El Diario de YUKI ～第２戦～

Hola! Muy buenos dias!

9月12日
先週、土曜日SHOKEI・RYUYA・YUKI・植松・高司で、エスパニョール VS R・マドリードの試合を観戦してきました。新しいスタジアムで行われた初の公式戦にペリコ（エスパニョールサポーター）達もスタジアムに集結。さらに、対戦相手がC・ロナウド・カカが加入したR・マドリードであっただけにスタジアムも39,000人の観客で溢れかえりました。
注目のエスパニョール背番号７・NAKAMURA選手も足の痛みを押して、監督に志願しての強行出場となりました。

本場の迫力に、サムライ少年たちも大興奮。席もコーナー付近、前から10列目とピッチからとても近く、臨場感あふれる中で試合観戦しました。

ご存知の通りかと思いますが、NAKAMURA選手は前半で交代。そして、試合も0－3とエスパニョールが敗れてしまいました。しかしながら、サムライ少年たちもいつかこのピッチで・・・と熱い思いを胸にしまったのでした。

9月13日
さて、本日はYUKIのエスパニョール・カンテラでの第2試合目。
本日の対戦相手は、カスティールデフェルスです。
エスパニョールの15番のユニホームをつけて、３－１－２の２トップの左として登場です。

前のゲームでは、１得点だったYUKI。日本からお父さんもかけつけての試合にどのような結果を残すのでしょうか？

立ち上がりから、いつものように攻撃的なサッカーを見せるエスパニョール。お父さんが見守る中、いつもよりもYUKIのプレーにキレが見られます。
そしてYUKIのアシストから、相棒の背番号10をつけたダビがゴール！ゴールにも絡み、幸先の良いスタートを切ります。

そんなYUKIが輝きを見せたのは、前半10分過ぎ。
左サイドハーフウェイライン付近。アプローチに来た相手選手の横へ、ひょいっとボールを通すとその横をすり抜け、だぁ～っと駆け抜けます。ちょっと長すぎじゃないか？？と誰もが思ったことでしょう。しかし、快速YUKI。タッチラインぎりぎりのところでボールに追いつきます。そして、ペナルティーエリア外でひょいっとまた相手を右へとかわすと、右足を振り抜き・・・
ゴーーーーール！！！！　YUKIゴラッソです！！！！

このプレーにお父さんの満面の笑み。はるばる日本からこのゴールを見るために、スペインへとやってきたのですから！YUKIも仲間たちと喜び合います。

このゴールを境にYUKIのプレーも、一段階スピードアップします。いつもよりも早くプレッシャーに行くし、プレーもアグレッシブになってきました。

そしていつものように全員メンバー交代。
後半の出場機会を待ちます。

前半終了。前半１ゴール２アシストで折り返したYUKI。ベンチではなにやら監督のダビッがFWの動き方について指示しています。内容は、ボールが逆サイドにあるときのFWの動き方についてだったのですが、YUKIはどれだけわかっていたのでしょうか？？？

後半キックオフ
２トップ、右サイドバックから変わって入った毎度おなじみのウリオール。果敢に動きます。毎回この子のプレーを見て思うのですが、本当によく走り、よくディフェンスし、よくボールを追いかけ、力強いプレーを見せてくれます。そのウリオールが右サイドからチャンスを作ります。
ゴール前へと上がったクロスボールにGKが飛びつきますが、こぼしたボールをYUKIが詰めます。シュート！ゴール！
本日2点目をマークします。
この得点でさらにYUKIに火がつきます。

誕生日が近かったお父さんに、ハットトリックのプレゼントするという約束を果たして達成することができるのか？

左サイドから果敢に攻撃をするYUKI。1試合目よりもボール絡む回数も増えます。まだ、自分から声を出して、ボールを呼ぶことはなかなかできないYUKIでしたが、今日は自然と足元にボールが舞い込んできます。

すると、フィールド中央から出たスルーパスにYUKIが抜けだします。相手GKが飛び出してきましたが、慌てることなく冷静にシュート！！！

ゴール！ゴール！ゴール！ハットトリック達成です！

ゴールを決めると、お父さんを見て、人差し指を空につきたてます。
きっと、お父さんにとっても、うれしい誕生日プレゼントだったことでしょう。
そんな親孝行なYUKIなのでした。

しかし、今日のYUKIはこれだけでは、終わりません。右サイドから上がったクロスに今度はヘディングで合わせます！ゴール！本日、４点目です！仲間たちに囲まれ祝福されるYUKI。

