MGF 現地レポート

エスパニョール・サマーキャンプ2016

エスパニョールキャンプ2016夏 速報1 【到着】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報2 【バルセロナ観光】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報3 【キャンプスタート】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報4 【適応】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報5 【ハーフタイム】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報6 【掴む自信、見えて来た課題】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報7 【キャンプ最終日】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報8 【ビーチ！！！】

エスパニョールキャンプ2016夏 速報9 【 ADIÓS ！逞しくなってまた会おう！】

 

 

☆★☆ エスパニョール・サマーキャンプ２０１６　アルバム ★☆★

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報9 【 ADIÓS ！逞しくなってまた会おう！】

　いよいよ最終日を迎えた３人。この日は朝から最後のお土産の買い出しへ。初日に訪れたサグラダファミリア付近のお土産屋さんを再び訪れ、お土産で購入。そして、宿舎の近くの日曜日でも唯一開いているスーパーにて、お菓子や食品等のお土産を大量に購入し、満足げな表情。その後、メトロにて空港へと向かい、帰国の途へ就く事となった。

 

あっという間の１週間。今回キャンプに参加した若者達は、何を感じ、何を学んだのだろうか！？

普段ではなかなか体験出来ない環境の中で、新たな発見を手にし、心を新たに、また頑張って行って欲しいものです！

この貴重な経験をさせてくれた親に感謝し、そして、今回得た感触をこれからも維持し続けて行く事が肝要です。

皆んなのこれからに大いに期待します！

 

最後に中学生組の感想をここに掲示し、２０１６年度のキャンプを締めくくりたいと思います！

 

ADIÓS ！！！ HASTA LA PROXIMA！！！

 

 

　５日間のエスパニョールキャンプに参加したFUKI、TAKUMI、SHOTAの３人。スペインの育成年代で名将として知られるDavid Fernandezがトータルコーディネートするこのキャンプには、バルサやエスパニョールを始めとするレベルの高い選手たちが集まります。

　実際、時には、緩い雰囲気を醸し出す事もあるスペイン人。しかし、試合形式の練習や、試合のような勝負事になると、途端にスイッチが入り、戦ってくる。このメリハリが、日本人との大きな違い。日本人は普段の練習から一生懸命やる。それはとてもいい事。しかし、肝心の試合でスイッチが入って更にトップギアーに入るという事は無い。是非、日本人にも、この”スイッチ”を身に付けて欲しいと思います。

　また、フレンドリーでユーモア溢れるコーチ達。その距離感に最初は戸惑いを隠せず、控え気味だった３人だったが、日に日にスペイン人の選手たちとコミュニケーションを取り、パフォーマンスを高めていった３人。このキャンプで得た経験を日本で活かし、またスペインの地で会える日を楽しみにしたい！

 

 

【 FUKI 】

 

①キャンプを終えての率直な感想

日本とはまったく違うサッカーを体験でき、スペインに来てよかったと思いました。

 

②遠征を通しての感想

スペインの人とたくさん話したり遊んだりして、とても良い経験になりました。またスペインの人はとても僕たちに優しくしてくれたのでまた来たいなと思いました。

 

③全体を通しての面白かった事・楽しかった事ベスト3

1位、試合。2位、スペイン人と話すこと。3位、ドッキリ

 

④辛かった事が何かあれば

言葉が通じないこと

 

⑤自分の持ち味でスペインでも通用すると思えた自分の武器

一対一の守備

 

⑥浮き彫りになった自分の課題

判断の遅さ、パスの遅さ、基礎が出来ていない。一対一の攻撃。

 

⑦今後の目標は？

これらを改善し、通用したことに更に磨きをかける。

 

 

【 TAKUMI 】

 

①キャンプを終えての率直な感想

みんな言葉が通じないのに、優しくしてくれたり、スペイン人とサッカーができて楽しかった。

 

②遠征を通しての感想

スペイン人とサッカーをやっていい経験ができ、キャンプに来てる人達がフレンドリーで楽しかった。またスペインに行きたいと思った。

 

③全体を通しての面白かった事・楽しかった事ベスト3

1位  午後の試合

2位  ピッチ外の時のスペイン人とのコミュニケーション

3位 カンプノウ

 

④辛かった事が何かあれば

言葉が通じない

 

⑤自分の持ち味でスペインでも通用すると思えた自分の武器

一対一で負けない

 

⑥浮き彫りになった自分の課題

判断

 

⑦今後の目標は？

強豪校に行きプロになりスペインでサッカーをすること

 

 

【 SHOTA 】

 

