4月26日
昨日のダービーでの衝撃的な勝利を目にしたYUKIとKOSHIROの2人。
少なからずとも何かしらの影響を受けているに違いありません。
選手たちは、昨日の勝利なんてあたかも忘れたかのような様子で、いつもと同じ雰囲気でやってきます。
のこり試合は、3試合。勝ち点で5ポイントバルサを引き離したとは言え、監督DAVIDは選手たちの気持ちを緩めさせません。
DAVID「今日は、フィジカル的に追い込む練習をやるから、気持ちと同時に運動量をしっかり確保するように。」と選手たちに告げて練習はスタートします。
まずは、軽いウォーミングアップをすると、いきなり対人練習に入ります。
細かいゾーンでの1対1。いつもと同様に、DAVIDの指示で、選手たちは判断を迫られ、スタートします。
もくもくと高い集中力で練習に取り組む今日のYUKI。練習に全力で取り組もうとする姿勢がうかがえます。
一方、KOSHIRO。練習前に左足首の不調を訴えますが、練習はやりたいということで続行。
少しプレーにも影響があるのか集中を欠きます。
時に、DAVIDから「KOSHIRO!!!!」と歩いているのをとがめられるシーンもありました。KOSHIROも突然の声に、ビクリ!!! 集中力を高めます。
そして、次の練習は4か所に分かれてのシュートと対人を織り交ぜたトレーニングを行います。
DAVIDの練習は、動き方も複雑、スペイン人の子どもたちも混乱するほどです。
流れの中で、YUKIもKOSHIROも動き方を理解し、取り組みます。
DAVIDも「言葉もわからな日本人の方が練習を理解できているぞ!」と選手たちにプレッシャーをかけます。
すると、動きが一気に活性化され、練習もスムーズに流れ始めます。休むことがほとんど許されない練習で、選手たちも20分ほど走りながらのトレーニングが続きます。
そして、最後はお決まりのペナルティエリア内でのシュートゲーム。先日は4対4での練習でしたが、今日は7対7で行います。早い判断とゴールへの意識が求められるこのゲーム。さらに競争の様子が盛り込まれ、負けず嫌いの選手たちをさらにあおります。YUKIとKOSHIROもそんな中で、揉まれているようでした。
声が課題とされるYUKIも、ここにきて随分と声が出てくるようにはなりました。それでもまだKOSHIROの方たくさん声を出しているのは本人も自覚しているところですが。
しかしながら、集中と激しさを最後まで失うことのない強度の高いトレーニングで、あっという間に1時間半が経過し、終了です。
エースSergio、そして昨日の勝利の立役者Victorと一緒になったYUKIチームが勝利。KOSHIROチームは残念ながら敗北。荷物の片付けというペナルティーを科せられたのでした。
昨日の試合でのエスパニョールの選手たちを見ましたが、練習よりも尚、試合の中でより力を発揮することができる選手たち。しかしながら、勝利の立役者のVICTOR。どんなトレーニングでも本能がそうさせるのか、全力で取り組む姿が見られました。そういう姿勢が試合でものをいうのかなと改めて思い知らされた今日のトレーニングでした。
YUKI、KOSHIROも学べることがたくさんあるこの環境で、自分の肌で感じたことをそれぞれの力に変えてほしいと思いました。
明日は、スクールでの練習です。
By Yuya Takaji
tt
意気消沈ぎみなのかな。
足の治療しっかりやりなよ。
まあ良いときもあれば悪いときもあるでしょう。
出来ることをやっていけば、悪いことのあとはいづれ良いことがくることでしょう。
楽しく笑顔でがんばれよ。
投稿情報: koshiro papa | 2010/04/27 02:01