さて、IKUMIは平日、Sant Andreuでのトレーニングに励んでいます。火曜日のエスパニョールスクール以外は、月、水、金の3日間がSant Andreuの2000年生まれチーム、Infantil Bと、そして、木曜日は2001年生まれチーム、Alevin Aでのトレーニングです。
日本の自分の所属チームと比べても数段上と語るSant Ildefonsは、プレーのスピード感が違い、IKUMIは付いて行くので一杯一杯です。例えば、ボールポゼションの練習では、ボールが来る前から、常に周りの状況を確認し、ボールが来た時には次のプレーへのアイデアが既に出来上がり、それを正確に実行に移さなければ、それまでの過程で少しでも迷ったり、プレーにミスがあれば、すかさずボールは相手に奪われてしまいます。
そうした状況察知、素早い判断、そして実行。そのどれもを高いレベルでこなさなければ、上のレベルではやれません。IKUMIはそうした周囲の環境にやや気圧されているのか、まだまだ戸惑う様子が伺え、遠慮がちにやっているように映ります。実力に差があるのはしょうがない。でも、少しでも彼らに追いつく為にも、もっとがむしゃらに、もっと思いっきりぶつかって行く気持ちが必要です。
アッと言う間にIKUMIの挑戦も2週間が過ぎました。残りあと1週間。IKUMIは、何かを掴む事が出来るのでしょうか!?
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