2019年 7月22日(月)
DAY 10 (17)
いよいよ今日は、帰国の日。皆んな、暑さに負けず(Puigcerdáは涼しかったけどw)、不慣れな異国の環境にもかかわらず、良く頑張りました!
負けず嫌いで、やんちゃな今回の最年少の小2トリオ、イッキ、ユウキ、タカト。良く喧嘩もし、泣いたりもしたけど、ピッチ上では、それぞれが良いものを持ち合わせ、良きライバルでもありました。これからも、ピッチ上でのやんちゃさはそのままに、頑張って行って欲しい。でも、ピッチの外では、ちょっとずつお兄ちゃんになって行こうぜw!
唯一、2週間の参加となったイチタ。その為、コーチ陣からは特に可愛がられ、事あるごとにイチタコールが起こっていたね。最初は寂しかった面もあったと思うけど、途中から持ち直し、2周目には生き生きとプレーに、生活に、頑張っていたね!堅実にやるべき事をこなせるイチタ。あとは、チャレンジプレーを少しずつ増やして行きたいね!
アレビンチームに参加したタケルとトシユミ。せっかく授かった長身を最大限に生かすプレースタイルを、タケルには身に付けて行って欲しい。トシは、時折、楽しいプレーを見せてくれた。これからは、周りをもっと良く見て、その状況に最適なプレーを繰り出す判断力が身に付けば、もっと良くなるはず!
東京足立区のK.Z. Vermelhoからやって来た6人衆、リンタロウ、ユウト、コウ、トモタカ、ヤマト、タイチ。DFとして、状況判断を踏まえて良い選択肢を選ぶ戦術眼を持ったリン。その精度を更に上げて行って欲しい。そして、もっと線を太くして、ボディーコンタクトにも強さを身に付けて行きたいね!w 風貌に似合わず!?繊細さを露呈したユウト。もっと逞しさを身に付ければ、それに伴ってプレーヤーとしても良くなって行くはず。自分の武器を探し出し、作り上げて欲しい!キャンプ中、周囲を一番盛り上げてくれたコウ。GKとして、細かい知識や技術を身に付け、もっと良いGKに成長して行って欲しい!小兵トモは、時折魅せるテクニカルな中盤でのさばきは面白い。当然、小柄な選手はボディーコンタクトのバトルに難があるわけだけど、そのハンディーキャップを補う状況判断力、判断のスピード、プレー技術と精度、スピーディーなプレーに磨きを掛けて行って欲しい。と同時に、小柄でも当り負けない体作りも、今後は意識して体得して行って欲しい!ポイントは、尻筋だ!
スピードに乗ったドリブルが得意なヤマト。これは、とても魅力的な武器だ。折角持っている素晴らしい武器なのだから、もっと積極的にどんどん使って行きたい!そして、そこからゴールに繋がるアシストはもちろん、自らシュートを決めるプレースタイルに磨きを掛けて行って欲しい!「自分、シュート下手なので!」とか言ってる場合じゃないから!苦笑
そしてタイチ。足元の技術に良いものを持っている君は、その武器を生かし、ラストパスや、運ぶドリブル、仕掛けるドリブル、そして、ゴールに繋がるプレーへと、プレーの引き出し、幅をもっともっと、もぉーーーーーーーーと増やして欲しい!そうすれば、もっと面白い選手になって行くはず!
最後は、唯一カデテチームに参加したタカヒロ。他のスペイン人やタイ人、ガボン人!?、フランス人、メキシコ人、ロシア人等と共に、日本人一人という環境の中で、溶け込み、楽しくやっていたのは、素晴らしかったね!英語やちょっぴりのスペイン語、ボディーランゲージなどを駆使し、コミュニケーションもかなり取れていたし、間違いなく、このキャンプを最も堪能した一人だね!プレー面でも、DFとして守備範囲の広いカバーリング力、粘り強い一対一、空中戦の強さは良いものを持っていた。あとは、ビルドアップの際に最適解を選び抜く戦術眼だったり、フィードの正確性の精度をもっともっと上げて行きたい。後ろの選手は、ミスが失点に繋がるとても重要なポジションだけに、安定感という武器を身に付けて欲しい。君なら、岡崎城西の不動のDFの座を射止める事が出来ると信じている!あとは、DFとしてはあまり使う機会はないかもしれないけど、足でのシュート力は枠に飛ばせるように!w
そうそう、最後に、このキャンプに参加してくれた最重要人物にも触れておかないとね。2人の弟の世話という大役を担い、途中の体調不良もあって、ほとんど自分の時間を持てなかったシズキ。下の弟のお世話は本当に大変だったと思うし、日本人グループの”ボス”として、1スタッフのような活躍振りは、本当に頼もしかったです。シズキがいなかったらと思うと、、、w 今度旅する機会があったら、その時は、是非自分の時間を満喫出来る旅になる事を願っています!本当にありがとう!
こうして、14人の若武者たちは、フィンエアー、エールフランス、アリタリア、エミレーツ等に分かれ、バルセロナの街を飛び立って行きました。あっと言う間だったけど、今回のキャンプが今後の彼らのサッカーライフや、日々の生活において、ちょっとでも良い刺激として息づいていってくれたら、嬉しいですね。そして、この先もサッカーを続けていれば、また何処かの空の下で、彼らは出会う事でしょう。だから、サヨナラは言いません。
最後に、今回の冒険の感想を皆んなにインタビューしたので、それを掲載し、今回のキャンプレポートを締めくくりたいと思います。皆んな、Hasta la vista !(また、会おう!)
【 タカト 2011 】
【 イッキ 2011 】
【 イチタ 2010 】
【 トシユミ 2008 】
【 タケル 2007 】
【 ヤマト 2006 】
【 コウ 2006 】
【 トモタカ 2005 】
【 ユウト 2005 】
【 リンタロウ 2005 】
【 タイチ 2005 】
【 タカヒロ 2003 】
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