MGF 現地レポート

El Diario de KOSHIRO ~ Barcelona Premier Cup 2011 ~

【MGF速報】

ヨーロッパは現在、セマナ・サンタと言う、日本のGWのような一週間のお休みに入っています。そこでは、通常のリーグ戦がお休みとなり、大抵のチームは、短期間のカップ戦の大会に出場したり、もしくは活動を休止します。

KOSHIRO擁するコルネヤAlevin D は、一日（土曜日）のみ、ワンデー大会に出場するものの、それ以外はオフ。その為、KOSHIROは個人参加で、Barcelona Premier Cup 2011に出場する事になりました。

この大会には、地元スペインのチームはもちろん、ベルギー、デンマーク、スウェーデン、スイス、ブラジルから集結した２０チームが、頂点を目指して戦う、ちょっとした国際大会です。

昨日の開幕戦では、１歳年上の１９９９年生まれのCentro Europeoと言うチームに加わったKOSHIRO。対戦相手、スイスのFC Lausanne を相手に４－０の快勝劇を演じました。

そして金曜日のこの日、午前中にはスウェーデンのIFK Stocksund B と対戦、接戦ながら、２－１で勝利をもぎ取りました。KOSHIROは後半にフル出場、３－２－１の１トップの位置で、攻守に走り回り、チームの勝利に貢献しました。

続く午後のグループリーグ最終戦、デンマークのFC Copenhagen B と対戦。先発出場したKOSHIROは、３－１－２の右のウイングに入ります。フィジカルを全面に押し出して来るCopenhagenに対し、Centro Europeoもガチンコで対抗します。互角の展開に前半は０－０で折り返します。

後半も同様の展開。そして、再びKOSHIROが登場します。同じく右サイドに入ったKOSHIRO。中央よりでボールを受けたKOSHIROは、寄せて来た相手をするりとかわし、縦へ突破します。そして、ゴールライン際からマイナスのボールを中央へ折り返すと、同じチームで、RYUYAのチームメイト、ひょうきん者のダビッがこれをきっちりものにし、Centro Europeoが遂に待望の先制点を手にします。ゴール後は、ダビッのボーリングパフォーマンスに、チームメイトも呼応し、盛り上がりは一気に最高潮を迎えます。

そして、３－２－１のワントップに回ったKOSHIROは、残り５分、ボールの出所に労を惜しまずプレスを掛け、そのまま１－０で勝利！グループリーグを見事３戦全勝で、決勝トーナメント進出を決めました！

El Diario de RYUYA ~ MIC 2011 ~

【MGF速報】

セマナ・サンタに行われるヨーロッパ各地の大会の中でも、最もメジャーな大会の一つが、バルセロナから北におよそ２時間のパラモスと言う町を中心に開催される国際大会Mediterranean International Cup （地中海国際サッカートーナメント）。通称MICとして知られるこの大会には、ジュニアからジュニアユース、そして、ユース世代の若者たちが、世界各国から集結して来ます。２０１１年の今大会の、ラインナップは以下の通りで、この名前を見れば、その規模、レベルは容易に想像出来ると思います。

• FCバルセロナ
• レアル・マドリー
• マンチェスターU
• インテル
• バイエルン・ミュンヘン
• リバプール
• エスパニョール
• アトレチコ・マドリー
• アスレチック・ビルバオ
• ブラジル代表
• メキシコ代表
• 中国代表
• ポルト
• ディナモ・モスクワ etc

 

そんなビッグな大会に、我らが「サムライ少年の家」から出場している少年がいます。それがRYUYAです。彼は、フンダシオン・プラン・マルセと言うフットボールスクールの選抜チームに選ばれ、大会に出場する事になったのです。

彼が出場する１９９９年大会（Alevin 大会）には、２８チームがエントリーし、フットボール７（７人制サッカー）にて、同世代の王者を競います。

RYUYA擁するフンダシオン・マルセが入ったグループには、なんと！バイエルン・ミュンヘンが入って来ました。

さぁ、大会の行方は如何に！？そして、RYUYAはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか！？

 

【グループリーグ　第一回戦】

Fundacion Marcet　vs　CE Cristinenc

大会初戦となったCE Cristinenc戦。相手は、カタルーニャ州ジローナ県に所属する地元のチーム。この試合、RYUYAが大活躍！２ゴールを上げるなど、３－２での勝利に貢献しました！

 