そして、ここでお役御免。全員が交代します。

本日、圧巻のプレーはエースのセルヒオ。体の捌き一つで左に相手をかわすと、

GKと１対１。少し前に飛び出てきたGKをあざ笑うかのように、ボールを足で掬いあげ、ふわっとボールをG頭上へ通します。そのまま、緩やかな弧を描くとボールはゴールの中へ。時間を止めたかのようなゴールに、コーチたちも「こいつは、本物だ！」というような眼付でほめたたえていました。

ゲームは結局16-0と、またしてもエスパニョールの快勝で終わりました。
今日のゲームでは、4得点2アシストとしっかりと結果を出したYUKI。

ようやく良いパフォーマンスを発揮することがYUKI。これからの課題は、練習からコンスタントにこの力を発揮することです。また、エスパニョールの中でプレーすることと、エスパニョールを対戦相手としてプレーすることでもまた違います。そういう意味で、１点目に見せたような、個人の力で状況を打破することのできるプレーをどんどん見せてもらいたいと思います。

残されたTRYOUT期間。YUKIの挑戦はまだ続きます。

Comments

[投稿情報: 龍哉父]

ハットトリック！やったね！ゆうき君(^O^)
これからもがんばれ！
ゆうきパパ。最高のプレゼント。おめでとうございます。m(_ _)m

[投稿情報: koshiropapa]

ゆうき君　絶好調だね。　
最後まで走りつづけてがんばってね。

ウリオールの活躍も励みになっています。
ウリオールのプレースピードの速さに驚いていたＫＯＳＨＩＲＯです。
やっぱ、カンテラのメンバーは１枚も２枚も実力は上なんでしょう。

そんな中で活躍できるゆうき君はすごい！

[投稿情報: Yuki Papa]

植松さん、色々とお世話になりました。ありがとうございました。
また、コメントをいただいたKoshiro君とお父さん、龍哉君のお父さん、ありがとうございました。
バルセロナの空港でみんなとお別れしてから、自分の力を出し切れなかった悔しさ＆みんなと別れる寂しさで涙を流していました。
みんなの前では明るく気丈に振る舞っていた、そんな勇輝なのでした。まあ、数分後には、いつもの勇輝に戻っていましたが（笑）
今回、龍哉君と祥慶君に初めて会いましたが、二人とも人間的にも魅力的で志高い素晴らしいサッカー少年でした。
そんな彼らに巡りあえたサッカーそして植松さんに心から感謝いたします。
龍哉君、祥慶君、Koshiro君、またいつの日か会えるのを楽しみにしています。

[投稿情報: koshiropapa]

ゆうきくんは、サッカー人生で初めての悔しさを味わうことになったのでしょうか？
親としても複雑な気持ちですよね。（順風満帆にいってほしいのと壁にぶつかることで成長してほしいのと）
外野なのであれこれはコメントできませんが、ゆうきくん親子の挑戦は、我が家にも勇気をあたえてくれました。
２０００年生まれ同世代として息子同士がフットボルの世界でどこかで出会い切磋琢磨してより人間としても成長してくれるといいですね。わが子はたいしたことないので一方的に磨いてもらうほうですけど。
また、このブログをとおしていろいろなお話ができるとうれしく思います。
ゆうきくんのチームの指導の様子とかもぜひとも教えてください。
それでは。
ゆうきくんへ
今回のスペインチャレンジで見つけた目標に向かって新たにチャレンジする気持ちを持ち続けてがんばれ。

[投稿情報: Yuki Papa]

Koshiro Papaへ
勇輝はサッカー人生で悔しい思いもたくさんしてきましたよ！
でも、それ以上に嬉しい思いもたくさんしてきました。友達もたくさんできたし、親友と呼べる仲間もたくさんいます。サッカーは本当に偉大だと思います。
私は現在、地元サッカーチームのコーチをしています。勇輝はクラブチームへ行ってるので一緒にサッカーをすることは殆どないんです。勇輝のクラブチームのコーチは選手個々の特徴を伸ばすように色々考えて指導してくれているので、全くお任せしてます。
むしろ、私は地元サッカーチームの育成に注力しているのが実状です。今回、私が渡西したのも、勇輝の応援をしつつ、スペインの指導方法を見学するのが目的でした。
今回学んできたことを参考に、私の受け持つチームの子供たちを指導していきたいと思っています。
最近、少しずつ見ていて面白いサッカーができるようになってきました。

植松さんへ
エスパニョールのセットプレーを試してみました。効果抜群で攻撃のバリエーションが増えました！

[投稿情報: koshiropapa]

