずに周囲の人間と会話している、頼もしいIBUKIの姿がそこにありました。
ここで、IBUKIの１日の生活ぶりをご紹介しましょう。
サロウ・フットボール・アカデミーから車で３分の所にあるリゾート・パーク、“カンブリルス・パーク”で寝泊まりしているIBUKI。
７：３０ 起床
７：５０ 朝食（ブッフェ）
８：１５ 送迎車にて学校へ（E.I.C〈インターナショナルスクール〉）
８：３０ 授業開始
１３：３０ 午前授業終了 送迎車にて、カンブリルス・パークへ戻る
１４：００ 昼食（ブッフェ）
１４：４５ 送迎車にて、学校へ戻る
１５：００ 午後の授業開始
１６：００ 午後の授業終了
１６：１０ 送迎車にて、カンブリルス・パークへ戻る
１７：００ 送迎車にてクラブ “Cambrils F.C.”へ
１７：３０ クラブでの練習開始
１９：００ 練習終了
１９：１５ 送迎車にて、カンブリルス・パークへ戻る
２０：００ 夕食（ブッフェ）
２１：３０ 就寝
練習は月、水、金の３日間をクラブで、火と木はサロウ・フットボール・アカデミーで特別練習を行います。そして、週末のどちらかは公式戦を戦う事になります。
IBUKIは現在このCambrilsで入団テスト中。合格すれば、来週末から公式戦に出場する予定です。
本人の「学校めちゃめちゃ楽しい！」と笑顔で話してくれた姿が、とても印象的でした。
一緒に食事しているのは、アルゼンチン人のアルベルト。彼がいつも、IBUKIを送迎してくれます。
到着翌日、早速この日はトレーニング。今回は、リーガ・エスパニョーラ３部リーグ、U.D. CORNELLÁ（コルネヤ）でトレーニングする事になりました。コルネヤと言えば、２０１０年、明治大学サッカー部の個人研修が始まった最初のメンバーが練習参加したクラブ。その時に参加したメンバーが、三田啓貴（FC東京）、阪野豊史（浦和レッズ→栃木SCに期限付き移籍中）。今や２人はJリーガーとして奮闘中です。
そんな記念すべきクラブに、久々に明大研修生が戻って来ました。コルネヤはカンテラ（下部組織）の規模がカタルーニャ州で一番大きく、各学年３〜６軍まであるマンモスクラブ。各学年の１軍は、常にバルサ、エスパニョールを追走する３番手争いの筆頭に来る強豪クラブです。
そんなコルネヤのトップチームは先シーズン、見事４部からのプレーオフで今シーズンから念願の３部昇格を果たしました。現在は１７位（全２０チームで自動降格が１７位以下、１６位も残留プレーオフに回る）と厳しい立場に置かれていますが、国王杯では快進撃を見せ、ベスト３２に進出し、レアル・マドリーと対戦したのは記憶に新しいところです。
クラブからは、「レベルに見合わなければ、下のユース（U１９）でやってもらう。」と厳しい条件も課せられました。
練習前、２人に現在の心境を聞くと、「ワクワクよりもドキドキがちょっと上を行ってます。」とやや緊張した面持ち。
気温は日差しを浴び、２０度近くまで上がったポカポカ陽気のピッチ上で、１６時からスタート。ボールを使ったウォーミングアップ後は、狭いグリッドで７vs４や６vs４のボールポゼッションのトレーニング。その後、縦８０m、横６０mの制限されたピッチ上に、各サイドにコーンで４カ所ずつミニゴールを作り、ゲームが行われました。TAKUYAは右サイドバック、SEIYAはトップ下の位置でプレー。明大ではTAKUYAはFWやサイドアタッカー、SEIYAはボランチだけに、ややミスマッチな感はありましたが、それはチーム事情が優先される為、与えられたポジションで頑張るしかありません。
２人共に、「今日は体が重かった。点数で言えば１０点満点で２か３。」と声を揃えていたように、やや大人しめのプレーに終始。最後の３０分はGKを置いてのフルピッチでのゲームが行われました。現在怪我人もあり、チームのメンバーは２０名（内GKが３名）の為、フィールドプレーヤー１７人にTAKUYAとSEIYAが加わり、１９名のFPにGKを２人加えての１１vs１０のゲームとなりました。１０人がレギュラー組、１１人のチームに控え組と明大２人が入りました。
