遠征3日目、今日はバルセロナからビジャレアルへ移動。およそ3時間半を経て、バレンシア州にある人口僅か5万人の小さな町にやって来ました。ここに、スペイン屈指の強豪プロクラブ、ビジャレアルが存在します。
宿舎に到着した一行は、徒歩20分でビジャレアルの総合練習場に到着。ここで、この日行われたユース1部リーグ、VILLARREAL vs MURCIAの好カードを観戦しました。高校3年生同士の対決。体付きは完全に大人、2歳年上の試合とは思えない迫力あるプレーの連続に、作陽の選手達は驚き、そのプレー1つ1つに感嘆していました。試合はMURCIAが先制するも、終盤に怒濤の猛攻の末にVILLARREALが追いつき、1−1という結果となりました。展開が盛り上がった以上に、球際のバトルの激しさ、作陽風に言う、所謂"ガチャッ”の迫力のレベルが、日本と世界基準では全く違う事を、改めて思い知らされる事になりました。
今回のテーマは“戦える選手”。世界レベルのファイティングスピリッツを目の当たりにし、ビビるか、よし!と思うか。ここから勝負は分かれて行くでしょう。
その後、バスで1時間移動し、バレンシアの街へ。そこでは、リーガ・エスパニョーラ1部リーグ、LEVANTE vs CELTA de VIGOを観戦しました。
ホームのLEVANTEは現在18位と低迷。黒人選手やカンテラ(下部組織)出身の21歳のホープ、RUBÉN GARCIA、17番XUMETRA等を中心に戦うも、11位と上位に就けるCELTAは、スペイン代表にも選ばれた経験がある元バルサ所属のNOLITOを中心に総合力では上。終盤にNOLITOのアシストから途中から入った9番のブラジル人CHARLESが押し込み、そのまま0−1でCELTAが勝利を収めました。
予報では雨模様でしたが、後半85分までは雨に祟られる事も無く試合観戦する事が出来た作陽。有名選手が揃うビッグクラブの試合では無かったものの、プロの質の高いプレーや迫力を十分に堪能した様子でした。
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