ゆうきぱぱへ

地元のサッカーチームにぜひ本物のフットボルを浸透させてください。
いろいろな変化が生まれたら教えてくださいね。
それとゆうきくんの活躍も！

[投稿情報: Yuki Papa]

植松さん＆Koshiro Papa へ
　
おはようございます。
今、千葉県では３年生の県大会が開催されています。
そこで何と、私が教えているチームがベスト８になりました。
181チームがトーナメントで対戦するノックアウト方式です。
しかも、ベスト８まで来ると周りは強力なクラブチームばかりです。
結局、準々決勝で逆転負けしてしまい、県大会を終了したのですが、
最後まで自分たちの繋ぐサッカーを貫いて負けたので、悔い無しです。
１人１人の技術・身体能力は明らかクラブチームに劣りますが、
判断力の早さ、プレッシャーの早さ、団結力、勝利への執念は、
決して負けていなかったと思います。

植松さんから教わった練習が、少しずつ身になってきているのかもしれません。

ちなみに、勇輝はクラブチームの４年でプレーしているので、この大会には出場していませんが、
２年生まで自分がキャプテンを務めたチームの活躍を自分のことのように喜んでいました。

[投稿情報: koshiropapa]

Ｙｕｋｉ　Ｐａｐａ

お久しぶりです。
わが子にも大きな大会の雰囲気を体験させてやりたいです。
ＰＡＰＡのチームもいい風が吹いているみたいですね。
子どもはコーチの影響を受けやすいから、ＰＡＰＡの経験が良い結果を生み出すことでしょう。

Ｙｕｋｉくんの帰国後のプレーはどうですか？

[投稿情報: Yuki Papa]

Koshiro Papaへ

こんばんは。コメントの返信、ありがとうございます。

Yukiはスペインから帰国して少し問題に直面していました。

というのも、プレーの第１選択肢がPassになりがちで、チームがボールを繋いで折角YukiがDFと1対1になれる場面を作ってくれているのに、ワンタッチプレーやスルーパスを選択して結局得点にならず。。といった場面が結構目につくようになりました。

ポジションや状況にもよりますが、FWでプレーすることが多いYukiは、やっぱりシュートを撃って、ゴールを決めてなんぼやと思うんですよね。

それで、Yukiの考えを聞いてみたら、案の定、「まず、良いポジションにいる味方を探している」とのことだったので、「FWは唯一失敗が許されるポジションだから、積極的にシュートまで持ち込もう！DFとの勝負で３回に１回でも勝てればFWの勝ちだよ！」と話をしました。

だからかどうかはわかりませんが、最近はチャレンジとパスのバランスが良くなってきたので安心していたら、その矢先に新型インフルに感染してしまいました

幸い現在は完治して、昨日は久々に練習試合へ行ってきました。たくさんゴールに絡めたので、とても満足そうでした。

[投稿情報: koshiropapa]

視野、発想が広がったとよろこんでもいいのでは。どうですか？
あとは、自分が状況判断したプレーの結果をみて子ども自身がどのように自分のプレーを整理していくかでまた、引き出しの多いＦＷになるのでは。プレーに幅が出てきたというか。そういう結果がでそうですね。
どのポジションでもどっちにしても消極的なプレーヤーにはなってほしくないですよね。
これからＹｕｋｉくんは、インザーギーやヴィジャのような点取り屋として成長していくのか、ルーニーやイブラのようにバランス感覚の備わったゴール前に選手になるのかまた楽しみですね。
それとも本人のイメージは、Ｃロナそれともメッシ？

わが子も迷わずシュートをうって試合を決めてくるプレーをたまには見せてほしい限りです。
打てるタイミングで打てないもどかしさが残念。ﾊﾟｽがすきなんでしょう。
でも、こういういろんなタイプがひとつになって大きな仕事してくれるといいな。
ＫｏｓｈｉｒｏのスルーﾊﾟｽからＹｕｋｉくんのスーパーゴールでＷ杯優勝みたいな。

[投稿情報: Yuki Papa]

Koshiro Papaへ

Koshiro君とYukiのコンビを是非見てみたいですね

ところで、12月末のマリノスカップにKoshiro君のチームは招待されてたりしませんか？

もし招待されてたら、そこで会えるかもしれませんね[E:#xE4F6]

まあ、その前に遠征メンバーに選抜されるようにYukiもアピールしないとダメなんですけど。。

[投稿情報: koshiropapa]

Koshiroはそのような名の知れた大会によんでもらえるようなビッグクラブには所属していないので。
誰も知らないような愛知の田舎チームです。

Ｙｕｋｉくんの選抜されるまでの様子や大会の様子また聞かせてください。
その年代にどれくらいのレベルの子がいて、どのような試合をするのかしりたいですね。

[投稿情報: Yuki Papa]