不慣れなトップ下、日本から来たばかりで体が重い、そして、日本とは違う感覚に、低調なパフォーマンスに終始したSEIYA。瞬時に的確な選択肢を選び、実行する事が求められるトップ下のポジションで、何度かボールを奪われる場面も目立ちました。
一方、体が重いとしながらも、TAKUYAはサイドバックと言うポジションから、あまりプレッシャーの無い状態でボールに触れる機会も多く、無難にこなしていた印象。遠慮がちにやっていた為、持ち味の攻撃力を活かすシーンはあまりなかったものの、技術のベースは持っている印象を与えていました。
練習後に今後の抱負を聞くと、SEIYAは一言、「ゴールを決めたい！」、一方、TAKUYAは、「皆と仲良くなって、プレー面でも信頼を得て、安心してボールをつけてもらえるように適応して行きたい！」と語ってくれました！
さぁ、２人の挑戦はこれからです！
Hola muy buenos días !!!
今年も、明治大学サッカー部から新たな刺客がやって参りました。
その名もSEIYAとTAKUYA、共に１９９４年生まれの大学２年生（新３年生）です。今回も２人は４週間、たっぷりと地元のクラブに潜入し、武者修行体験をする事になります。
今後２年間、明大サッカー部の躍進に貢献出来る選手になる為に、沢山の刺激を受けて、引き出しを増やして欲しいと思います！
【MGFニュース】
2014/15 Primera Catalana grupo 1
リーガ第２０節、ホームにSANTSを迎えたJIEI擁するGramanet Milanは、０−３で敗れる結果となりました。我らがJIEIは後半７１分から途中出場、およそ２０分強のプレーとなりましたが、１人少ない１０人での戦いを強いられた場面で投入されたJIEIは、右サイドを縦横に動き回り、時にはサイドバックの位置まで戻り奮闘、キレのある動きで良いプレーを繰り出していました。JIEIが入ってからの２０分間は、グラマは１人少ないとは思えない程サンツを押し込み、ゴールを狙いましたが、シュートがポストに当たるなど、１点が遠い試合となりました。最後はPKを取られ、０−３で完封負け、ここ４試合負けていなかったグラマは、５試合ぶりの黒星となりました。
なかなか出場機会に恵まれないJIEIですが、腐らず、我慢して、今の現実を謙虚に捉え、直向きに取り組んでいる姿が好感を持てました。そして、その姿勢が与えられた貴重な時間を活かそうという姿勢に繋がり、キラリと光るプレーぶりを見せていました。そうやって続けて行けば、必ずやチャンスはもっともっと訪れるはず。今は我慢。いつか来るチャンスの為に、しっかりと地道に準備を続けて行くしかありません。
プレー評価：６
【MGFニュース】
2014-15 Liga Domingo
日曜リーグ後期１部リーグ第２節、この日、F.C. Samuraiitosは因縁の相手、Santu Duminguと対決する事となりました。彼らとは、前期２部リーグでも同グループに在籍、最初の対決では７−０で大勝を収めたものの、２度目の対決ではしっかりと研究と対策を練って来た相手に対し、F.C. Samuraiitosは１−４で敗れてしまいました。
前期２部リーグを優勝したSantu Duminguと２位で１部昇格を決めたF.C. Samuraiitosは、再び後期１部リーグで相見える形なりました。
試合は戦前の予想通り、ボールを保持するF.C. Samuraiitosに対し、Santu Duminguは自陣でしっかりと守備を堅め、屈強なフィジカルと強かさを活かし、カウンターで勝機を見出す展開となります。
そんな中、先制したのはSantu Dumingu。F.C. Samuraiitos陣内に大きく蹴り込まれたルーズボールをゴリゴリのパワープレーでシュート体勢に持ち込むと、しっかりとゴール隅にトーキックで蹴り込みます。