①キャンプを終えての率直な感想

スペイン人が明るく、馴染みやすかった事。

 

②遠征を通しての感想

最初は全く理解できなかったスペイン語が日を重ねていくごとになんとなくではありますが理解できるようになって喜びを感じました。タケルとも長い時間一緒にいていろいろな話も聞けて為になりました。

あの子の存在の大きさを実感しました。

 

③全体を通しての面白かった事・楽しかった事ベスト3

    1 試合形式のゲーム

    2 スペイン人とのコミュニケーション

    3 コーチのノリ

 

④辛かった事が何かあれば

言葉の壁が予想以上に大きく、戸惑う場面がたくさんありました。

ですが、タケルが翻訳してくれたり、スペイン人が英語を使って話してくれてる姿を見て感激しました。

 

⑤自分の持ち味でスペインでも通用すると思えた自分の武器

自分で通用すると思った武器は「ドリブル突破」「シュート」です。

ドリブル突破は自分の持ち味で得意とする事が通用して良かったと思います。

シュートは左足で威力のあるものを蹴れてそれが得点につながった場面が多かったので通用したと思います。

 

⑥浮き彫りになった自分の課題

生まれてきた課題は「声の質」と「守備の意識」です。

声はどんな国の言葉でもジェスチャーなどを用いれば簡単に通じる事だというのがわかったのでもっとレパートリーを増やして自分のチームにもって帰りたいです。

守備はどのポジションでもやらなければならない必要不可欠な役割で自分は試合形式のゲームを通して上手くこなせていなかったのでそこはもっとレベルアップさせたいと思いました。

 

⑦今後の目標は？

今後はまず自分のチームで結果を残し続けること。

それから高校で活躍してまたこの地に戻ってサッカーをすることが自分の目標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報8 【ビーチ！！！】

　昨晩は、２２時前にバニョーラスからバルセロナの宿舎へ戻った一行。TAKERUとHIROと別れたSHOTA、TAKUMI、FUKIの３人は、キャンプの疲れもあり、今日の朝はゆっくりリフレッシュ。午後からバスに乗りビーチへと向かう。サッカーはもちろんだが、夏のバルセロナと言えばやはりビーチ。週末ということもあり、大勢の観光客で賑わう中、３人もビーチで楽しいひと時を過ごす。

　一度宿舎に戻り、夜は現在バルセロナにて挑戦中の１９９５年生まれのAOZORAが練習参加しているチーム(実質４部)の試合観戦。相手は実質３部のチーム、そして試合がカップ戦ということもあり、スタンドからは常に野次が飛び交う、スペインらしい雰囲気での試合を観戦することとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報7 【キャンプ最終日】

　キャンプ５日目。いよいよキャンプ最終日となった午前のトレーニングは、５カ所に分かれてのフットボールアクティビティ。ゴールにノーバウンドでシュートするゲーム。フットボールボーリング、コーナーから直接シュートゲーム、キックターゲット、そして、フットボールカーリングをそれぞれ２回ずつチャレンジし、ポイントを競い合うゲーム。残念ながら日本人選手たちは、勝負どころに弱く、低得点となってしまった。

 

　午後はいよいよトーナメント最終日。準決勝の組み合わせは、フランス対スペイン、ドイツ対ヨーロッパとなった。

 

　まず行われたのが、フランス対SHOTAが所属するスペイン。試合は立ち上がりからフランスペース。先制点をあげると、バルサに所属するパウが追加点を奪い２－０。しかし、その直後にスペインが１点を返し２－１。その後、一進一退の攻防が続くも、フランスが追加点を奪い３－１。スペインは、今シーズンから強豪DAMMでプレーすることの決まっているJOELを中心に反撃に出る。そのJOELが１点を奪い、１点差にするも、再びフランスに得点を決められ試合は４－２でフランスの勝利となり、SHOTAは３位決定戦にまわることとなった。

 

　もう１つの準決勝はTAKERUとTAKUMIが所属するドイツ対FUKIが所属するヨーロッパ。試合は圧倒的にドイツペース。お調子者の元エスパニョールのXAVIが先制点を奪うと、その後もTAKUMIが起点となり追加点を奪い２－０の勝利。難なく決勝へと駒を進めた。

 

　３位決定戦のカードは、SHOTAが所属するスペイン対FUKIが所属するヨーロッパ。試合はヨーロッパが先制するも、エースJOELの直接FKが決まりスペインが同点に追い付く。しかし、ここからSHOTAが見せ場を作る。ゴール前でドリブル突破から強烈な左足のシュートを決め勝ち越し点。さらにはサイドでボールを奪ったSHOTAがまたしてもドリブルから左足でのシュート。これも決まり３－１。SHOTAの大活躍もありスペインが３位となった。

