MGF 現地レポート

El Diario de SHOKEI

6月8日

土曜日の試合で時期Infantil Cのメンバーに混ざって試合を行ったSHOKEI。

トレーニング、試合の活躍が認められ、来季Infantil Cでのプレーが認められました。

自らの力でステップアップを勝ち取ったSHOKEI。

来シーズンに向けて、今後のトレーニングに励んでもらいたいと思います。

By Yuya Takaji

El Diario de Masatou

6月8日

週末のトーナメントではこちらもチームで優勝をもぎとったMASATOU。

3試合行い、左サイド、そしてボランチとしてプレーしました。

監督は、「いいプレーをしている。しかし、ボールを少し持ちすぎなところがあるな。」

TRYOUTも半ばを超えました。

ここにきて、TRYOUTに参加するメンバーも増え、先週はおよそ30人。そして、週末の試合にも20人近くの選手が参加しました。中には、バルサのスクールから4名ほど今日は練習に参加していました。そんな中で、アピールをしないといけないMASATOUも「声」そして、「闘う姿勢」というものをどんどんアピールしていかなければいけません。

その部分を本人も自覚し、今日のトレーニングに取り組みました。

しかし、まだまだ言葉が通じない部分に壁があるのか、スペイン人の子どもたちの中になかなか溶け込もうとしていく姿勢が見られません。

淡々とプレーをしますが、激しさ、気迫、喜び、悔しさといった部分がプレーからまだまだ滲みでていないように映ります。

そんなMASATOUのTRYOUTも今週が山場となります。

なんとか、最後のアピールをしてもらいたいと思います。

By Yuya TAKAJI

El Diario de Ryuya

6月8日

リーガを終え、現在来シーズンのAlevia A候補生とともに練習をするRYUYA。

昨日行われた試合では、大ブレークの3得点!!（試合を見れなかったのが残念!）

しかし、ホームステイ先のJaviからもすぐさま報告が入り、RYUYAはいいプレーをしていたぞ!とのことでした!

そして、迎えた本日の練習。

来シーズンからAlevin世が11人制から7人制に移行するため、トップチームの枠も狭まる中、最後のアピールに挑んでいおりました。

練習中も激しく追いかけるRYUYAの足には、大きなあざだらけ。

闘っているRYUYAの姿が見受けられました。

練習後、RYUYAに足あざだらけだね?と聞くと、

RYUYA「今日スパイクで蹴られたんだよ。でも、一つは家の中で柵にぶつけてできたやつだけどね（笑）」と話してくれました。

勝負のかかった、このTRYOUT期間。チームメイトの中には、来シーズンは下のチームでと告げられる選手もいる中、RYUYAも最後の猛アピールをしています。

監督からOK!という返事をもらえるようにがんばってほしいです！

By YUYA TAKAJI

El Diario de Yuki ~最終戦~

6月6日（日）

長かったYUKIの挑戦もいよいよ最後の日となりました。

本日は、Rubyという場所まで行き、6チームによるトーナメント戦に参加しました。

試合前に「今日の目標は？」と聞くと、

YUKI「やっぱり、声かな!」ということでした。

そう、この留学において、いくつかの課題を発見したYUKI。最後の試合にこの目標を掲げました。

このトーナメントは、25分×1で行われました。

グループリーグ1試合目は、6-1でCornella Infantil Cが快勝。

試合でもっとも活躍したのは、キリアン。この試合4得点をマーク!相手DFの裏に走り込み、豪快なシュートを決めていました。

一方、15分あたりから出場したYUKIは右サイドでプレー。右サイドでボールを受けると積極的にしかけます。右から中央にドリブルでしかけミドルシュートを狙ったり、サイドでショートパスからの突破を図りながらプレーします。

そして、左サイドからのボールを中央へ抜けて受けると、GKの動きを見て、なんなく左隅にシュート決めます！GOOOOOL!

