MGF 現地レポート

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ 無我夢中の１年 ~

【MGF速報】

さぁ、いよいよ１０／１１シーズンも最終節、第３０節を迎えました。我らがYUKIとKOSHIRO擁するコルネヤAlevin Dは、アウェイでCiudad Cooperativaと対戦です。前期、ホームでは４－４と引き分けた相手だけに、侮れません。

試合は、フィジカルに勝るCooperativaが優勢に試合を進めます。シュートの嵐で押し込む相手に対し、コルネヤは遂に先制点を献上してしまいます。その後、前半の内にDFジェライの豪快なロングシュートが決まり、１－１と追いつきます。

しかし、後半は、終始Cooperativaが猛攻を展開し、終わってみれば６－１の完敗となりました。

 

これで、KOSHIROとYUKIのスペイン挑戦１年目のシーズンが幕を閉じました。チームの成績は、３０試合を戦い、１５勝２分１３敗。　順位は１５チーム中７位の成績でした。ゴール数は、手元の集計では、YUKIが２６ゴール、KOSHIROが１９ゴールでした。チームの合計ゴール数が９６ゴールの為、およそ半分のゴールを、サムライコンビでたたき出した事になります。これは、立派な数字と言えるでしょう。

特筆すべきは、彼らが戦ったAlevin ２部リーグ・グループ２の殆どのチームが、１歳年上の１９９９年生まれのチームだったと言う事です。この時期の１歳差は、もろにフィジカルの差となって表れます。

そうした部分に今シーズン、チームは苦しみ続けました。がしかし、強いフィジカルを持つ相手に、何が通用して、何が通用しないのか、自分の持ち味は！？そして課題は！？そうした事が、がちんこの試合を経験する事によって、肌に染み込んだのではないでしょうか！？それこそが、今後の彼らにとっての糧となり、成長へと繋がります。今シーズン、２人はどんな事を感じ、どんな自信を手に入れたのでしょう。

来シーズン、２人は再び、Alevinリーグに挑みます。今度は、年上がいない環境で、今シーズン以上の活躍が期待されます。新たなシーズン、２人がどの舞台で戦いを挑むのかはまだ分かりませんが、どのチームであっても、新たな充実した１年がやって来る事を願いたいと思います。

 

 

 

El Diario de RYUYA ~ 最終戦 ~

【MGF速報】

さぁ、いよいよRYUYAにとっての今シーズン、公式戦ラストゲームがやってきました。２年目のシーズン、彼は、更なる適応ぶりを見せ、今シーズン、コルネヤのAlevin Cで際立った存在として、プレーし続けました。

この日は、３位争いのライバルだったダムをホームに迎えての対戦。試合は、RYUYAが３つのゴールをアシストするなどの活躍を見せ、５－２で勝利、リーガ最終戦を白星で飾る事に成功しました。

今シーズン、RYUYA擁するチームは、３０試合を戦い、２０勝４分６敗の成績で、ガバ、バルサ、ダムに次ぐ４位の成績を収めました。特筆すべきは、バルサが２位だった事。もっとも、このグループに入っているのバルサは２０００年生チームだったので、１歳年下。そう考えると、やはり流石と言わざるを得ないでしょう。

RYUYAは手元の統計では、計２１ゴールを記録、チーム全体の５分の１のゴールを叩きだしました。

 

今シーズン、RYUYAは自分で行くところ、シンプルに味方を使う所の判断力に磨きが掛かり、ゴール数に負けず劣らずのアシスト数も記録。チームの攻撃力、ゴールと言う結果に大きく寄与していたと思います。一方、味方へのパスを優先してしまう時期もあり、半ば強引にでも自分で突破すると言うシーンが影を潜めてしまった事もありました。

やはり、RYUYAの魅力の一つはドリブル。味方へパスを出すと見せかけ、相手の裏を掻くように、自分で行く荒々しさも、持ち続けて欲しいと思います。彼の武器をもっともっと試合で発揮出来るようになれば、いつか、ビッグクラブから声が掛かるかもしれません。

