MGF 現地レポート

El Diario de YUKI y KOSHIRO ~ Copa Sant Gabriel その１~

【MGF速報】

今日は、ワンデー大会。１軍への昇格が決まったKOSHIROとYUKIにとっては、正式なメンバーとして初めて臨む大会となります。

このサン・ガブリエル杯には、１２チームが参加し、その中にはFCBarcelonaの名前もあります。大会は、まずは３チームずつ４つのグループに分かれて総当たりのリーグ戦を行った後、上位２チームずつの合計８チームが決勝トーナメントに進む形式です。

コルネヤの初戦は強豪Vilassar de Mar。コルネヤはGKカルロス、３バックが右からエリック、ブラスコ、YUKI、中央にウリオール、そして、２トップにチャビとジャニスと言う構成です。

試合は序盤、いきなり左サイドのYUKIの縦パスをきっかけに、素早い展開から、最後はエースのジャニスがきっちりと決めてコルネヤが先制点を上げる事に成功します。素晴らしい試合の出だしを見せたコルネヤ、かに見えましたが、その後はVilassar de Marが巻き返し、試合は互角の展開を見せます。コルネヤが中央のウリオールを中心にゲームを組み立てようとするも、Vilassarもしっかりとしたチェックで、なかなかコルネヤを自由にさせてくれません。一つのトラップのミス、置く位置のずれ、そうした隙を見せれば、たちまちボールは相手に渡ってしまいます。一進一退の攻防が続く展開の中、左サイドバックに入ったYUKIは、なかなか持ち味のスピードを活かすシーンを作り出す事が出来ません。まだチームに入って間もない為か、プレー一つ一つの思いっきりが悪く、微妙に迷いが感じられます。自分で縦に突破するのか、縦に開いたジャニスに叩いてワンツーの折り返しを自分で入って行くのか、中央へドリブルで切れ込むのか、中央のウリオールにパスをつけるのか、それとも、GKやセンターバックのブラスコに戻し、作り直すのか、局面局面で最良の選択を判断し、実行して行く。YUKIはまだその前の段階、チームメイトの動きを確認しながらのプレーが続きます。１軍での試合と言う緊張感もあるでしょう。まだこのチームに合流したばかりの為、仕方ないところか。

後半、GK、センターバック、中盤、トップの縦のライン４枚を、それぞれアドリー、ビクトル、マリオ、KOSHIROが新たに努めます。

すると、中盤の要、ウリオールの存在感が際立つかの如く、その不在によって、コルネヤのパスワークがすっかりとなりを潜めてしまいます。ボールが落ち着く場所を失ったコルネヤは、一つ一つのプレーに余裕が無くなり、相手のプレスをもろに受けてしまいます。すると、自陣で奪われたボールを右サイドで展開され、右サイドバックに回っていたキャプテンのブラスコが一対一で振り切られてセンターリング。これを中央で見事に合され、１ｖｓ１の同点に追いつかれてしまいます。

更には、コルネヤがばたばたとする中、勢いに任せたVilassarが圧力を強めると、コルネヤディフェンスが痛恨のクリアーミスで、ボールは無情にも自陣のゴールへ。なんと、あっと言う間に１－２と試合をひっくり返されてしまいます。

何とか同点ゴールが欲しいコルネヤ。２トップに入ったKOSHIROもジャニスと共に前線で動き回りますが、なかなか２人に効果的なボールが入って来ません。２人のコンビとしての動きも機能しておらず、全体的に、プレーに連続性がみられません。

試合は結局、１－２で敗れてしまいました。

 

 

しかし、敗戦を嘆いている時間はありません。１試合を挟んで、再びグループリーグ第二試合が始まります。対戦相手はMercantil。絶対に負けられない戦いです。

先発はGKカルロス、DFが右からエリック、ブラスコ、YUKI、中盤にウリオール、そして、FWにジャニスとKOSHIROが入ります。

試合は先の試合の印象から抜け出さないものの、先程の相手よりも力が劣る分、コルネヤが攻勢に出ます。YUKIも果敢に左サイドを駆け上がり、何度か突破からのセンターリングを繰り出します。一方、KOSHIROもコーナーキックに飛び込んで合わせるチャンスがあったものの、決め切る事が出来ません。

