XIP International Cup 2014 グループA組第2戦、大会初登場となった東福岡高校は、カタルーニャ州の強豪Dammと対戦します。
試合は一進一退の攻防ながら、スピードとフィジカルでぐいぐいと押して来るDammが、徐々に試合を優位に進めて行きます。しかし、高校サッカー魂をしっかりと持ち合わせる東福岡は、球際の競り合い、空中戦、ボディーコンタクト、身長では振りながらも、そういった局面でしっかりと体を張り、相手に好きにはプレーをさせません!
守備では、2番のITSUKIや3番のSHINTARO、そして、4番のFUGAらが、相手の攻撃を懸命に食い止めます。一方、攻撃陣では20番のMIZUKIにボールを集め、彼の独特のボールタッチからのドリブルやパスで活路を見出そうとします。
しかし、なかなかDammの牙城を崩す事が出来ません。そんな中、前半25分に右ウイングがサイドチェンジのボールを受けると縦へドリブル突破し、シュート。これが決まり、Dammが先制点を奪う事に成功します。
その後も粘り強く戦う東福岡。体を張り、走り、懸命にプレーするイレブン。まだ1年生と言う事もあり、チームとしては出来上がっていない間がありますが、ここにチーム戦術が浸透し、チーム一丸となって戦う事が出来れば!
平岡監督「1年生は120人います。今回連れて来たメンバーは、その中の上から20名。この中の半分は、今後の東福岡を背負って立つになってくれなければ困ります!」と語っていたように、期待の裏返しか、試合中は厳しい激がベンチから飛んでいました。
試合は終了間際の64分にPKをDammに決められ、0−2で敗れる結果となりました。