この日の夜は、街のバルで、セビージャvsバルサのテレビ観戦をすることに。エスパニョール寮では、当試合が見られない事が判明、この重要な一戦を逃すわけには行くまいと、21時キックオフにもかかわらず、サムライ少年達は夜の街に繰り出したのでした。
この試合、バルサはリーガ制覇の為には絶対に勝たなければいけない試合。何故なら、追いすがるレアル・マドリーが凄まじい粘りで勝ち点差1を維持しており、残り2試合を2勝する以外、優勝出来るチャンスはまず無いからなのです。一方、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を懸け、マジョルカと4位争いを繰り広げるセビージャも、ホーム、サンチェス・ピスファンの地の利を活かし、絶対に負ける訳にはいきません。
そうです、この試合、かなり熱いのです!
そして、試合はその通り、息詰まる攻防戦となりました。
試合は、バルサがメッシ、ボージャン、ペドロのゴールで快調に0-3とリードします。セビージャはDFのコンコが退場、そして、同じくDFのファツィオとアドリアーノが負傷退場。4人のディフェンダーの内、3人の先発した選手が姿を消すという異常事態。誰もが、バルサの勝利を信じて疑わなかった事でしょう。
しかし、そうした油断が生まれた瞬間、危機は迫っているのです。
僅か2分間に、一瞬の隙を突かれたバルサが2失点。1人少ないセビージャとは言え、サポーターの異様な程の大声援を受け、押せ押せムードのセビージャが猛反撃を試みます。
最後は何とか試合をコントロールしたバルサが、逃げ切りましたが、最後は本当に息の抜けない試合展開となりました。
一方、77分にイグアインが勝ち越しゴールを決めるまで、1-1の同点だったレアル・マドリー。このまま行けば、今夜中にもバルサの優勝が決まるという雰囲気もありましたが、終わってみれば5-1の大勝。
勝負は、最終節までもつれ込む事になりました。
バルサは最終節、カンプノウに16位のバジャドリードを迎え、レアル・マドリーはアウェイで18位のマラガと対戦します。お互いに下位との戦いとは言え、これ、結構侮れません。
バジャドリードにしろ、マラガにしろ、1部残留を懸け闘いとなる為、手負いの獅子が大物に噛み付く可能性は十分にあるのです。
来週末、何が起こるか、分かりません。。。
by Keita Uematsu
tt
夜遊びについても一流選手のたしなみを指導してもらいなさい。
こっちが先に1流になっては困るけどね。
パパラッチに気をつけろ。
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/09 16:10