【グループリーグ　第二回戦】

Fundacion Marcet　vs　Bayern Munich

グループリーグ最大の山場。言わずと知れたヨーロッパの名門、バイエルン・ミュンヘン戦です。

この試合、フンダシオン・マルセが奮闘し、接戦を演じます。

そんな中、RYUYAも素晴らしいゴールを決め、何と、４－４のドローと言う、大健闘ぶりを見せてくれました。チームの士気は上がり、ムードは最高潮です。

 

【グループリーグ第三回戦】

Fundacion Marcet　vs　Sant Ignasi

グループリーグの中では、最も弱いとされる相手。ここまで、フンダシオン・マルセが戦った両チーム共に、サン・イグナシからはそれぞれ９得点を奪っています。グループリーグで１位通過し、決勝トーナメントベスト１６での相手を少しでも戦い易い相手にする為にも、ここは大量得点が必要となります。

そして、チームはそれを成し遂げました！！！

結果は、１７ vs １。

RYUYAが何ゴールに絡んだかは、情報が入って来ていませんが、間違いなく、トリプルハットトリックぐらいは決めているのではないでしょうか！！！

 

これでチームは見事、バイエルン・ミュンヘンを抑え、１位でグループリーグを通過です！！！

 

 

 

個人留学2011春 KAKERU 【本気の挑戦へ】

アイツが、バルセロナに帰って来た。

去年の秋、１ヶ月のスペイン短期サッカー留学を経て、フットボールが成熟した本場スペインに魅せられ、「本気で挑戦したい！」と強く感じ、再びそのチャンスを手にした若者、KAKERU。

「あの秋の１ヶ月間が、今までの僕のサッカー人生の中で、一番楽しかった。」と語る１９９８年生まれのこの少年は、その思いを家族にぶつけ、そして、「お前がそこまで言うのなら、とことんやってこい！」と父親の支援を手にする事が出来ました。

スペインでの居場所を掴み取る為に、今、KAKERUの挑戦が始まりました！

El Diario de MASATOU ~ 連敗脱出 ~

【MGF速報】

リーガ第２５節、アウェイでの５位のBlanca Subur戦に臨んだMASATOU擁するコルネヤInfantil D。試合は、MASATOUの１アシストの活躍もあり、３－１でコルネヤが勝利を収めました。

MASATOU「サイドバックでフル出場でした。今週の試合は、ＦＷのふたりが決定機を何回もはずしてなかなかが取れないまま試合が進んで１点先制したけど、そのあと追いつかれ危なかったです。なかなか決められないときになどにチームを救いたいです。」

これでチームは連敗を２で食い止めました。現在７位。とは言え、残り６試合で、首位との勝ち点差は暫定で１２ポイント。まだ数字上は、優勝の芽が残されています。そして、次週は首位のVilafranca戦。逆転優勝に夢を繋ぐ為には、絶対に負けられません！！！

El Diario de YUKI y KOSHIRO ~ 上位に食い込め！ ~

【MGF速報】

リーガ第２５節、KOSHIROとYUKIのダブルサムライ擁する７位のコルネヤAlevin Dは、５位の強豪、Igualadaと対戦。ここまで、上位との戦いでは、尽く敗れているコルネヤ。皆、１歳年上のチームとは言え、何とか一矢を報いたいところ。前期戦、Igualadaにもなすすべなく、アウェイで４－０で敗れています。

がしかし、この日はやってくれました！しかも、サムライ少年コンビが！

リードされた嫌なムードで始まったこの試合。しかし、キリアンが胸でトラップし、サイドに展開したボールをラウールがセンターリング、これを、逆サイドから走って来たKOSHIROが右足で合わせてゴール！！！

再び逆転された展開も、YUKIが同点、更には逆転となるアシストをアドリーに送り込み、極めつけはKOSHIROがチャビばりのクルクル回転で相手をかわし、右足のロングシュート！これが見事にサイドネットに突き刺さり、駄目押し点！

怪我の後遺症が大分抜けて来たYUKIも、持ち味のスピードを活かしたプレーでサイドを駆け回り、３試合ぶりのKOSHIROの２ゴールの活躍もあり、コルネヤが見事、Igualadaを破りました！

次は、今節、無敗の王者バルサを４－２で破った２位の強豪Vilanova Geltruとの対戦。前期戦では、ホームにもかかわらず、０－７で大敗を喫している相手だけに、意地を懸けて、挑みたいと思います！！！

El Diario de SHOKEI ~ 連勝途切れる ~

【MGF速報】

リーガ第２５節、SHOKEI擁するコルネヤInfantil Cは、ホームにCan Vidaletを迎えての一戦は、１－１の引分けに終わりました。後半のロスタイムに痛い失点を喫しただけに、勝ちゲームを逃した感があります。