 

　決勝はTAKERUとTAKUMIが所属するドイツ対フランス。試合はフランスのゴールで動く。ゴール前で直接FKを決め先制。さらに、エースのパウが得意の左足でゴールを奪い追加点。スペインはなんとか２点を返し、試合はPK戦にもつれ込む。TAKERUは落ち着いて決め、TAKUMIはキーパーにストップされるも、２巡目に突入。スタンドの保護者、２チーム以外の全チームの選手、スタッフが見守る中おこなわれたPKはフランスの勝利。TAKERUと、TAKUMIは目の前で優勝を逃してしまう形となった。

 

 

　一方、HIROがプレーしたアレビン１年目以下のグループも人数が少なかったため、最終日は２チームでゲーム。フィールド、そしてキーパーで奮闘したHIROチームが見事勝利。有終の美を飾った。

 

 

TAKERU

２回目の参加となった今キャンプ。去年からの友達も多く、スタッフからの人気も高かった。試合でのパフォーマンスも前半戦は良かったが、後半戦は失速。ゴール前での決定力不足が目立った。

 

TAKUMI

昨日の試合でボールを持ちすぎたプレーが多かったが、今日も改善しきることができず。不必要な場面でドリブルを選択し、ボールロストするシーンが目立った。しかし、ピッチを駆け回り、チームに貢献。決勝進出の立役者。

 

SHOTA

日に日にパフォーマンスが上がっていったSHOTA。高い技術と強烈な左足を見せつけたのが最後のゲームとなった。

 

FUKI

左サイドを主戦場にピッチを駆け回っていた功労者。パスミスが目立つ場面もあったが、誰よりも走り、ボールを奪っていた。

 

HIRO

去年は人見知りだったHIROも、２年目の今年はみんなの人気者。応援歌も作ってもらい、伸び伸びとプレー。勝負がかかった試合では、大きな声で叫び、負けず嫌いさを見せる一面も。成長の感じ取れたキャンプとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報6 【掴む自信、見えて来た課題】

　キャンプ４日目。午前のトレーニングは、いつも通り４グループに分かれて行われた。この日は、バイタルエリアでの攻防がテーマ。ゴール前での２対１の局面、キーパー付きでの２対２＋フリーマン。シュート練習、２対２＋サイドにフリーマンのシュートゲーム。いずれもシュートにつながる攻撃的なトレーニングとなった。

　午後は、トーナメント３日目。HIROのメニューは２対２を行い、残った時間は紅白戦を行なった。

 

　そして、夜中にはこのキャンプ恒例の肝試し。ホテル近くの森まで歩き、一人ずつ暗闇の中へ。始まる前から泣いているスペイン人の子供たちもいたが、日本人グループは難なくクリア。HIROも始まる前は少し怯えた表情だったが、終わったら余裕の表情を見せていた。

 

 

 

 

さぁ、あっという間にいよいよキャンプも残すはラスト１日となりました。

 

 

TAKERU

怪我の心配もなく、伸び伸びとプレー。TAKERUが所属するグループが最も仲が良く、盛り上がってトレーニングを行なっている。彼に対してはチームメイトの信頼も厚く、午後のゲームでも自然とボールが集まってくる存在になっている。

 

TAKUMI

TAKERUと同じチームのTAKUMI。昨日の意気込みでは、パスを選択しがちだったので自分で積極的にプレーすると言っていたTAKUMIだったが、少し空回りしてしまい、ボールを持ちすぎて、奪われてしまうシーンがしばしば。

 

SHOTA

左足でのキックを武器に、ゴール前でチャンスを演出。自らドリブル突破でゴール前に侵入し、ゴールを奪うシーンも。

 

FUKI

この日も左サイドを中心にプレー。守備だけでなく、攻撃でも見せ場を作っていた。積極的にコミュニケーションを取りに行き、ゲームの合間には、スペイン人と会話する姿も。

 

HIRO

今日のメニューは２対２。勝負がかかった試合では、スペイン語で叫ぶHIROの姿も。昨年に比べ、ずいぶん逞しくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報5 【ハーフタイム】

　キャンプ３日目、今日はAQUADIVERというプールのワンダーランドでリフレッシュ。様々なウォータースライダーのあるプールで朝から夕方まで１日中満喫し、良いリフレッシュとなった。

 

今日でキャンプも折り返しを迎えた。前半戦の感想と、後半戦の意気込みを一言ずつ。

 

