2019年 7月14日(日)
DAY 2 (9)
到着から一夜明けた翌朝。前日は、幾つかのホームステイ先に分かれ、それぞれお世話になった一行。その中で、時差ボケの影響か、到着後の夜中に全く眠れなかったユウキ、イッキ、タケルの3人は、ホームステイ先の普段は仏の顔の女主人リサに雷を落とされたというエピソードも。苦笑。
各家庭で朝食を済ませた一行は、お別れを告げ、集結。午前中は、人工芝のグラウンドにて、全員参加のゲームを行いました。選手達12人に、3人兄弟のお目付役として一緒にやって来たお姉ちゃんのシズキ、そして我々スタッフ2名が加わり、8vs7で対決。そこで、特に目立っていたのは、最年少の小2トリオ、タカト、イッキ、ユウキの3人です。3人は、小2としては、皆良い技術を持っていて、自分のプレーに自信を持っていて、一生懸命で、そして、負けず嫌いな所が非常に似ています!そして、何よりも、ボールのチェイスでよく走り、球際も荒々しく戦える所が素晴らしい!周りは皆お兄ちゃん達なのに、臆する事なく、お前呼ばわりで、声を出してボールを呼び込んでいます。苦笑。この1週間、恐らくこの3人は、よく喧嘩もして、しょっちゅう泣くでしょうが、刺激し合って過ごせる良きライバルにもなるなと、確信しました。
そして、そのタカトのお兄ちゃんの小5のトシユミ、高校生にも間違えられる小6のタケル等の小学生も、目立っていました。また、KZ Vermelhoから来た6人組、タイチ、トモタカ、ヤマト、コウ、ユウト、リンタロウも、とても楽しそうにプレーしていました。
唯一の高校生、将来はスペインに住んでフットボールをしたいと語ってくれたタカヒロは、流石の存在感で、鉄壁の牙城を築き上げていました。
たっぷり2時間、汗をかいた一行は、レストランでパスタやパエリア、パタタス・ブラバスなどを頬張って、車3台に分かれて、いざ、キャンプ地、プイッセルダへ向かいました。
およそ2時間で、プイッセルダに到着した一行は、チェックイン前時間があった為、再びホテル敷地内の天然芝のミニサッカー場にて、ボールを追い掛けました。その中で、上述の昨晩寝ていないユウキとイッキは、移動中も含め、4時間近く、爆睡!(夜中、また起きなければいいのですが、、、)
18:00からキャンプのレセプションがスタート、爆睡中の2人をやや強引に起こし、いよいよ、キャンプ生全員がホテルのガーデンに集結です。ここで、前日までビジャレアルの選手寮に滞在していたイチタも、他の参加者達とバスで到着、ご対面となりました。
今回は、総勢約85名、ビジャレアルのスタッフも20名程います。
それぞれ、Pre-Benjamin(2011)とBenjamin(2009-10)のベンハミンと言うグループ、Alevin(2007-08)のアレビンというグループ、Infantil(2005-06)のインファンティルというグループ、Cadete(2003-04)のカデテというグループにそれぞれ分かれ、今回、共に取り組む監督、コーチ、そして選手達との顔合わせが行われました。
また、部屋割りも、ビジャレアルキャンプの方針から、出来る限り交流を促す意味で、部屋割りは2〜4人部屋にごちゃ混ぜの形で割り振られました。(3兄弟のみは、特別に、彼らのみでトリプルの部屋に入りました。)
先週から参加しているイチタは、前週から参加している他のスペイン人少年達が引き続きいた何名かいた関係で、慣れた様子で、彼らと戯れていました。
Vermelhoの6人組は、皆、それぞれトリプルの部屋に割り振られ、自分とあと外国人2人との共同生活に、緊張の様子を隠せません。いざ、同部屋の相手が発表されると、何を基準にか、”ヤマト、当たりじゃね!” "ユウト、終わったわ!"と彼らの中で勝手に盛り上がっていました。(笑)
タカヒロははツイン部屋で英語を流暢に話すタイ人と相部屋に。タカヒロもまぁまぁ英語には自信がある様子で、早速、良い感じになっていました。
キャンプ全体でも最年少の参加となったユウキとイッキは、スペイン人の少年と、コーチのフェランとの4人部屋。果たして、しっかりと既に睡眠を取り終えている2人が、再び眠れるのか、フェランコーチが心配です。(苦笑)
最後は、夕食を取り、それぞれのグループが庭でチーム団結の儀式を行い、この日の活動は終了しました。
さぁ、いよいよ明日から、キャンプスタートです!
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