遠征6日目、この日は宿舎を移動し、午前中はバルセロナの街を市内散策しました。
そして、午後は今遠征の第4戦目、FCバルセロナとの対決です。バルサの総合練習場(Ciutat Eportiva Joan Gamper)を訪れた浦和レッズU12。まずは、その施設の大きさにびっくりです。天然芝5面、人工芝3面、7人制人工芝1面、その他、室内コートや選手寮マシアを完備した広大な施設は、流石世界最高峰のクラブと言えるでしょう。
ここまで、3試合を1勝1分1敗で戦って来た浦和レッズU12。いずれも拮抗した戦いぶりを見せて来ましたが、しかしながら、この日は全く別の様相を呈する試合となりました。
的確で素早い状況判断、技術、スピード、どれを取ってもバルサの方が1枚も2枚も上手。前からバルサがタイトに圧力を掛けて来ると、昨日までならある程度は繋げていた浦和レッズも、この日はクリアーするのが精一杯。それを素早く拾われ、再び守備に追われる浦和レッズ。バルサが圧倒的にボールポゼッションでゲームを支配し、ほぼワンサイドゲームのような展開が続きました。
前半を終わってのスコアーが0−8。
後半も、ややリズムが落ちはしたものの、引き続きバルサが圧倒する形で試合が進みます。浦和レッズも長身の3番TSUBASAが前線に入ってパワープレーのような形で一矢を報いるのがやっと。終わってみれば、1−11と言う結果に終わりました。
悔しさを通り越して、圧倒されて呆然とするしかない浦和レッズの選手達。
この衝撃的な体験を真摯に受け止めて、次に繋げて行くしかありません。
まだまだ、彼らの長いフットボール人生は始まったばかり。同じ歳の世界最高峰と対戦出来た事を、貴重なる糧として、これから頑張って行って欲しいと思います。
コメント