【MGF速報】
Infantilリーグ Primera División Grupo 2
楽しみな一戦が行われました。リーガ第26節、エスパニョールのホーム、サン・アドリアー・デ・ベソス・スポーツタウンにて、GAKU擁するエスパニョールが、RYUYA擁するコルネヤを迎えた日本人対決です。
ここまでのチーム成績は、エスパニョールが25試合を戦って8勝7分10敗の勝ち点31で9位と不調。一方、コルネヤは12勝4分9敗の勝ち点40で6位と、まずまずの成績を残しています。
Infantilリーグは98年と99年生まれの2学年が共存するリーグ。99年生まれチームの両チームにとって、98年生まれの強豪がひしめく環境で、ネームバリュー程の成績を残せていないのが実情ですが、特に、エスパニョールにとっては尻に火が点いた状態。何故なら、来シーズンは、1部リーグが1つに編成される改革が行われる為(現在は1部リーグが4グループ存在)、9位以内に入らなければ、来シーズン、1年後輩が3部リーグを戦わなければならない展開になってしまうのです。Aチームが1部リーグ、Bチームが2部リーグという、いわゆるワンツー構成体制を維持するのが、名門の宿命。来年のInfantil Bチームを3部リーグで戦わせる訳にはいかないエスパニョールにとっては、大ピンチなわけです。10位には勝ち点差1で強豪DAMM、勝ち点差2の11位にも、これまた強豪のEUROPAが迫っています。
すなわち、この試合をホームで行うエスパニョールの方が、是が非でも勝たなければいけない立場に置かれているわけです。
さて、キックオフのホイッスルが鳴った瞬間、ピッチ上の両チームの10番は、いずれもサムライ少年でした。
試合は開始4分、いきなりエスパニョールのフォデが先制ゴールを上げる事に成功します。続いて前半27分、新加入のギジェムがゴールを決め、エスパニョールが2-0とリードを広げます。すると、コルネヤも懸命に反撃し、この日左ウイングで出場したRYUYAがヘディングシュートを決め、1点差に詰め寄ります。しかし後半、再びギジェムが駄目押しとなるゴールを叩きこみ、試合は3-1でエスパニョールが勝利を収めました。
この日、殆どの時間帯でピッチ上に立ったGAKUは、課題としている厳しいプレー、激しいプレーも及第点と言われるレベルでこなし、課題克服の姿勢を打ち出していました。それが今回の出場時間とリンクしたと言えるでしょう。ゴールやアシストこそ無かったものの、チームの攻撃を牽引する存在感を見せていました。
一方、RYUYAは左ウイングとして、攻守に奮闘。この試合はボールポゼションで上回るエスパニョールを相手に、自陣に引いてのディフェンスのシーンも多かったものの、相手右サイドバックのヨハネスと対峙し、献身的なプレーも見せていました。
GAKU「前半からでて後半15分まででて、残りの10分からまたでました。前半は、コーチ達にLA ACTITUT ERA BUENISIMA!って言われました。だけど、シュートが、打てる時にパスを選択してる事が多かったので、両方やって行きたいと思います。3本くらいいいパス出せたんですけど、ゴールにはなりませんでした。
来週は、引き続きチームの勝利と、自分のアピール!!!」
RYUYA「出場時間 前半と後半の15分(35分ハーフ)
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