グループリーグを3戦全敗、4位に終わった青山SCジュニアユース。下位トーナメント戦を戦う事になった大会3日目、この日の相手は、地元カタルーニャのUE Llagosteraです。同チームはスペインのINFANTILリーグ(U14)で1〜4部まである中で、2部に属するそれなりの実力を持ったチーム。そんなチームが下位リーグに回って来るのですから、MIC(地中海国際カップ)のレベルは、やはり侮れません。
《下位トーナメント第1戦 vs UE Llagostera 》
【辛口JULIOのレポート】
「開始からプレッシャーが速いスペイン人らにビビリ、来たパスを叩くだけの逃げのパスが目立った。今大会で幾度となくやられたサイド攻撃や裏を取られる形で、この試合も失点。球際や獲られた直に奪い返すという戦いの舞台の基本が、全く出来ていませんでした。完全に寝てた試合だった。
ノーゴールで大会を去るのは悔しいけど、この悔しさをバネに、日本に帰って一皮、いや三皮ぐらい剥けるよう、頑張って欲しい。」
大会を終えて、大越監督にお話を伺うと、「4試合、振り返ってみれば、初戦以外は強い相手だった。今日の試合は下位トーナメントに来るチームとは思えないぐらい、アスパイアーの次に強かった。そう考えると、初戦の試合は十分に勝てる相手だっただけに、残念ですね。
大会を通じて、色んな課題が浮き彫りになった。ここから、また積み上げて行くしか無い。選手達も、この悔しさを糧に、成長に繋げて行って欲しい。」と、日本に戻ってからの取り組みが大事だと言う事を強調していました。
本当に、「あぁ〜、世界は強い。凄いなぁ!」で終わって欲しくは無い。チーム内で、意識が様々だったけど、この中で、一人でも多くの若者が、今後の取り組みの意識が少しでも変わってくれたら、嬉しいものです。
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