さぁ、いよいよKAITOの挑戦が始まりました。今回はエスパニョールのカンテラ(AlevinB/1999年生チーム)に挑戦です。このチームは、1998~1999年生まれで構成されるAlevin(アレビン)というカテゴリーのリーグ戦(1部から4部まである)のPreferente(プレフェレンテ)という2部で首位を独走しているチームです。お兄さんチームである、AlevinA(1998年チーム)は1部リーグで勝ち点1差で首位のバルサと凌ぎを削っています。そして、2部は、1部からもれている1998年生まれのチームがひしめいています。そんな、体格に勝る1歳年上との戦いを潜り抜け、首位にいるというのは、とんでもない話なのです。ちなみに、2部リーグは2つグループがあり、もう一つの2部リーグにはバルサのAlevinB(1999年生まれチーム)が所属していますが、やはり、体格のハンディもあり、5位に低迷しています。それを考えると、エスパニョールのAlevinBの強さが良く分かると思います。
さて、前置きが長くなりましたが、そんな猛者達が集まる中に、KAITOは飛び込みました。日本では身長が平均的というKAITOですが、カンテラの中では、一番小さい部類に入ります。
練習前、“間違いなく、君はこの中で一番下手くそだ。だからこそ、必死にやれ!気持ちで負けるな!全力で挑め!”と送り出しました。
さて、そのプレーぶりは、、、
やはり、アップアップの様子でした。
プレーの判断の早さ、プレースピード、フィジカル、激しさ、シュート力、どれを取っても、周囲の方が数段上。
それでも、KAITOは懸命に走り、必死で食らい付いて行きました。それでも、ゲーム形式で行われた攻守の切り替えを意識した練習では、対峙したダニに翻弄されっぱなし。食らい付いても、食らい付いても、かわされ、ボールを奪う事が出来ません。
練習後、KAITO「こいつらプレーがめちゃ激しい。日本で通じる自分のドリブルが全然通用しなかった。」
それでも、最初の練習を終え、過度な緊張感が取れたのか、「全ての面でなかなか通じないけど、頑張る!」と前向きな発言をしてくれました。
まだまだ4週間の挑戦は始まったばかり。
少しでも、ここから何かを掴み取って欲しいものです。
by Keita Uematsu
しょっぱなから、
今まで積み上げてきたものを全て叩き壊してもらったようで、
最高のスタートになったのではないでしょうか?
ここから=ゼロから、いやマイナスからでしょうか、
這い上がることを、どこまでも食らいついていくことを
信じています。
誰も与えてくれない、一つずつ自分でつかみ取っていくしかない。
最高の環境でできる幸せに感謝です。
Uematsuさん、Takejiさん、ありがとうございます。
本人はどんだけ幸せかわかっているかな?
残念ながらそんな余裕はないか…
投稿情報: kaitochichi | 2010/04/15 20:42