 

El Diario de MASATOU ~ menos a mas ~

【MGF速報】

リーガ最終節に臨んだMASATOU擁するInfantil D。今シーズンの締めくくりとなる試合は、ホームにIgualadaを迎えての一戦です。この試合、いつものように右サイドバックで先発出場したMASATOU。途中、Ivanが負傷した事に伴い、急遽後半からセンターバックを務めるハプニングも。

MASATOU「前半は、仲間と息が合い、良くドリブルで抜けたりも出来た。後半は、センターバックでどうなるかと思ったけど、もう一人のセンターバックと二人で何とか相手の決定機も凌ぎ切り、後半は一点も取られずに終わる事が出来た。初めてのスペインリーグだったけど、1年間を通して戦って、相手にもいろんな選手もいたし、上手い選手とも沢山対戦出来て、楽しかった。でも、今シーズンはなかなか点が取れなかったので、来シーズンはもっと点を取りたい！」

 

この試合を６－１で完勝したコルネヤInfantil D。今シーズンは３０試合１９勝１分１０敗で１６チーム中５位と言う結果でした。MASATOUはシーズンの前半は“慣れ”、後半は“信頼獲得”と言う、menos a mas（右肩上がり）の活躍で、３ゴール８アシストと右サイドバックを主戦場としながらも、素晴らしい働きを見せたと思います。

今シーズンの収穫は何と言っても“守備の意識”と“ディフェンス面でのハードワーク”。来シーズンは、この新たな武器に更なる磨きを掛けつつも、本人が言うように、より攻撃に絡み、ゴールを奪う事。この１年で頼もしい選手に成長した彼は、来シーズン、更なるレベルアップに臨みます。

 

El Diario de SHOKEI ~ 有終の美 ~

【MGF速報】

リーガもいよいよ１０／１１シーズンの最終節、SHOKEI擁するコルネヤInfantil C は、アウェイでL'HospitaletとのLlobregatダービーに臨みました。

SHOKEIは前半と後半の一部に出場し、０－９の大勝に貢献しました。これで、リーガ全３０試合が終了、コルネヤInfantil C は、２５勝５分の無敗で、Infantil ２部リーグ・グループ８で見事優勝に輝きました！！！

SHOKEIは怪我やビザ取得の為の欠場もあり、全２４試合に出場、５ゴールと言う成績でした。

 

SHOKEI「今日は、でっかいグランドで自分のプレーを見失ってしまった。グランドがでっかい分、いつも以上に走らないといけないのと、周りをもっと見ないと行けない点が反省点。ゴールに直結する仕事ができなかったのが残念。」

 

異国への適応時期に充てた先シーズン。そして、今年は周囲のレベルが上がった中で、更なる飛躍を図ったシーズンでした。言葉も大分理解し、駆使出来るようになり、逞しさを身に付けました。

来シーズンの課題は、ゴールに直結する仕事を増やす事。その為には、サイドでの相手ディフェンダーとの駆け引きや、味方をもっとシンプルに使って崩す術を身に着ける事が重要です。

小さいながらも、闘争心を剥き出しに表現出来るSHOKEI。その何よりも重要な武器をしっかりと持てば、来シーズン、更なる飛躍が期待出来るでしょう。

 

 

El Diario de MASATOU ~ 10試合ぶりのゴール！！！ ~

【MGF速報】

リーガ第２９節、アウェイでBase  L'Arboç 戦に臨んだMASATOU擁するコルネヤInfantil D。

MASATOU「今週はフリーキックで先制されてそれからボールは保持しつつもなかなかゴールまで行けず、前半の最後にマルセルが決めて１－１で終わりました。後半は３本目は何も起こらず。４本目に１アシストし、また、３点目を決めました。４本目に監督がサイドハーフにしてくれて期待されていたからゴールを絶対に決めなきゃと思っていました。だからキーパーの特徴を観察してよくはじくキーパーだったのでこぼれだまを狙っていたらゴールを決めれました。　最終節もチームに勝利に貢献したいです。」