そうこうしている内に、瞬く間に１５分ハーフの試合は過ぎ、前半は０－０で折り返す事になります。

後半、サムライ少年２人がベンチで見守る中、ルイス監督はGKアドリー、DFジャニス、ビクトル、ブラスコ、中盤にウリオールとマリオ、そしてワントップにチャビと言う、３－２－１の布陣に変更します。すると、中盤に人を厚くした分、ボールが回り出すようになり、そんな展開から得たフリーキックを、チャビの左足がさく裂し、遂にコルネヤが値千金の先制ゴールを叩き出す事に成功します。

その後、再びYUKIとKOSHIROが登場。相手の猛攻にひやひやする場面はあったものの、なんとか１－０で逃げ切り、グループリーグを１勝１分の２位で終え、決勝トーナメントベスト８進出を決めました。

 

午後からの決勝トーナメント、サムライ少年２人の輝く姿と、コルネヤの勝利を期待したいところです。

 

その２へ続く、、、

 

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ 揃って１軍へ！！！ ~

【MGF速報】

今日は素晴らしいニュースです！今シーズン、コルネヤの２軍でプレーしていた２０００年生まれのサムライ少年コンビ、YUKIとKOSHIROが揃って来シーズン、コルネヤの１軍に昇格する事が決定致しました！今シーズン１年間、懸命に頑張った努力とその力量が認められ、今回の嬉しいニュースに繋がったのです！

KOSHIRO！YUKI！本当におめでとう！！！

来シーズンはAlevin１部リーグの年間３０試合の中で、バルサやエスパニョールを始めとする強豪クラブと２試合ずつがっつりと戦う事が出来ます。先シーズンは１歳年上のフィジカルの差に苦しんだものの、来シーズンは年上がいなくなる代わりに、周囲のチームとしてのレベルが格段に上がって来るだけに、その中でどれだけやれるのか、非常に重要な１年となりそうです。それぞれが持つ武器を更に磨き、そして適応すべきところ、学ぶべきところをしっかりと伸ばし、更なる成長を遂げて欲しいと思います！

 

個人留学2011春 GINJI 【 しばし日本へ 】

１ヶ月の短期留学を終え、帰国の途に着くことになったGINJI。

「ほんと、１ヶ月って早いですね。」としみじみと語る彼の表情からは、今回の最大の目的だった、自分の居場所、所属チームを決める事が出来て、ホッとした気持ちと、これからやってやるぞと言う意気込みが感じ取れました。

「９月にまた戻って来るまでに、スペイン語も鍛えておきます！」と力強く語ってくれたGINJI。今回の１ヶ月の短期留学でも、日本で事前に勉強して来たあとがかなり見受けられました。

しかし、まだまだこれはGINJIの大冒険の序章に過ぎません。所属が決まったコルネヤの２軍の上には、当然ながら１軍があり、その上にはエスパニョールやバルサと言う目標が続くのです。そんな彼に、９月からの本格留学に向けての目標、抱負を聞いてみました。

 

GINJI「新しいチームで一番多くのゴールを決める！」

 

 

来シーズンが来るのが、今から楽しみです。

 

 

個人留学2011春 GINJI 【 ここからのし上がる！！！ 】

「GINJI、来シーズン、チームの一員として、頑張ってもらう。」

来シーズン、コルネヤの１９９７年チーム、Cadete Dの監督となるパブロから、そう言われたGINJI。

そうです、彼は、スペインでの居場所を掴み取ったのです！！！

おめでとう！GINJI！！！

 

パブロ監督「まだまだ、GINJIは学ぶべき事が沢山ある。言葉もそうだし、チーム戦術、個人戦術の部分も、まだまだ荒削りだ。しかし、ボールを持って前を向いた時の、力強さ、スピードは、特筆すべきものがある。チームの攻撃の要として、チームに貢献出来る素質を持っている。」

言葉が通じない外国人、戦術理解度不足、そうしたマイナス面を補って余りある、GINJIのポテンシャルを買われ、見事、彼はコルネヤの入団テストで合格をもらいました。

とは言え、まだまだ始まったばかり。この上には、１９９７年生まれの１軍、そしてその先には、エスパニョールやバルサと言うステージがあります。

「ここから頑張って這い上がって、誇りに思ってもらえるような選手になります！」そう力強く語ってくれたGINJI。

“フットボールはもちろん、言葉を含めた勉強面、そして私生活面でもきっちりやれるなら、「サムライ少年の家」は君をサポートする。寮では一番の年上なんだから、１年目とか関係なく、皆の兄貴的な存在、手本となる存在にならなきゃ駄目だ。”

