思わぬ形で最初の一週間が空いてしまったYUKI。しかし、だらだらと遊ばせる訳には行きません。その一週間の内の4日間は、UEMATSUが特訓に連れ出しました。1日はマンツーマンで、そして残りの3日間は日本から加わった新たな仲間、RYUYAとSHOUKEIを交えて行いました。時には、偶然居合わせた少年達とミニゲーム、時にはトラップの猛特訓、時には胸トラップからのボレーシュート。時にはトラップやドリブルでかわしての素早いシュート。時にはロンド(とりかご)と、毎日30日の炎天下の中、YUKIは疲れも見せず、元気にボールを追い駆けていました。
23日にはカンプノウで、スペイン・スーペル・コパ第二戦、対アスレチック・ビルバオ戦を、そして、31日には同じくカンプノウでリーガ第一節、バルサvsスポルティング・ヒホン戦を堪能しました。
そして、いよいよエスパニョールのカンテラ(プロの育成を目指す下部組織)のエリート達に混ざっての練習がスタートです。コンディションも万全、気合も十分に臨んだ31日(月)の練習では、既に何度かの渡西ですっかり知り合いになったセルヒオ、ビクトル、マヌ、ブルーノ、ダニ等がいます。また、今シーズンからBenjaminA(ベンハミン・アー)入りを果たした新星ウリオールの姿もありました。
テクニックに秀でたものを持つYUKI。しかし、エスパニョールの2000年生まれのBenjaminA達の中に混ざると、パワー、激しさの面で物足りなさが浮き彫りになります。YUKIも1年半前に来た時よりもパワーアップしているものの、周りも同じぐらいかもしくはそれ以上にパワーアップしている感があります。一つ一つのパスの強さ。一つ一つのシュートの威力。判断力の速さ。相手ボールを奪う時の激しさ。プレスの早さ。流石エスパニョールの選ばれし戦士達です。
この素晴らしい環境の中で、YUKIは何を感じ、何を学び取る事が出来るのでしょうか!?
1日(火)はビーチサッカーによるトレーニング。しかし、頭痛を訴えたYUKIは、止む無くこの日は休む事に。
2日(水)この日はエスパニョール練習場到着間際で歩道の縁でやや足を挫いてしまったYUKI。やや痛みを訴えながらも、ダビッ監督に促され、練習に参加。しかし、1対1の練習で痛めた箇所を相手に削られ、涙の降板。その日は、20分足らずで、あとは見学する事になりました。
3日(木)この日も痛みが引かないとの事で、練習場まで行って見学する事に。エスパニョールのメディカルスタッフに診てもらったところ、「さほどたいしたことは無いと思うので、明日には出来るだろう」との診断。いずれにせよ、明日は練習はオフの為、一日ゆっくり休養を取ることにします。
koshiroです。
こんにちは。
ぼくとおなじ3年生のYUKIくんがんばってください。
ウリオールもがんばれ。
ぼくもはやくスペインにいってみんなといっしょにフットボルしたいです。
投稿情報: koshiro | 2009/09/04 02:15
Koshiroくん。応援メッセージありがとう。
Koshiroくんも頑張ってスペインで日本人が活躍できることを
証明してきてください。
勇輝は、まだまだみたいですが、日本中の子供たちが
スペインでのプレーを夢見て、チャレンジして欲しいと思います。
私もスペインでプレーできるレベルの選手が
1人でも多く育てられるように努力したいと思います。
夢はチャレンジするものしか掴めないご褒美ですからね!
投稿情報: Yuki no Papa | 2009/09/07 01:35