TAKERU

感想 「楽しかった。」

意気込み 「良いパフォーマンスを続けていく。」

 

SHOTA

感想 「練習の理解力が欠けていたので、わかるように努力する。」

意気込み 「試合で目立って、得点につながるプレーをする。」

 

TAKUMI

感想 「試合でパスを選択しがちだった。」

意気込み 「自分でやる。」

 

FUKI

感想 「パスミスが多かった。」

意気込み 「サイドバックなので、攻撃と守備のどちらも積極的にプレーする。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報4 【適応】

 キャンプ２日目。８時半から朝食を取り、１０時から午前のトレーニング開始。この日も４グループに分かれ、４種類のトレーニング。テーマは数的有利・不利な状況での攻防。ゴールを使った２対２対２。２つのゾーンにディフェンスが分かれた２対１。シュート練習からの１対２→３対２。そして紅白戦と、日本での練習より少し複雑なメニューとなった。更にそこに言葉の壁が存在するため、理解するのに少し時間がかかってしまうが、それぞれ理解しようと、必死に努力している姿をが見られた。

 

　2日目に入り、FUKI、SHOTA、TAKUMIの３人もようやく、グループに溶け込んできたようだ。ユニークなスペイン人コーチにヤキソバやワサビなど、日本風なニックネームをつけられ、練習中は叫ばれていた。

 

TAKERUは、練習途中で小指を痛め少しだけ休憩するも、最後まで高いパフォーマンスを見せていた。

 

みんなの人気者HIROは、左右の靴下が違うのが少々気になるが（笑）、練習中も中心的存在となり、トレーニングを盛り上げていた。練習が終わると、周囲の目線を気にせず、大好きな読書をする微笑ましい姿も見せてくれた。

 

 

　午後のトレーニングは昨日に引き続き、４チームに分かれ、トーナメント。やる気がないように見えて、負けず嫌いなスペイン人の気質に戸惑いを見せるも、３人もようやく自分のプレーを出せるようになってきた。２日目ということもあり、更に連携を深め、コンビネーションで打開していく場面も見られた。

 

 

　HIROの今日の午後のトレーニングは、サッカーテニス。いつの間に勉強していたのかと思うほど、流暢なスペイン語で得点を数えていたHIRO。英語とスペイン語を交えて、しっかり自己主張している姿には、去年からの成長が感じられた。

 

食事の際も、徐々にスペイン人とコミュニケーションを取れるようになってきた３人。一緒に写真を撮ったり、トランプでマジックをしたりと交流を深める姿も見られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報3 【キャンプスタート】

　いよいよキャンプ初日を迎えたSHOTA、TAKUMI、FUKIの３人。期待と不安が入れ混じる中、トレーニングがスタート。同じ年の2001年生まれのメンバーで構成されたグループでのトレーニングとなった。まずはリフティングでウォーミングアップ。その後６対２のロンドを行い、シュート練習へ。この日の午前のテーマはずばり、”フィニッシュ”！　３ヶ所から連続で行われるシュートトレーニング。少し複雑な内容に戸惑うも、徐々に理解していく３人。次のトレーニングもシュート練習。違ったパターンからのシュート。途中ディフェンスも付け、１対１の要素も含まれたトレーニング。次のトレーニングもシュート練習がメイン。一番最初のトレーニングより、さらに複雑になり、困惑する３人。ここでの１対１はさらにインテグラルな（試合に近い）シチュエーションで行われた。最後のトレーニングはポゼッションゲーム。技術に優れたスペイン人たちとのトレーニング。炎天下の中で行われたトレーニングは、非常に充実したものとなった。

 

　サイドバックのFUKIは、攻撃メインのトレーニングでアピールするのが難しかったが、がむしゃらに奮闘。左利きのSHOTAはパンチ力のあるシュートと、高い技術でアピール。TAKUMIも、最初こそ緊張感があったが、徐々に安定したプレーを見せ、スペイン人選手とのコンビプレーも見せていた。

 

　昨年に引き続き、２年連続ロンドンからの参加となったHIRO（2006年生）。彼は既にこのキャンプ３週目に突入しています！昨年は、ゴールキーパーとしての参加だったHIROは、今年はフィールドプレーヤーとしての参加。この１年間で技術をつけてスペインに帰ってきたものの、少しウエイトアップしてしまったか、身体にキレが感じられず。その為、相手をかわすも、追いつかれるシーンがよく見られた。スペイン語が話せないHIROだが、オープンな性格で、みんなの人気者に。常にピッチ内では、「リチャード！（イングリッシュネーム）」「ヒロ！」という声が聞こえてくる。