GINJI「はい！頑張ります！！！」

 

と言うわけで、「サムライ少年の家」に一人、仲間が加わる事になりました。

彼の今後の活躍に、乞うご期待です！！！

 

 

El Diario de GAKU ～ 新たなる挑戦 ～

ビッグニュースが飛び込んで来ました！我らがGAKUが、RCDエスパニョールにスカウトされたのです！今シーズン、ただ一人、コルネヤの１軍であるAlevin A （１９９９年の１軍）に所属し、主力として活躍したGAKU。その働きぶりを、ビッグクラブは逃しませんでした。

素晴らしい！！！やったな！GAKU！！！

 

１９９９年生まれのエスパニョールの実力は、スペインでもトップクラス。先日の大会でも、レアル・マドリーやビジャレアルを破り、決勝まで進んだ超実力チーム（決勝では、アトレチコ・マドリーに敗れる）です。先のコパ・カタルーニャでは、バルサに敗れたものの、バルセロナ・ダービーのライバルとは、実力伯仲の関係。このスペイントップクラスのチームに入れた事だけでも、素晴らしい事だと思います。

GAKUには、本当におめでとうと言いたいし、来シーズン、素晴らしいシーズンを送って欲しいと思います。

但し、忘れてはならないのは、この世界、喜びの裏には、必ず悲しみもあると言う事。満足行く働きが出来なければ、すぐに切られてしまう残酷な世界です。まだGAKUは素晴らしいスタート地点に立ったに過ぎません。これから、過酷な競争、淘汰の中で、切磋琢磨し、這い上がって行かなければなりません。それは、厳しく、辛い困難が伴う事でしょう。彼には課題もあります。

しかし、彼のチャビばりの広い視野と正確なボールコントロール、ボール捌きは、同学年の中でも秀逸なものがあります。その才能を伸ばし、素早い判断と実行力に、磨きを掛けて行って欲しいと思います。また、もっともっと得点に絡める選手になって欲しいと思います。と同時に、時折軽いと映るプレーに対しては、局面での厳しく、激しいプレーも身に着けて行って欲しいと思います。

君なら出来る。そうしたレベルの高い厳しく難しい環境を意気に感じ、楽しみに変えて努力する事が出来れば、もっと良い選手になれるはず！

そして、上には上のクラブがある事も忘れず、更なる上を目指して駆け上がれ！！！

 

Felicidades ! Gaku !!!

   Estoy muy contento por tu ficheje de Espanyol.

Que tengas mucha suerte la proxima temporada !!!

   Animooooooo !!!

 

 

個人留学2011春 KAKERU 【 俺も決めたぞ！！！ 】

９月から始まる２０１１／１２シーズンへの本格挑戦に向け、バルセロナで入団テストを受けていたKAKERU。スペインでの自分の居場所を掴み取る為に、一人、海を渡って来た彼に、朗報が飛び込みました。来シーズンのコルネヤInfantil C（１９９８年生の２軍）から獲得の意思を表明されたのです。

すなわち、９月から、スペインに移り住み、思う存分フットボールのチャレンジが出来るわけです！

最初は借りて来た猫のように、遠慮がちなプレーが目立ったKAKERU。しかし、本来のその高い身体能力を武器に、徐々に適応ぶりを示し、先の大会ではチーム得点王となる８ゴールを決め、チームを優勝に導きました。

まだまだ荒削りな素材ではありますが、その身体的な特徴を活かし、自分の強みを発揮出来るプレーぶりを身に付ければ、将来が楽しみなプレーヤーではあります。

課題は多い。しかし、一つ一つそれらをクリアーして、そして自分のストロングポイントをとことん伸ばす事が出来れば、、、

また新たな楽しみが、「サムライ少年の家」に増える事になりました。

 

KAKERU！おめでとう！！！

 

El Diario de RYUYA ~ 目指せ！１軍のエース！ ~

やりましたぁ！！！RYUYA！１軍に昇格です！！！

今シーズン、コンスタントな活躍で、常にゴールに絡む仕事をし続けたRYUYA。その働きが認められ、来シーズンはコルネヤのInfantil B（１９９９年生まれの１軍）に昇格する事が決定致しました！