Koshiro Papa へ

私がコーチをしているチームも柏の隣町の田舎チームなので、他府県の大会には全然呼んでもらえないです
やはり、県大会で優勝とかして知名度を上げないとダメなんでしょうね。子供たちと頑張って精進します[E:#xE4E9]

話は変わりますが、Yukiが１番好きな選手はメッシです。プレーも似てくれると良いのですが。。

Koshiro君の好きな選手は誰ですか？

[投稿情報: koshiropapa]

メッシですか。バロンドール受賞選手ですね。あれくらい強さ速さ上手さがあると手がつけられないです。それじゃあ、右サイドよりから左足で中に入って勝負していくプレーが武器ですか？

Ｋｏｓｈｉｒｏはバロンドールはなかなか取れない選手がすきみたいですよ。
選手はこれっと絞りきれていない様子で試合を見るときに注目して、練習でまねしたとよくいうのは、
チャビ　セスク　アロンソ　カカ　グティ　ピルロ　　シルバ　こんなメンバーです。お膳立てくんですね。
ピッチ中心部を動いてボールを散らすプレーというより、長短スルーﾊﾟｽが好きみたいです。
散らすプレーが好きな割には、ドリブルで持ちすぎるのでトップ下に置いたほうがいいような感じのプレーを今はしています。（ピボーテは危ない）
ボールを出してボールを持っている仲間に寄ってまた受けて散らしたりゴール前にスルーしたりするイメージが強いプレイヤーです。
なかなか3年生ではプレーイメージが合わないところもあります。（サイドから縦に急ぐ子が多いので出したら終わり）
だから、出すとみんな仕掛けしまうので本人がピボーテの位置で残っているケースが多いです。

[投稿情報: Yuki Papa]

Koshiro Papa へ

Yukiは4-4-2の左FWでのプレーが多いので、右サイドから切れ込むプレーは殆どしないです（右サイドでボールを受けたときくらいです）。右利きの子が多いので、右FWは激戦区なんですよ。

これといった得点パターンがあるわけでもないのですが、シュートコースがないときは、まず間違いなくシュートは撃たないです。だから、１試合のシュート数は多くないのですが、シュートを撃てれば5～6割くらいの確率で得点していると思います。だから、シュート数を増やして欲しいんですけどね～

よく見るプレーは、
・こぼれ球につめる
・スルーパスに反応してDFの裏に抜ける
・WingもしくはSBとワンツーしてリターンをシュートする
・DFやGKのボールを奪ってシュートかラストパス
・中盤に降りてボールを受けてスルーパス

といったプレーが多いですかね。でも、ミドルシュートやループを打ったりもするので、やっぱり良くわかりません。相手が読めないのが良いのかもしれません。

ただ、間違いなく言えるのは、Koshiro君とのコンビは、すぐに成立すると思います。なぜなら、ワンツーを狙って預けられたボールは、パスコースがある限りYukiはリターンを返します。リター

[投稿情報: koshiropapa]

ＹｕｋｉくんのプレーにKoshiroがついていけるかわかりませんよ。
冬休みにでもＹｕｋｉ君のチームに練習参加させてもらってきたえてもらおうかな（笑）

[投稿情報: Yuki Papa]

Koshiro Papa へ

年末のマリノスカップの遠征メンバーに選ばれました。選抜基準は不明ですが、このところコンスタントに結果が出せているからだと思います。マリノスカップは強豪チームばかりなので、ワンチャンスを決めれるか？が重要になりそうです。

話は変わりますが、今春のスペイン留学で一緒になったRyu君は、時々（先週も）、私のチームに練習参加しに来てくれますよ[E:#xE4F6]
まだ、Yukiとは一緒に練習したことないですが、来週くらいにも再び練習試合に出場しに来てくれる予定です。

東京方面に来ることがあれば、是非、遊びに来てください。大歓迎しますよ。

[投稿情報: koshiropapa]

Ｙｕｋｉ君　チャンスをつかんだ後が勝負だね。燃えろ！
日本でがんばっている子、海外でがんばっている子とそれぞれの夢に向かって日々成長しているんですね。子どもにとっては、日本も海外も関係なく自分が真剣にやれる環境があれば、自分の力で一歩ずつ前進していくのでしょう。
親はあせらず自分の力で前進する子どもの邪魔をしないようにと思う今日この頃です。

また、遠征での出来事を楽しみにしています。