急遽、この日はAlevinBが親善試合を行う為に、アウェイに遠征に行ってしまったので、KAITOも含め、KOSHIROとYUKIの3人が、ダビッ監督率いるBenjaminAの練習参加をする事になりました。
ここ数日は、25度近い、夏日模様。まるで、数週間前まで、薄っすらと寒かったバルセロナは、春という心地良い季節を忘れ去ってしまったのでしょうか!?
最初の30分間は、様々なメニューでウォーミングアップを行った後、4箇所に分かれ、ハーフコートにゴールを2つ並べ、シュートを交えたサーキットトレーニングを行いました。そこでは、ビシッとした足元へのパス。斜めから入ってくるグラウンダーのゴロのパスをダイレクトでシュート。ダイレクトでの的確なパスワークなどが、求められました。3人は、直ぐにメニューを理解し、精力的に練習をこなします。
続いては、2チームに分かれての、2vs1のトレーニング。サイドからの展開で、サイドをえぐった選手が、ディフェンダーに引っ掛からないように、クロスを入れ、それを中央の選手がシュートするというもの。ディフェンダーが過度にクロスをケアーしているようであれば、角度の無い所からでも、シュートしても良いというもの。ここでは、シュートを決め続ける限り、同じチームが常に攻撃出来るというルールの下に、練習が実行されました。
最後は8vs8のゲーム。Aチームには、GKオリベル、DFがビクトル、アルティ、ジョアン、MFにミゲルとマヌ、そして、FWにはダニとYUKIが入ります。一方、Bチームには、GKフアンマ、DFに右からブルーの、KOSHIRO、マルコ、MFにウリオールとセルヒオ、そして、2トップにKAITOとトニが入ります。
KOSHIROは、最近定着しつつある!?センターバックでの起用。彼の落ち着いたビルドアップ能力、キープ力を買われての配置です。この日は、ダニやYUKIの速い寄せを警戒し、首を振って周囲を素早く察知する、チャビばりの気遣いを見せていました。背後からの寄せに気づかず、ゴール前の危険な位置でボールをあっさり奪われていた前回よりも、成長しているようです。一方、相変わらずのテーマはヘディング。空中戦に全く参加しようともしません。また、ダニの強引な突破に、体負けし、簡単にシュートまで持って行かれるシーンが何度かありました。相手のボールを読んで前でパスカットする動きも含め、KOSHIROの守備能力は、真剣に改善する必要がありそうです。それでも、ボールを持った時は、突っ込んで来る相手をいなし、攻撃の起点となるパスを最後尾から幾度と無く供給していた事は流石です。また、最後尾の怖さを感じたのか、危険な場面ではシンプルでセイフティーな選択をするシーンも。前回は、”そこからドリブルかい!?”という場面でボールを奪われ、失点していたので、日本での癖を修正し、的確な判断力が身に付いて来たようです。
一方、BenjaminAに初参加したKAITOは、”1歳年下には負けない”という意地が働いたのか、遠慮する事無く、積極的にボールを呼び込みます。セルヒオから左サイドに開いたトニへ、そしてそこからファーサイドに上げられたクロスボールに飛び込んでボレーシュートを決めたシーンは、挨拶代わりの一発となりました。また、ボールを追う際には、相手のミゲルが嫌がる程に突っ掛かるなど、良い意味でのしつこさを発揮、その後は不発ながらも、結果的にGKオリベルのタイミングを外すヘディングシュートを決めるなど、まずまずの活躍を見せていました。但し、右サイドを抜け出して放った45度のシュートは、確実に決めておきたいところです。
さて、一方、唯一のサムライ少年として、Aチームに入ったYUKIは、2トップの左として、ダニとコンビを組みます。チャンスの時、楔に入ったダニに対し、「ダニッ!」とパスを要求するなど、声もまずまず出しています。右サイドのビクトルから大きく逆サイドに出されたボールは、右サイドバックのブルーノの頭を超え、YUKIがフリーで走りこみます。これをきっちり叩き込み、YUKIも仕事をします。気になったのは、ボールを持った時、常にダニを探していた点。「そこはブルーノをかわして勝負だろう!」というシーンで、ダニへのパスコースが塞がれており、結果として、ドリブルからシュートに持って行ったシーンがありましたが、あそこは積極果敢に行って欲しかったところ。ダニにパス出すと見せかけて強引に突破からのシュートぐらいのプレーを見せて欲しかった場面です。また、来たボールをキープせずに、難しいシチュエーションでダイレクトでボールを叩き、ボールを失っているシーンが多かったので、プレーの的確な判断、選択、そしてその精度を追求する必要があると感じました。
by Keita Uematsu
tt
しっかり状況判断、守備力を矯正してもらうチャンスと思ってがんばればいい。
体力は時期つくことを祈って今はトータル技術(体をぶつける、競り合うことも含む)しっかり1流の選手、1流のコーチが集まるところでしか体感できない中で磨いてみよう。先は長いのだから1つ1つ行けるところから1流に近づけていこう。
ルシオ、ピケのように激しく頭にテーピング巻くくらいいけ。セルヒオ・ラモス並みにキレちゃうくらいでちょうどいいよ。キレろ キレろ。キレちゃえ~。
攻撃はピルロのように鷹の眼をもって攻撃の起点となれ。
エスパニョールの仲間が優勝できるようきびしいディフェンスですこしでも練習相手として貢献してみよう。
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/01 07:13
もうやちゃえ。最後尾から全員抜きでゴール量産だ。ってくらい実力があればすげえけど。
帰国するまでに全員抜きして来い。メッシをそしてマラドーナを超えろ。右利きの選手では初の5人抜き+2をめざせ。歴史に名前を残してみろ。
と言いたいけど、今はステップアップのため苦しめ。そして楽しめ。
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/01 07:32