おめでとう！RYUYA！

Felicidades ！！！

来シーズンから、１１人制フットボールへ移行します。グランドもゴールも、ボールも、全て大人と同じサイズでの本格的なフットボールがスタートします。学校も中学校に移り、スペインでの３シーズン目となる来シーズンは、彼にとって、また新たなステージとなるでしょう。来シーズンRYUYAが戦うのはInfantilの１部リーグ。バルサ、エスパニョールとはそれぞれホーム＆アウェイで２試合ずつ戦う事が出来ます。屈強な舞台で、更なる活躍を示し、ビッグクラブへステップアップを遂げる。その目標に向かって、是非、２０１１／１２シーズンを素晴らしいものにして欲しいと思います。

まずは夏休み、日本でしっかりと英気を養ってこい！！！

おめでとう！RYUYA！！！やったな！！！

 

El Diario de RYUYA y GAKU ~ またまたやったぞ！！！ ~

 

【MGF速報】

またしてもやっちゃいましたぁ！！！RYUYAとGAKU擁するプラン・マルセ選抜として参加したTORDERA杯にて、１９９９年部門にて、見事、優勝を成し遂げたのです！これで、先週のDANONE CUPに続き、２大会連続のチャンピオンに輝きました！春のMIC（地中海国際サッカートーナメント）でも好成績を収めたこのチーム。乗りに乗っています。このチームとしてはこれが最後となったTORDERA杯において、見事に有終の美を飾った形となりました。

この大会は１６チームが参加し、その中にはアトレチコ・マドリーやバレンシアと言ったビッグネームが名を連ねていました。しかし、彼らがグループリーグで尽く敗れる波乱が起こる中、着実に実力を発揮し、勝ち進んで行ったのがプラン・マルセ選抜でした。

とにかく、凄いぞ！おめでとう！GAKUぅ~！！！RYUYAぁ~！！！

El Diario de KAKERU y MASATOU ~ ミニ大会で優勝！！！ ~

【MGF速報】

週末、土・日の２日間で、ミニ大会に出場した、MASATOUとKAKERU擁するInfantil D。

そしてこの大会で、見事コルネヤは優勝を果たしました！

グループリーグの２試合を６－０、３－１と勝利したコルネヤは、翌日の決勝トーナメント準決勝でなんと１０－０、そして、決勝でも４－０で勝利し、圧倒的な強さを見せつけての大会制覇となりました。

圧巻は、この大会で計８ゴールを決めたKAKERU。チームの全２３点の内、３分の１近くを叩き出し、大会得点王の働きで、優勝に大きく貢献しました。

一方、今大会はトップ下で出場したMASATOU。いつものサイドバックとは違うポジション起用にも、意気に感じ、やはり１ゴール４アシストの働きで、存在感を見せてくれました。

MASATOU「トップ下のポジションをやらしてもらい、サイドチェンジやスルーパス、時には、自分で持って行く時もあり、色々出来て良かった。でも、チームがいっぱい得点を取っているのに、１点しか取れなかったのは悔しい。

KAKERU「左サイドハーフで出場して、ポジション取りが自分的には良くて、そこにボールが来て、ゴールがいっぱい決められた。チームの中で一番得点が取れたので良かった！」

El Diario de SHOKEI y GINJI ~ ヘタフェ戦 ~

【MGF速報】

今週末、ミニ大会に参戦しているGINJIとSHOKEI擁するコルネヤInfantil C。この日は、何とリーガ・エスパニョーラ１部リーグに所属するヘタフェのカンテラ（下部組織）と対戦です。

滅多に無い、スペインのメジャーチームとの対戦とあって、意気込む２人。しかし、試合は０－２で敗れる結果となりました。

SHOKEI「自分達のサッカーが出来てなかったので、悔しい。GETAFEの空気にのまれて自分達の
中で繋ぐサッカーじゃなくて、向こうの蹴るサッカーになっちゃったので、次に同じような機会があれば、相手のムードにのまれないように工夫して戦いたい。」

GINJI「ヘタフェペースで試合を進められてしまったので、チャンスが少なかったのと、その少なかったチャンスを決め切れなかったのが原因で負けてしまった。自己評価は、前の試合で学んだ通り、ゴール意識を高く保つことを意識して行動に移せたと思う。反省点は少しゴールを意識し過ぎたせいか、前に張り過ぎてしまった事。次の練習や試合に反省点を活かさなければ。」