 

　バルセロナで長期チャレンジを続けるTAKERU（2003年生）も、２年連続での参加。昨シーズンのキャンプでは前半戦で得点王になっているだけあって、今回もグループでの中心としてプレー。キャンプも２週目に入り、すでに溶け込んでいる様子。プレー面でも、言葉の壁は少なくなり、声を出しての要求や、指示するシーンも。確かな技術を持っているだけに、炎天下の中、疲れに負けず、どれだけ高いパフォーマンスを見せ続けられるかが、今キャンプの鍵となりそうだ。

 

 

午後のメニューは、２つに分かれてのトーナメント。

アレビン（U12）の１年目（2006年生まれ）までは１対１のトーナメント。アレビンの２年目以降 （2005年生まれ）は、４チームに分かれての７人制でのトーナメント。

チーム分けは、TAKERU(ドイツ)、TAKUMI(ドイツ)、SHOTA(スペイン)、FUKI(ヨーロッパ)となった。

 

　スペイン人特有のゆるいリズムで始まったゲーム。日本人の悪い癖である、相手に合わしてしまう所が出てしまう。一番最初に登場したSHOTA。ゴール前で決定機を迎えるも、簡単なシュートを外してしまう。逆にスペイン生活に慣れたTAKERU、ゴール前でややエゴイスティックなプレーでゴールを奪う。早くもチームメイトから信頼を得ているようだった。TAKUMI、FUKIも技術レベルに大きな差はないものの、遠慮がちなプレーが多く、アピールには程遠いゲームとなった。TAKERUの２ゴールのみとなった初日のトーナメント。今後の爆発に期待だ。

 

一方、HIROは、１対１バトル。キャンプも3週間目を迎え、やや疲れが出ているようだった。切り返しでシュート体制になるも、肝心なシュートが力不足で枠をとらえることができず。しかし、終始笑顔で楽しみながらプレーするHIROらしさも見られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報2 【バルセロナ観光】

 

　２日目を迎えた３人。朝食を食べようとカフェに向かうも、営業時間のはずなのに開いていないカフェ。早速スペインの洗礼を受ける。やっと見つけたパン屋さんのテラスで、それぞれが選んだパンをいただく。

　そこから、メトロでサグラダファミリアへ移動。駅から出た途端、大きさに驚く３人。サグラダファミリア前の公園で記念撮影を行い、１時間の自由行動。バルサ、レアルのユニフォームに自分たちのマーキングをしてもらい、満足した表情。その後、再び地下鉄に乗り込みバルサの本拠地カンプノウへ。スタジアムツアーでスタジアムの内部へ。残念ながら芝生が張り替え中のため、本来のピッチを見ることはできなかったが、日本では経験できないスタジアムの大きさを堪能。最後はファンショップにて買い物をし、ツアーは終了。宿舎に戻る前に、お気に入りのボカディージョをそれぞれ購入。午後はゆっくりと昼寝、宿舎前の公園でボールを使って体を動かし、時間を過ごす。夕方になり、メトロでバスの出発地へ移動。そこから、１時間半バスに揺られ、今回のキャンプ地バニョーラスに到着。宿舎に着き、早速夕食を済ませ、明日から着用することになる、トレーニングウェア一式を受け取り、トレーニング初日を待つのみとなった。

明日からの意気込みをシンプルに一言ずつ。

 

 

FUKI

「みんなと仲良くなる！」

 

SHOTA

「自分の持ち味を最大限に出す！」

 

TAKUMI

「スペイン人の良いところを盗む！」

 

 

エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報1 【到着】

　Muy buenos días señoras y señores !!!

　今年もやって参りました！恒例のバルセロナサマーキャンプ！

　異国の地で、言葉も慣習も全く違う中で、周りは全て外国人と言う環境の中で、何処まで自分を出せるのか！？

　大いなる野心とチャレンジスピリッツを持って、新たな３人の若者がやって参りました！

　その名も、FUKI、SHOTA、TAKUMI。いずれも２００１年生まれの中３の若者達です。

　日本の２２日（金）夜に出発した３人は、カタール航空にてドーハを経由し、２３日（土）昼過ぎにバルセロナに到着しました。長旅の疲れを癒すべく、この日は宿舎へ直行し、のんびりと過ごしました。

　明日はキャンプが行われるジローナ県バニョラス市へ移動します。

　さぁ、僅か８泊の行程の中で、３人はどのような体験をするのでしょう。

　出来る限りよりよい経験を積んでもらう為にも、スタッフ一同、サポートして行きたいと思います！