と言う訳で、MASATOUにとって、今シーズン３点目となるゴールも決まり、嬉しい１日となりました。この日もフル出場し、チームに欠かせない存在にまで成長したMASATOU。シーズンも残り僅か。来シーズンに繋がる、良い働きを、引き続き見せてもらいたいところです。

El Diario de RYUYA ~ ジョブレガット・ダービー ~

【MGF速報】

リーガも残すところ、あと２試合。優勝の芽は無いものの、のこり２試合をきっちりと勝って、来シーズンに繋げたいところ。この日は、アウェイでL'Hospitaletに乗り込んでのジョブレガット・ダービーです。

試合は、実力で勝るコルネヤが終始優位に試合を進め、３－５で勝利、RYUYAも１ゴールを決める活躍を見せました。

これで１９勝目。最終戦で２０勝の大台に乗せたいところです。

El Diario de GAKU ~ コパ・カタルーニャ ~

【MGF速報】

３０試合の長期に渡って行われたリーグ戦。そして、ここからは、１部リーグの上位チームのみが参加出来る、カタルーニャ州のチャンピオンズリーグとも呼ばれる、コパ・カタルーニャが行われます。

Alevin（１９９９～２０００年生まれリーグ）の１部リーグは、カタルーニャ州に７つのグループがあり、各グループの１位＋７つのグループの２位の中で、最も勝ち点を取ったチームの計８チームがトーナメント戦を戦い、カタルーニャ州における、Alevinカテゴリーの真のチャンピオンを決める訳です。

ところで、GAKU擁するコルネヤAlevin Aは、１部リーグのグループ２位で勝ち点１００ポイントながら、順位はエスパニョール、バルサに次ぐ３位でした。しかしながら、バルサはグループ１に１９９９年生まれの１軍であるAlevin Aがあり、グループ２に所属する１９９９年チームは２軍に当たるAlevin Bである為、コパ・カタルーニャへの出場資格がありません。その為、エスパニョールの次点として扱われたのは、３位のコルネヤとなったわけです。

そして、７つのグループにおける、コパ・カタルーニャ出場資格を持つ次点の中で、最高勝ち点を獲得したのはコルネヤとグループ１の２位、グラマネットの１００ポイント。そして、両者の得失点差を比べた結果、コルネヤが上回り、まさに滑り込みの形で、この栄誉ある高いへの出場資格を得たのでした。

がしかし、ベスト８で対戦する事になったのは、なんとバルサの１９９９年の１軍である、FCBarcelona Alevin A。出来れば、もう少し後で当たりたかった相手との対戦となりました。

コルネヤのホームで一発勝負で行われたこの試合、なんと、コルネヤが３－０で前半リードを奪います。しかしながら、圧倒的なボールポゼションで巻き返しを図るバルサは、カメルーン人のカマラが立て続けに６ゴールを奪う大暴れを見せ、結局試合は３－８とバルサの大逆転勝利に終わりました。

GAKU「今日のプレーは、ボールをもらったときは素早くボールをさばけたけど、ボールをもっともらって、積極的にやるべきだった。」

 

かくして、GAKUの２０１０－１１シーズンの全公式戦は終了しました。

 

 

個人留学2011春 KAKERU 【 エスパニョールリーグ 4 】

【MGF速報】

さぁ、今週もやって来ましたエスパニョール・スクールリーグ！！！

KAKERUはこの日、３試合でプレーしました。

 

＜第１試合　４部リーグ＞

Canitoと共に、試合に挑んだKAKERU。この試合、KAKERUはゴールこそ無かったものの、素晴らしい個人技からシュートを放つと、それをGKに止められたものの、こぼれ球を味方が押し込み、ゴールに直結する仕事を果たしました。しかし、試合は２－２で引き分けに終わりました。

 