仲間たちと喜びあいます。

しかし、この試合での課題は、ボールを受けた際の判断。しばしば判断が遅くて相手に囲まれボールを失うシーンも見られました。

次の試合に期待が高まります。

 

2試合目は立ち上がり接戦となりました。YUKIはベンチからのスタートです。

先制をしたのは、Cornella。1-0で試合の主導権を先に握ります。しかし、そこから相手も反撃を開始します。Cornellaはエースキリアンもベンチスタート。前線でなかなかボールが収まりません。一方相手はパワープレーをしかけます。前線にボールを放り込みこぼれ球を拾ってCornella陣地に攻め込みます。しかし、GKのセーブに救われます。そして、前半12分YUKIが登場。再び右サイドのポジションに入ります。やや押し込まれぎみのCornella。YUKIもディフェンスに帰ります。相手の中盤、体格の良い14番の選手が中央からドリブルで突破。フリーでシュートを打とうというタイミングでYUKIが斜め後ろからスライディング。このプレーがフリーキックとなります。

すると、この14番がゴール右上に強烈なシュートを放ち、同点とされます。悔しそうなYUKI。なんとかかりを返したいところです。

しかし、Cornellaなかなかリズムをつかめません。やや防戦気味に試合が進みます。流れの変わらないゲームに、監督Sergioがキリアンを投入。するとCornellaもロングボールから形を作ります。相手のDFのあたまを超えたボールにキリアンが走り込みシュート！Goool!Cornella勝ち越しに成功します。すると、立て続けにキリアンのゴールラッシュが始まります。終わってみれば2試合連続のハットトリックでCornellaが4-1で勝利しました。

途中から入ったYUKIは試合の流れに入ることができず、途中交代。勝ったものの少し浮かない顔です。

そして、ここまで課題の「声」も聞こえてきません。なんとか、最後の決勝戦でいいプレーを見せたいところです。

休憩をはさんで迎えた決勝戦。

YUKIは再びベンチからのスタートとなりました。

相手もとても気合いが入っています。前線からの激しいプレスをかける相手チーム。しかし、このゲームでもGKのファインプレーに救われます。何度も1vs1をセーブしていました。

先制したのは、Cornella。ビクトルがゴール前のチャンスをしっかりとものにします。しかし、反撃モードの相手チームもドリブルからチャンスを作ると、ファールを誘いPKを獲得します。GKとキッカー。ボールを蹴る前にかけひきをし合う選手たち。しかし、このPKを決められ、1-1とされてしまします。

また、この決勝戦、審判の判定は、ホームの相手びいき。判定にも苦しめられるCornella。なかなかチャンスをものにできません。YUKIはこの試合FWとして投入されます。攻撃の糸口を作りたいところですが、なかなかチャンスが来ません。しかし、ディフェンス面では、決勝戦という雰囲気にも後押しされ、激しく相手を追いかけ、体をぶつけていきます。そして、チャンスが生まれたCornella。ここでも決定力を発揮したのは、キリアン。ゴールを決めて、再びCornellaがリードします。この追加点で息を吹き返したCornella。立て続けに2ゴールを決め優勝に近づきます。

最後に1失点したものも、終わってみれば4-2で優勝しました。

YUKIも最後の試合において優勝し、有終の美を飾りました。

そして、翌日。

2か月に渡ったYUKIの武者修行もいよいよクライマックスを迎えます。

空港に行き、この2カ月間で得たものについて尋ねてみると、

YUKI「多くの課題が見つかったこと！声・ディフェンスの対応の仕方・判断。」

時に涙し、悔しい思いもたくさんしたYUKI。しかし、来シーズンCornellaでプレーするという切符をしっかり手にしました。

こうして、YUKIは18：20の飛行機に乗り込み、　日本へと旅立って行きました。

By Yuya Takaji

El Diario de KOSHIRO ~旅立ち~

6月5日（日）

さて、長い長い武者修行を終えたKOSHIRO。

昨日は、締めのゲームということで、Torneoに参加しました。

結果は、グループリーグにて敗退してしまいましたが、すっかりとチームになじんできた様子のKOSHIRO。

来シーズンは、YUKIとともに、AlevinDの中心選手として活躍して、リーガ・エスパニョーラへの道を歩き始めるに違いありません。

最初は、エスパニョールのカンテラの選手たちの中で、なかなか自分の思うようなプレーをできずに、時に涙を流すこともあったKOSHIRO。しかしながら、最後のCornellaの練習では、チームの中でも自信を持って激しく闘うKOSHIROの強さが見られました。この2カ月間でメンタル面も大きく成長したように感じます。

また、サッカーの面でも、激しいディフェンス。そしてボールを呼ぶ声。そして判断のスピード、シュートへの意識。総合的にいろいろな面が成長したように思います。

これから、どのようにスペインのサッカーを吸収していくのか???

KOSHIROの動きが楽しみですね！

こうして、本日朝10：40の飛行機で帰国しました。

By Yuya Takaji