これで、２位Pratとの差は、勝ち点２差。まだまだ予断許されない状況です。

 

個人留学2011春 TSUBASA 【最後のスクールリーグ】

いよいよTsubasaの挑戦も、ラストとなりました。締めくくりはやはり、ゲーム！エスパニョールスクール、４週目の参戦です。

今回も、先週と同様、Tsubasaはひっぱりだこの４試合に出場しました。

結果は、、、

第一試合　４－２で勝利。１ゴール。この試合、最も目立っていた選手でした。

第二試合　３－３の引き分け。周囲は２、３歳年上だった事もあり、あまり出場せず。

第三試合　１－３で敗北。相手が上手の中、ボールチェイスと暑さの中で、消耗する。何度かゴールチャンスを伺うも、決定機を作れず。

第四試合　３－５で敗戦。前半はチームの牽引車として、全てのゴールに絡む１ゴール２アシスト。しかし、後半、Tsubasaがベンチに下がると、一気に逆転されてしまう。終盤、逆転を懸け、再びTsubasaが投入されるも、逃げ切られる。

 

 

 

さぁ、これでTsubasaの２０１１年春の挑戦は終わりを告げました。

型破りなサプライズをもたらした１年半前の夏。

同じ年の本物に出会い、衝撃を受けた１年前。

そして今回、Tsubasaは、相手を認め、言葉などの困難さを認めた上で、そこに挑戦し、戦いを挑むスタート台にようやく上がりました。

これからは、彼らとどうやったら対等以上に戦えるのか。彼らにも、誰に対しても負けない武器を身に着ける事の重要性。世界の中での、自分の立ち位置はどこなのか。

そうした経験を踏まえ、Tsubasaはまた、新たな挑戦に向け、邁進し続けて行く事でしょう。

 

「スペインに住みたい。」そう願う、彼の思い、夢が、いつか叶えられる日が来る事を、願っています。

 

Adios Tsubasa ! Hasta pronto !!!

 

 

 

El Diario de MASATOU ~ 踏ん張り所 ~

【MGF速報】

リーガ第２４節、ホームに４位のCubellesを迎えた一戦は、０－１で惜敗を喫しました。これでチームは２連敗、順位も７位に後退しました。残り７試合、まだまだ上位進出のチャンスがあるだけに、粘り強く戦って行きたいところです。

MASATOU「１，２本目サイドバック、３，４本目はサイドハーフでフル出場しました。１，２本目は点を取られたけど、そのあとも流れは相手に行かず自分たちのペースで進みました。相手はうまい人はうまいけど、下手な人は下手でした。なので後半は自分のマークがあまりうまくなかったのでそこからドリブルで抜いて攻めれました。だからシュートもいっぱい打てました。でもゴールが取れず終わってしまいました。」

以前より、シュートの精度が課題のMASATOU。今後に向けて、最後のフィニッシュの精度、技術、冷静さを真剣に取り組んで行く必要がありそうです。

El Diario de RYUYA ~ バルサ戦！ ~

【MGF速報】

リーガ第２４節、この日はホームにFCBarcelonaを迎えての一戦です。地元の多くの声援を受け、気合が入るコルネヤ。試合は序盤、拮抗した好ゲームが展開されます。しかし、夏を感じさせる程の強い日差しと、ボールポゼションで上回るバルサのフットボールの前に、徐々に体力を消耗して行くコルネヤセブン。次々と失点を重ねて行きます。

見せ場は、RYUYAが親友マリオと放ったツインシュート！このシュートは、クロスバーを弾き、最後はこぼれ球をマリオが押し込んで一矢を報います。が、試合は１－３で悔しくも敗れてしまいました。

RYUYA「チームとしてのパフォーマンスは、最初は良かったけど、徐々にバラバラになってしまった。自分的には結構１対１は通用したと思う。」と悔しさの中にも手応えを感じていた様子でした。

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ 惜敗 ~

【MGF速報】

リーガ第２４節、アウェイでのCastelldefels戦に挑んだYUKI＆KOSHIRO。YUKIは先々週に足を故障し、まだそれが完治していない中での限定１５分間の出場です。相手は３位の強豪で、前期もホームで４－６で敗れており、苦戦が必至です。

それでもチームは前線し、１歳上の体格で勝る相手に、奮戦します。

試合は痛む足で踏ん張りながらのYUKIのゴールで一時同点とするも、３rdレグにジェライが退場処分を受け、最後は劣勢に付け込まれ、３－２で惜敗となりました。

順位の７位は変わらないものの、リーグでもうひと暴れする為にも、次の５位Igualada戦に気合を入れ直したいところです。