グループリーグでまさかの3敗を喫し、屈辱の最下位となったSAKUYO。Aチームとしてのプライドは、見事に砕け散った形となった。こうなったら、下位トーナメントで意地を見せるしかない!
下位トーナメントは、全18チームで行われ、3チームずつ6つのグループに分かれての総当たり戦。そして、各グループ1位と2位の中から成績上位2チームがベスト8に進むというシステム。
SAKUYOは地元カタルーニャ州のCellera CF(ユース5部リーグ所属)とイスラエルのプロクラブMaccabi Haifaと同グループとなりました。
その初戦、Cellera CFとの試合。SAKUYOは中盤の力量で勝り、ボールを保持します。そして、何度かチャンスを作る中で、先制点をもぎ取る事に成功します。Celleraはトップの右には10番の長身でパワーとスピードのあるストライカータイプの選手にボールが渡ると、驚異が生まれます。そんな中、弱点であるセットプレーから失点し、同点に追いつかれてしまいます。
さらには、13番のSATSUKIが利き足とは逆の右足でクリアーしようとしたボールがオウンゴールとなってしまい、逆転を許してしまいます。
3チーム中、1チームしか上に上がれない事を考えると、負けは致命傷。懸命に猛攻を繰り出そうとするSAKUYO。体を張ってボールを奪い、空中戦やセカンドボールも粘り強く喰らい付いて、Celleraを完全に自陣に追い込みます。そんな中、終了間際に奪ったFKのチャンス。これを、先ほど、手痛いミスを犯してしまったSATSUKIが素晴らしい左足のキックを繰り出し、見事に壁を越え、ゴール右隅に決まります!
同点!あと1点!
これから!という時に、無情にも試合終了のホイッスル。試合は2−2の痛み分けとなりました。
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