リードを奪うと、ますます守備を固め、F.C. Samuraiitosに良い形でシュートを打たせない鉄壁の守りを敷いて来ます。それでも、F.C. Samuraiitosはボールを回しながら、我慢強く相手のほころびを探し出し、チャンスを構築して行きます。そして、コンビネーションからGINPEIが押し込み、同点ゴールを手にします。
が、この日のSantu Duminguはここぞと言うときのカウンターをほぼ１００発１００中の強かさでものにして来ます。F.C. Samuraiitosの課題は一人一人の守備意識。ボールを圧倒的に保持しながらも、パスミスやシュートブロックされて奪われたボールを直に奪い返す攻から守の切り替えが遅く、それが相手のカウンターの起点を許してしまう事になり、簡単に失点を重ねてしまいます。相手ボールの時の厳しい守備、相手のパスコースを読む意識、ルーズボールに対する球際、相手にシュートさせない粘り強い守備。そうした守備の意識レベルが低過ぎます。自分達がボールを保持している時のリスクマネージメントも念頭に入れて行かない限り、同じ事を繰り返す事になるでしょう。
試合はF.C. Samuraiitosが同点に追いつくも、終始Santu Duminguがリードを奪う展開で、結局、４−５で敗れる結果となってしまいました。
相手の術中に見事にはまってしまったF.C. Samuraiitos。しかし、この部分は意識を変えるだけで十分に対応出来る事。まだまだ後期１部リーグは始まったばかりだし、もう一度、Santu Duminguと対戦する機会もあります。後期のテーマを“攻守の切り替えの速さ” “守備意識のレベルアップ”を掲げ、邁進して行きたいと思います。
《ゴール》【プレー採点】
GINJI 《０》【５】
HIKARU 《０》【５】
RYUYA 《０》【６】
YASUKAZU 《１》【６】
GINPEI 《２》【６】
DAIKI 《０》【５】
JULIO 《１》【６】
KEITA 《０》【３】
【MGFニュース】
2014/15 Segunda Catalana grupo 2
リーガ第２０節、SHUTA擁するAt. Sant Polは、敵地に乗り込んでCATALONIAと対戦、立ち上がりの７分間でSHUTAの６試合ぶりの今シーズン４号となるゴールもあり、２−０とリードしたAt. Sant Pol。しかし、試合終了間際までに２−２と同点にされる緊迫した展開も、最後はAt. Sant Polが再び勝ち越しゴール。そのまま、２−３でAt. Sant Polが勝利を納め、連敗をようやく５で止める事に成功しました。これで順位を１２位に上げ、降格圏内からひとまず脱出。一息入れる勝利となりました。
こちらに、ローカルTV局！？が作成したダイジェストビデオがありますので、ご覧下さい！
【MGFニュース】
2014/15 Primera Catalana grupo 2
リーガ第２０節、敵地に乗り込んで AMPOSTAと対戦したAOZORA擁するSant Ildefonsは、３−２で敗れる結果となりました。これにより、チームは今シーズン初の連敗、順位は４位と変わらないものの、首位とは勝ち点差９と、やや開く形となってしまいました。AOZORAは後半７４分から途中出場。
AOZORA 得点0 アシスト0 出場時間 15分
「15分の出場時間で結果を出さないといけない。15分あれば最低でも、自分がチームに必要な存在だと表現することはできる。それの一番簡単な方法は点を取ること。どうすれば、15分で結果が出せるか。もっとゴールへの意識を高める。エリアの外でも打てるスペースと時間があるなら打つべき。日頃からそういう風にゴールへの意識を高めていく。15分で結果が出せる選手になれればスタメンで出た時に、点が取れる可能性はぐんと広がる。大切なのは今の状況も自分が成長するための壁だと思ってポジティブに向き合うこと。これを越えたらまた大きくなった自分に出逢える。必ず越えれる。」