さぁ、今日からInfantil Copa Catalunya！これは、Infantil（U１４）の４グループある１部リーグの上位２チーム、計８チームによるカタルーニャ州最強のInfantilチームを決める決勝大会です。
１部リーグ・グループ４で２位だったGAKU擁するEspanyolは、グループ３の１位Manresaとアウェイでの一発勝負に挑みます。
GAKUはベンチスタートとなったこの試合、試合は自力に勝るEspanyolが優位に試合を進めます。なかなかリズミカルなパスワークは繰り出せないものの、奪われてもすぐさま攻守の切り替えの速さで奪い返し、再びManresa陣内に攻め込みます。そうした全員守備に加え、後方のディフェンスライン、特に今シーズンから加入したクベドとモントーロの屈強コンビは強い！そして、右サイドバックのヨハネスの安定感も抜群です。
そんな中、スピードスターのギジェム・アングラーダが、グループ４で３４ゴールを決め、得点王に輝いたストライカーぶりをこの試合でも発揮、ボールを持ってスペースを見出すと、次々とゴールを叩き込みます。
決して器用な選手では無いのですが、スピードとちょっとやそっとのボディーコンタクトでは崩れない体の強さが売りで、そして、思い切りの良い右足のシュートは強烈。前半だけで３点を叩き込みます。Espanyolは崩して決めた点と言うよりも、ギジェム・アングラーダの個人の突破で手にした印象のゴールでした。
後半に入ると、ようやくGAKUが登場します。この日、David Fernandez監督が採用したのは１－４－４－２。中盤は、ダイヤモンドで、GAKUはそのトップ下に入ります。中盤で、シンプルな球さばきでボールを散らし、リズムを作るGAKU。スイッチする味方を上手く使うなど、相変わらずの“使い手”としての巧さを発揮します。中盤での守備は、奪う時もあれば、突破される時もあり、及第点と言ったところか。
そんな中、こぼれ球に反応したギジェム・アングラーダが、この日４点目のゴールを左足で叩き込みます。
すると、今度はGAKU。中盤でボールを受けると、右サイドの１７番フェランに叩き、自分はその斜め前方の右サイドのスペースへ走り込みます。フェランからワンツーの形で折り返しが来ると、ペナルティーエリアの中で右足のやや角度の無いところからシュート！
と思いきや、振り抜こうとした右足でボールを止め、切り替えし！
これにはシュートコースを塞ごうと飛びついたディフェンスの完全に裏をかき、そこから左足で逆サイドの上隅へコースを突いた絶妙なシュート！
これが見事に決まり、Espanyolが５－０とリードを広げます。詰めかけた観客の誰をも騙す絶妙な切り替えしからの正確なシュートは、“GOLAZO（ゴラッソ／スーパーゴール）”と言って良いでしょう！！！
その後、コーナーキックからセンターバックのモントーロのヘディングシュートで追加点を加えたEspanyolが６－０で圧勝！準決勝、対Cornella戦に駒を進める事に成功しました。
GAKU「今週はcopa catalunyaでgimnastic de manresa とでした。相手は中盤に良い選手がいて少してこずりましたが、まあ、大丈夫でした。0-6で勝ちました。トップしたで出ました。楽しかったです。一点決めました。二列目から飛び出し相手がプレッシャー来ていたのでキックフェイントして抜いて左足でファーサイドにシュート打ちました。他でも中盤でパスもリズム良く回せました。暑かったけどしっかりと走れたし良かったです。でも、もっともっとボールを貰って、もっともっと点決めたかったです。来週は、コルネヤとなのでいつも以上にがんばって行きたいです！」
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