SPORTバルサスクールキャンプ2日目
今日もガンガンに暑いです!!!日差しは強烈です!!!でも、日本程湿気が無いので、日陰に逃げれば、大分気持ちいい!!!
そんな中、今日も3人衆は元気に登場です。
この日は、午前中は1対1やボールキープ、そして、いつものボールポゼションのトレーニングがたっぷりと行われました。
昼食後には、皆でカンプノウ見学へと繰り出しました。
そして、午後にはゲーム形式のトレーニング。時折、コーチ陣が試合を止め、そのシチュエーションにおける指導を行いました。
さて、そんな中、我らが3人衆のプレーぶりはと言うと、まずは最年少のYUTO。一言で言えば“Espectador(見物人)”。序盤はフォワード、終盤はディフェンスを担当したのですが、概して言える事は、試合に参加していない。流動的に試合が展開されている中で、ボォーと突っ立っている事が多い。ボールが来ないなら、声を出して呼ぶ。しっかりとボールがもらえるポジショニングを移り変わる状況の中で見出し、ボールを要求する。そうした積極性と戦術的な動きが全くありません。たまたまボールが足元に来れば、途端に動き出すのですが、フットボール(サッカー)はボールを持っていない時が圧倒的に多いスポーツだけに、いわゆる“オフの動き”がとても重要になる訳で、その部分の未熟さが、はっきりと出てしまっていました。
一方、“次男”のYUTAもそう。主に右サイドバックを務めたYUTA。7人制フットボールで、1-3-2-1のシステム。7人制フットボールでは、サイドバックはチャンスと見るや、どんどん上がって攻撃参加する事が求められます。しかし、YUTAはディフェンスなので守備をしなきゃと言う思いが頭を支配したのか、終始上がる事は無く、無難に“右サイドの守備の人”を務めます。プレー自体はシンプルに卒なくこなしていましたが、逆に言えば、特筆すべきプレーはあまり見られませんでした。また、日本人特有の球際の弱さも露呈、スペイン人や他の外国の少年達は、体が大きい、強いにかかわらず、小さくても、バチッとボディーコンタクトを恐れずにぶつかり合う事がありますが、日本人少年達は、得てして足だけで行くため、多くの場面で、球際の競り合いで負けてしまいます。これは、普段、日本であまり激しくボディーコンタクトでやり合っていないからでしょう。しかし、世界では、それでは通用しません。また、YUTAもボールをもらえるポジション、シチュエーションにいるにもかかわらず、ボールを呼びません。俺に寄越せ!俺が何とかしたる!と言うオーラが全く感じられません。
最後は“長男”のKOTARO。頑張り屋の彼は、比較的、球際も頑張っており、また、ボールを要求する場面では、しっかりと主張している姿が見られ、試合に参加している感は最も良く表れています。一方、KOTAROは主に2000年生まれの子が多く集まっているグループに入っている為、1歳年下のKOTAROにとっては、殆どの子が巨漢。そういう意味で、線の細いKOTAROは体格面、パワー面で苦戦しています。得意の左足を駆使し、奮闘していますが、それ以上に、フィジカルの不利にてこずっている様子が伺えます。しかし、KOTAROのグループには、先週から参加している2002年生まれのロシア人、エルボルもいます。彼は2歳年上が集まる環境の中、小柄ながらも、抜群のフットボールセンスで、際立ったプレーを見せています。KOTAROも負けてはいられません!
いつもご丁寧なご報告をありがとうございます。
異国の地でのプレー、少し壁にぶつかっているのかなぁ、と感じました。
でも、残りの日数はわずか…。今日、上手く出来なかった事を明日に繋げるように頑張ってきてもらいたいです。
それにしても…
言葉もわからないミーティング、周りは皆外国人、その中で一丁前に参加している後姿に、思わず笑みがこぼれました。
ありがとうございます。
投稿情報: 優太 母 | 2013/07/19 01:50