さぁ、SPORTキャンプも2日目に突入、この日は午前中に2部練習を行い、午後に1部練習となかなかのハードスケジュール。強烈な日差しにも負けず、皆、元気にボールを追いかけます。
この日のテーマは、1対1。ボールを持っている側は、ドリブルでかわす事はもちろん、しっかりと自分の体を使って、背負った相手に対してボールをキープする事に主眼が置かれました。更には、シュート練習。コントロール・オリエンタード(次のプレーに繋がるボールタッチ)からのシュート。逆足でのシュート。そして相手のプレスを受けながらのシュートなど、様々な形で行われました。
そして、一通りこの日のテーマが終わると、やはりこの日もボールポゼションのトレーニング。バルサのカンテラの練習では、かなりの割合で行われていると言うこのトレーニングを、ボールを持っている側はスペースを出来るだけ広く使い、常に味方はリネア・デ・パセ(パスコース)を作り出すポジショニングを取り、ワンタッチ、ツータッチで素早くさばくトレーニングが行われました。また、相手を背負った時は、体でしっかりとブロックして、相手にボールを渡さない術が、この練習の中でも確認されました。
一方、ボールを持っていない方のチームは、攻→守への素早い切り替えと厳しいプレッシングが求められました。
午後の練習では、昨日と同様、試合形式でのトレーニングが行われました。
昨日は初日と言うこともあってか、それぞれ遠慮がちに見えたKYOTA、RIKU、TAKUMIの3人。しかし、この日はそれぞれの持ち味を発揮していました。KYOTAは、柔らかいボールタッチで相手をスルスルとかわす足元のテクニックを持っており、これを1対1やボールキープのトレーニングで活かしていました。
RIKUは、突然トップスピードに乗ると、なかなかの俊敏性、そして、強いシュートもコースを狙ったシュートも使い分ける事が出来、ドリブルシュートの練習でキラリと光るものを見せていました。
TAKUMIは、普段から兄貴に揉まれているのか、総合的になかなかいいものを持っています。特に、ドリブルが得意で、1対1では、相手をドリブルでかわし、小柄ながらも、鋭いシュートをビシッと放っていました。
一方、SHOKIは相変わらず、球際の強さと精力的な取り組みで、存在感を発揮していました。本当に、2年前とは比べ物にならない彼の姿が、そこにはあります。
Cada uno tiene algo (皆、それぞれ何かいい物を持っている)
【MGF名物!?辛口Julio(フリオ)のコメント】
「午後はゲーム形式の練習でした。SHOKIの良かったとこは、パスの質ですかね。スピード、正確性で、的確なパスを送り込んでいました。あとはフィジカル面での強さが目立ってました。良くないとこは、日本人ならでは自分から要求したり、味方とのコミュニケーションが不足している点です。でも、途中から大分良くはなりましたが、まだまだです。」
「今日の午後はミニゲーム。TAKUMIは今回参加している周囲の選手の中でも、技術が高い方です。
パンチのあるシュートやら、1対1でのかわし方は良いですね。まぁフィジカル面では課題がちょっと残りますが、、、沢山食べましょ~笑。 それと球際での戦いをガッツリ行けると、もっとよくなります。」
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