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dias!
3月31日 MIC2010 開幕!!
Sakuyo Futuroは、Mexico National Team、CE Bescano、CF Lloretの3チームと同組に入り、決勝トーナメントの進出を狙います。
本日の対戦相手は、MexicoU-18!!大会優勝候補に挙げられている強敵です。 過去、育成年代では、バルセロナカンテラ出身のジオバンニ・ドス・サントス、ジョナタン・ドス・サントス兄弟を要して、U-17世界大会を制覇している強豪チームでもあります。
朝9時過ぎに、バスでHotel Surf Marを出発して会場へ向かいます。すると、何やらもう1チームバスに乗り込み、会場に向かうということ。そして、ホテルに近づくと、そこにはもう一つの緑カラーが出没します。そうです、対戦相手であるメキシコ代表と行き来をともにすることとなったのでした。
バス車内では、作陽高校の静けさとは打って変わって、スピーカーを手に持ち、バスの中に陽気な音楽を奏でます。バスは、一転メキシコカラーに染められます。「この雰囲気にのまれなければいいのだけれど・・・」と、コーチのNAKASUGIさんとボソり。
ホームカラーの緑でプレーするのは、SAKUYO FUTURO。NAKASUGIコーチの指揮のもと本日は戦います。一方、白のユニホームをまとったMexico。危険な匂いを醸し出します。
<前半キックオフ>
3-5-2でワイドなポジションを取ってくるMexicoに対して、Sakuyo Futuroは、4-4-1-1でブロックを形成して、ディフェンスを固めます。
後ろのディフェンス3枚でボールをゆったりと回す、メキシコの立ち上がり。そこに、ボランチの20番と22番がボールを受けに入ります。
サイドにボールが入った時に、Sakuyo Futuroのディフェンスはスタートしますが、なかなか相手に対して寄せていくことができません。攻撃の幅をいっぱいに使ってくるMexico。広げられた守備陣のギャップを突かれ始めます。鍵を握っていたのは、11番。すっとギャップに顔をだし、ボールを受けると、リズムよくボールを動かし、チャンスを作ります。11番が左サイドからボールを受けると、中央に切り込み、左アウトサイドでスルーパスを出します。これに反応した10番が低く強いシュートをゴール隅に放ちますが、これはわずかに枠の外。危険なシーン!
一方、なかなかボールを相手陣地へと運ぶことにできないSakuyo。クリアでピンチを逃れる厳しい時間帯が続きます。唯一チャンスはクリアボールの跳ね返りを拾った10番YOSHIDAのロングシュート。しかし、これはGKの正面。チャンスになりません。
尚、攻め続けるMexio。前半15分、ついにその壁が破られてしまいます。11番とのコンビからサイドを上がった16番が右サイドを縦に突破するとクロスボールを放り込みます。小さなクリアボールは11番に拾われ、右に少しかわしてシュート!ボールはゴール右上に突き刺さります。なんとか、前半0で抑えたかったSakuyo Futuroでしたが、Mexicoに先制点を与えてしまいます。
尚、攻め込まれながらもしのぐSakuyo Futuro。前半を0-1で折り返します。
《後半キックオフ》
ハーフタイムで、カウンターの意識をチームに落とし込んだNakasugiコーチの指示通り、前半よりも、守備から攻撃のパスが前線に当たるようになります。しかし、なかなか相手陣地深くまでたどり着くことができません。しかし、そんな後半3分。前線からプレスをかけ、相手GKのパスミスを拾ったKatoが、左足で強烈なロングシュート!キーパーが飛び出ていたため、ゴールは空でしたが、これは僅かに枠の外。1チャンスをものにできません。そして、後半7分。ゴール前でファールからフリーキックを得ます。キッカーはYoshida。狙ったシュートは壁を超え、少し揺れてキーパーがボールをはじきます。しかし、このボールに詰める選手がいません。ベンチの選手からも「なんで、詰めないんだ??」と残念そうな声。後半も中盤、互いに大きなチャンスもなく試合は進みます。迎えた17分。中盤でボールを拾った5番のKawasakiが右足を思い切り振りぬくと、ボールはシュート回転がかかりキーパーから逃げ、ゴール右上に突き刺さります!起死回生の同点弾!!!このゴラッソにスタンドからも歓声が巻き起こります。こうなると勢いのついたSakuyo
Futuroイレブン。ディフェンスのプレスも1ランクギアがあがります。粘り強いディフェンスにMexicoも得点シーンを作れず、イライラ感が募ります。後半21分。左サイドから7番が縦に2人をかわして突破すると、中にクロスを上げ、19番が飛び込みます。しかし、これもわずかに合わず。危険なシーンを再び逃れます。一方、22分。ボランチとディフェンスラインの間に抜け出したYoshidaが前を向くと、遠目からシュート。しかし、こちらも枠の上。試合時間は残り3分と引き分けのまま終了を迎えるかと思い始めた時。右サイドで、相手にフリーキックを与えてしまいます。このフリーキック、ゴールキーパーとディフェンスラインの間に落ちてきたボールに触ったのは、相手の19番。ボールは、ゴールに吸い込まれます。混戦の中、気持ちで触った意地の一発。再び1-2とされてしまいます。万事窮す。1-2でMexico代表に敗れてしまいました。
引き分けのまま終われば、メキシコ相手に勝ち点1が取れ、予選突破に勢いがついただけに、悔しい終わり方となってしまいました。Mexicoという強豪を相手に、選手たちの間でミーティングを行い、戦い方を練った選手たち。メキシコの攻撃を防ぐという点において、とても善戦していたのではないでしょうか。残る2試合の予選リーグに全力をつくし、予選突破を狙ってもらいたいと思います。
By Yuya Takaji
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