到着翌日の2日目、日曜日のこの日は、前日に引き続き、見る勉強の日。
FCバルセロナの練習場、Ciutat Esportiva Joan Gamperを訪れ、同学年のバルサの公式戦を観戦しました。試合は、その日まで首位だったバルサのJuvenil B(ユースBチーム)が、0−1で2位の強豪Damm Juvenil A(ユースAチーム)に敗れ、首位を明渡す形となりました。育成レベルでもトップチームと同様の哲学を志向するバルサに対し、対戦相手となる強豪クラブは、その対策として、しっかりと粘り強く守り、手数を掛けずに素早い速攻を仕掛け、また、セットプレーを大事にする。その戦術がはまった形で、コーナーキックからゴールを決めたDammは、その後、何度か決定機を作られながらも、GKのファインセーブ連発の活躍もあり、勝利を手にしていました。
その後、夕方はラ・リーガ1部リーグ、RCD Espanyol vs Sevilla FCの試合を生観戦。試合前、会場に向かう作陽の選手達は、現在、RCD Espanyol所属で活躍している中国人選手Wu Leiの応援団と間違えられ、周囲のBarで試合前のエネルギーを注入中のPerico達(エスパニョールファンの愛称)から、”Wu Lei”コールが!最初は訳が分からなかった作陽選手達は、次第に悪乗りし始め、一緒に”Wu Lei"コールで呼応し、盛り上がっていました!
試合はBanega、Jesús Navas、Ben Yedder、André Silva、Quincy等役者が揃うSevilla FCが自力に勝って試合を優勢に進め、PKで奪った1点を守りきって、0−1で勝利を収めました。
注目のWu Leiはウイングで先発フル出場し、抜け出す動きや、右サイドを股抜きで突破して角度の無いところからシュートを放つなど、持ち味のスピードを活かしたプレーで奮闘していました。日本人も負けていられません。
コメント