10月17日(土)
Hola !!! muy buenos dias señoras y señores !!!
Espero que estén pasando muy bien este fin de semana !!!
Hoy es la jornada 4 del grupo 7 de 1ª división de alevín, Cornellá Alevin D vs Calafell Alevin A.
皆さんこんにちは!
今日はAlevinリーグ第4節、Cornellá Alevin D vs Calafell Alevin A の一戦をコルネヤスタジアムよりお送りします!
さて、前節、3試合目にして初勝利を手にしたAlevin D。3試合を戦って1勝2敗の勝ち点3で16チーム中12位に浮上しています。今日の相手は同じくここまで1勝2敗の11位に就けるCalafell戦です。このグループの例に漏れず、今回の対戦相手もAlevinのAチームだけに、1つ年上との対戦となります。RYUYAは火曜日の練習を足の打撲で休んだ関係で、この日はベンチスタートです。
キックオフ!
試合は中盤にテクニックのあるCalafellがパスワークでCornelláを押し込みます。特に、15番のドリブル、ボランチの7番の球捌きは特筆に価します。
そんな中、Cornelláディフェンス陣は寸での所で懸命に守ります。
しかし、前半の3分、Cornelláディフェンスの裏に蹴り込まれたロングボールにCalafellのFWが飛び出し、飛び出すGKより僅かに早くボールに追い着き、ループシュート。これがあっさりと決まり、Cornella Alevin D、0-1とリードを許してしまいます。
その後も、中盤を制したCalafellは、中央からの攻めを繰り返しますが、両ボランチのブライアンとダビ、そして両センターバックのキャプテン・エリックとエドゥが体を張った懸命のディフェンスで踏ん張ります。
すると、トップ下のパウからのスルーパスに抜け出した、カメルーン人の父を持つ1トップの黒豹アドリアンがGKと1対1の場面でシュートを放つも、キックはミートせず、ゴール右へ大きく外れて行きます。
しかし、このプレーでスピードのある9番アドリアンのカウンターを恐れたか、Calafellのラインがやや下がり、その為に中盤のスペースを8番パウ、19番ダビ、20番ブライアンの“ザ・トライアングル”が機能し始めます。
そして、再びスルーパスに右サイドを抜け出したアドリアンが角度の無い所からの至近距離シュート。しかし、これはGKの正面に飛んでしまい。頭を抱えるアドリアン父。
だがしかし、このプレーでコーナーキックを得ます。
ゴール右からのコーナーキック。8番の左利きのパウがファーサイドまで大きく蹴り込みます。相手DFが懸命のクリアー。しかし、これをブライアンが再びゴール前に弾き返すと、ゴール前の混戦の中、右ウイングの2番アーロンが足を出すと、GKの左脇を抜いてゴール!Cornella Alevin D、1-1の同点に追い付きます。
これで勢いが出て来たCornellá。試合巧者のCalafellと互角に渡り合うようになります。
すると、今度はキック力に定評のある8番パウが、25mの位置からロングシュート。これが、飛びつくGK及ばず、ゴール左上に突き刺さります!ゴラッソ!!!会場がドッ沸きます!
そしてここで前半終了。なんと、勢いに乗るCornella Alevin Dが2-1と逆転に成功です。
さぁ、そして満を持して、左ウイングにRYUYAの登場です。
今日のテーマを「相手からゴールを奪う、シュートを撃つ、そしてゴールを決める!」としたRYUYA。この日は、相手陣内ではどんどん自分で仕掛け、中盤より後ろでは、シンプルに繋いで、攻撃を組み立てます。相手の鋭く激しい寄せに苦戦しながらも、この日のRYUYAはそつ無くプレーし、Cornellá応援団から「いいぞぉ~!RYUYA!」と声援を浴びています。
しかし、なかなかシュートまで持って行く事が出来ません。日本とは違い、小学生でも大人用の広いグラウンドでプレーするスペインでは、一発のプレーではなかなかチャンスに結びつける事が出来ません。この日のRYUYAは2トップ左に入った11番の長髪エデルへ良いパスを供給するのですが、それを再び自分がもらうプレーがもの足りません。スルーパスを出したらそれで終わり。次に自分がもらって更に押し込もうという気迫が見て取れません。その為、エデルも出し所、プレーの選択肢が狭まれ、ボールを奪われてしまうシーンが多々あります。
それから、ただでさえ小柄なRYUYAは、もっと体を一杯に使って、体を張ったプレーをする必要があります。ルーズボールには素早く相手とボールの間に体を入れて、競り合いで有利に立つ術をもっと覚える必要がありそうです。
そんな中、右からの展開で中央へクロスボールが入ると、中央やや左よりでボールを受けたRYUYAは、飛び込んでくるセンターバックを浮き球でかわし、落ち際をボレーシュート!しかし、枠を捉えたシュートも、GKのほぼ真正面に飛んでしまいます。“シュートは4隅を狙え!”それを実戦の局面で発揮する事が出来ません。
試合は終盤、疲れが見え始め、プレスが甘くなって来たCornella に対し、同点ゴールを目指すCalafellが終盤で優位にゲームを進め、押し込みます。
そして55分、中盤でボールを奪っての素早いカウンターからゴールを決められ、遂に同点に追い付かれてしまいます。
その後もCalafellが押し気味にゲームを進め、Cornella のGKアドリーは大忙しです。
懸命に守るCornella イレブン。
RYUYAも左サイドのカバーに追われます。
会場の掲示板が60分を過ぎ、ロスタイムに突入。
Calafellの15番がドリブルで中央突破を図るも、19番ダビ、6番キャプテン・エリックが体をねじ込んでドリブルを止めます。すると、ペナルティーエリア外にこぼれたボールをCalafellの14番が20mのミドルシュート。なんと!これがGKアドリーの手を弾き、ゴール左上に突き刺さってしまいます。再逆転。そして無情の試合終了の笛。
Vaya final ! なんという結末でしょう。この試合、試合終了5分前まで試合でリードしていたのに、、、
Cornella Alevin Dは2-3で敗れてしまいました。
しかし、これもまた、フットボールです。
1プレーの大切さ、1チャンスの重み、悔しさの中に、多くを学んだ試合でした。
by Keita Uematsu
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