大会第2日目の第2試合、聖和学園 vs Girondins Bordeauxは、前半0−4、後半1−5の計1−9で聖和学園が破れる結果となりました。
【ホペイロ・DAIKIのレポート】
大会2日目、今日の一戦目の相手はボルドー。一緒のホテルに宿泊しており、前日練習で、トレーニングを見た際には、フランスらしく黒人選手が半数以上を占め、かなり体格がよいという印象。昨日対戦したエスパニョールより、さらに一回り大きい相手に、聖和学園のフットボールは通用するのか!
試合前、MOTOKIのコメント。「他のチームの結果次第では、自分達が2勝すれば決勝に進める可能性もあるので勝ちたい。まずは一勝をしたい!」
この試合でも、最初からドリブルで仕掛ける聖和学園。なかなかボールが奪えず、相手ボランチの選手が、怒りを抑えれずに雄叫びをあげるぐらいのテクニックを魅せつける。しかし、先制したのはボルドー。ゴール正面、ペナルティエリアやや外にこぼれたボールを、ボランチの14番がミドルシュート。ゴール右隅に綺麗に決まる。徐々にボール奪取率が上がってきたボルドー。奪ったボールを縦に、サイドに、素早く動かし攻撃を仕掛ける。9分、11分に立て続けに追加点を奪う。キーパーTAKUMIが好反応を見せ、ボールを弾くが、押し込まれてしまうシーンも。14分、くさびを落とし、裏に抜け出したFWがスピードを生かしてキーパーをかわし、追加点。0-4のまま残りの20分をしのいだ聖和学園だったが、再びボールの所持時間が上がったものの、シュートまで持っていくことができず、前半をシュート0で終える。
後半も、勢い良く攻撃を仕掛けてくるボルドー。開始3分、オフサイドラインぎりぎりで飛び出したFWがマイナスにクロス。どフリーでシュートを放つが、ここはゴール上に外れる。後半13分、自陣でドリブルで運ぼうとしたところ、相手FWにボールを奪われ、そのままドリブルシュートを決められ、0-5。後半18分には、ディフェンダーMOTOKIが相手選手と、衝突し、すねを痛めてしまい負傷交代。その直後に、聖和学園にチャンスが!前線でボールを受けたキャプテンHARUKI。思いきり良く右足で放ったシュートが、ゴールに突き刺さる!今大会チーム初得点。懸命に前線からプレスをかけていたHARUKIに訪れたチャンス。このまま流れに乗りたい聖和学園だったが、ボルドーもそうはさせてくれない。雨上がりの、蒸し暑いピッチの上で行われた試合。疲れもあったか、相手の途中出場した右サイドのスピードある選手に再三サイドを破られる。残りの15分で4失点を許してしまい、試合は1-9で終了。
本日の夜に、予選グループの最終戦が行われる。勝ち点を得て、大会最終日、順位決定戦に繋げたいところだ!
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