2019年 7月12日
DAY 7
キャンプ5日目。
昨日から、舞台を本拠地ビジャレアルの町に移し、ビジャレアルCFの練習場、スポーツタウンに寝泊まりしているキャンプ参加の少年達。この日の午前中は、自分達のトレーニングを前に、プロのトップチームの練習を見学する事が出来ました。
バルサやレアル・マドリー程の有名な選手はいない為、イチタも最初はキョトンと見ていましたが、実力者の揃うビジャレアルのトップチームの選手達は、文句無しの選手として一流のプレーヤー達ばかり。彼らの放つオーラと、そのプレーぶりに、少年達は皆感嘆の様子で眺めていました。
その後、自分達の午前のトレーニングです。
午前中、雨の中、まずはポゼッションのトレーニング。そこでは、何処にスペースがあって、何処に動けばボールがもらえるのか。そして、奪いに来る相手を意識しながら、的確にボールコントロールし、味方に繋ぐ技術が求められます。イタチは、ノープレッシャーで貰えた時は、難なく処理出来ますが、ちょっとでも相手のプレスが速いと、処理にもたつく場面も。試合では、強い相手であればあるほど、素早いプレスで襲ってくるだけに、高いレベルを意識してのプレーが求められます。
しかし、ここまで5日間。大分、練習メニューには慣れて来たイチタ。スペイン人でもすぐに理解出来ない子がいたり、慣れない子がいる中で、大きな遅れを取る事なく、こなしていました。
その後は試合をして締めくくりました。
練習後はプールへ行き、 少し昼休みをしてから午後の練習に入りました。
午後の練習は、パス交換をして、その後シュート練習をしました。
ハーフウェイ付近からの1対1の形式で、お互いが横に7〜 8メートル離れ、自分の周りに4色のマーカーがあり、 コーチが言った色のマーカーをタッチしてから、ダッシュでペナルティエリア付 近にあるボールへ。先に触ったものがシュート、遅れた者がディフェンスという、対決型シュートゲーム。
スペイン語も少しずつ習得しているイチタは、コーチの色の言葉にも上手く対応し、奮闘している姿が見られました。
練習の後はビジャレアルのホームスタジアム、エスタディオ・デ・ラ・セラミカを見学、ボカデ ィージョを食べて、 ミニミュージアムでビジャレアルのUEFA主催の大会の過去の成 績を学びました。
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