＜第２試合　１部リーグ＞

続いての試合は、Vicenteにて、１部リーグ戦に臨みます。そしてこの試合、KAKERUは今回の挑戦で最も素晴らしい活躍を見せます。ハットトリック、その他、３つのアシストを決めるなど、殆ど全てのチームのゴールに絡み、終わってみれば１０－２。圧勝劇を見せました。そこでは、KAKERUはそのスピード、技術、フィジカルを存分に発揮し、そのポテンシャルの高さを示しました。スペインの地に徐々に適応すると共に、パフォーマンスにも気持ちの安定ぶりが表れて来ているようです。

 

＜第３試合　対外試合＞

続いての３試合目は、スクールリーグでは無く、対外試合。この日、エスパニョール総合練習場を訪れた CF BELLPUIGと言う、ジェイダ県に所属するチームが遠征に来ており、そのチームとVicenteの間で親善試合が行われる事になったのです。

この試合、非常にハードなものとなりました。それは、すっかりと夏の陽気となったバルセロナの１３：１０に行われた事。Vicenteは既に１試合を戦っており（KAKERUは既に２試合を消化）、選手達が疲れていた事、そして、Vicenteの１部の選手がこの試合の都合が付かず帰った為、残った選手が７人となった事などの条件が重なった為です。おまけに、スクールとは言え、リーガ１部リーグ所属クラブのチームとやれると言う事もあり、CF BELLPUIGは気合い満々で向かって来たのです。

それでも、試合は拮抗した展開で行われました。KAKERUはそんな中、何度か決定機を手にしますが、疲れと暑さでやや精彩を欠き、ゴールを決める事が出来ません。それでも、試合に勝つ為に、KAKERUは走り、ルーズボールを相手と激しく競り合う姿がありました。足元に来たボールに対してしか、反応出来ていなかったKAKERUが、ここに来て、泥臭い仕事を積極的にこなすようになってきています。そして、相手のボールを奪う為のスライディングタックル。明らかに、これまでのKAKERUではありません。

監督のアドリーも、KAKERUの戦いぶりには目を見張っておりました。

フットボールと言うものを、彼はちょっとずつ、分かりかけているのかもしれません。

 

El Diario de SHOKEI ~ CAMPEÓN !!! ~

  【MGF速報】

♪　Campeoooooones Campeooooooones Ole Ole Oleeeeeeeee !!!

      ♪　Campeoooooones Campeooooooones Ole Ole Oleeeeeeeee !!!

やりましたぁ！！！SHOKEI擁するコルネヤInfantil Cが、ホームにSant Andreu de la Barca 戦で４－１の勝利を収め、最終節を残して優勝を決めましたぁ！！！

２９試合を２４勝５分、無敗のままゴールインと言う、圧巻の優勝劇でした。

おめでとう！！！SHOKEI！！！

 

SHOKEI「今日は、後半からの出場で、左サイドハーフでのプレーだった。あんまりボールが持てなかったけど、持った時には簡単にボールを繋いだ。けど、ゴールに向かってドリブルした時に、シュートを思いきって打てなかったのと最後のパスが雑になってしまっ事がダメだった。

3点目は左サイドから中に入って行くふりをして上がってきたサイドバックに一回ははたいてから、斜め45度のパスをトップ下のナチョに折り返して、彼が振り向きざまに足を振り切ったシュートがバーに当たってそのままゴールインした。

4パルテ目は、先週課題にしていた上がって下がる攻守の切り替えが先週よりも出来てたので、良かった。

優勝はもちろん嬉しいけど、まだシーズンは残っているので、足の調子を整えて、来週の最終節のHOSPITALET戦に向けて頑張って行きたい。」

個人留学2011春 GINJI 【 新たな挑戦者 】

やって来ました！新たな挑戦者！その名もGINJI！１９９７年生まれの中３です。彼は、フットボール大国スペインで、悔いの無いフットボールへの挑戦がしたいとして、今回、自分の居場所を見つけにやって来ました。勇敢なる彼の挑戦を、「サムライ少年の家」は応援して行きたいと思います！

ちなみに彼は、１年前にフットボール留学に来たRIKUの実兄です。