さぁ、早くもSPORTバルサスクールキャンプは中日の3日目。少年達がバルセロナに到着してから、早くも5日目を迎えようとしています。本当に、時間の経つのは早い!少年達には、1日1日を大切に、成長して行って欲しいと思います。
今日も元気にスタートです!!!
昨日は、今回宿舎として寝泊まりしている「サムライ少年の家」新3寮が突然の“水ストップ”と言うハプニングを受け、急遽、「サムライ少年の家」2寮に寝泊まりする事に。しかし、そのせいもあり、昨日の夜はパエリアにありつく事が出来ました!笑
また、その日来ていたトレーニングウェアーを再び着なければならない展開にも、洗濯し、乾かし、そして、朝起きて取り込むと言う作業を、皆きちんとやっていました。異国の地、普段はお母さんがやってくれている事を、ここでは自分でやらなければなりません。皆、少しずつ逞しさを身に付けている様子です。
現在、SPORTバルサスクールキャンプに参加している4人の構成としては、中2で歳年長、しかも、キャンプは2度目と言うSHOKIが、真面目に取り組んでいる事もあり、次男坊の小6のKYOTAがそれに引っ張られている様子。一方、三男の小5のRIKUは、まだまだやんちゃ真っ盛り!そして、末っ子の小4、TAKUMIは、マイペース。
キャンプに行く途中、毎日スペイン語大会を開催しているのですが、実力では、SHOKIがダントツ。しっかりとした準備に加え、初日に発していた「あぁ、皆ともっと会話が出来たらなぁ!!!」と言う探究心が、着実に日々のボキャブラリーを増やしています。
そこに、KYOTAとRIKUが負けじと続こうとしています。特に、スペイン人の仲間達からは、palabrota(卑猥な言葉、ののしり言葉)を常に叩き込まれているようで、そのボキャブラリーはなかなかのものです(笑)。
一方、TAKUMIはややスペイン語に苦戦、その結果、コミュニケーションにもやや出遅れている感があります。上述のスペイン語大会で様々なハンディーキャップをもってしても、なかなか勝てないTAKUMI。その罰ゲームは、全てコミュニケーション系。
キャンプに参加している可愛い女の子に、「Te quiero」と言ってみな、とか、誰か仲間に「Soy maricón. Eres maricón?」と言って見るとか、などなど。。。さて、その結末や如何に!?
とまぁ、話は大きく逸れましたが、この日もしっかりとトレーニングを行っています。午前中の練習では、センターリングからのシュートや、1対1からのシュートなど、シュート系のトレーニングが主に行われました。
特に、2対1でのシュート練習では、味方を使うのか、自分で勝負するのか、瞬時の判断を伴うような形で行われていました。
また、1対2のシュート練習もあり、1対1の局面で素早くフィニッシュに持って行かないと、後方から別の敵に追いつかれ、よりシュートが困難になると言う状況設定でトレーニングしていました。
さらには、午後はいつものように、全面を4分の1に区切ってのゲームが行われました。
様々なメンバーが集まっているSPORTバルサスクールキャンプの中で、皆それぞれ、持ち味を際立たせる事が出来るようになっています。
SHOKIは1999年グループの中でも球際の強さ、得意の左足での強烈なシュートなど、パワーの部分では非常に目立っています。同じグループにいるGabriも、SHOKIと同じぐらいのパワー派。加えてスピードもテクニックも高いレベルで備え、更には、強烈な負けん気でグループ内でも存在感が抜群。そんな2人が時折見せるマッチアップは、なかなかの見ものです。
一方、SHOKIの課題は、細かな技術、特に、攻撃面でのテクニック。フィジカルで強引にやれてしまう分、それを持ち味にしている訳ですが、ここにもう少し攻撃的なアイデア、上手さが加われば、更に良い選手になれるはずです。
KYOTAは足元の柔らかい技術はかなり高い。相手をスルスルとかわす技術は、フットサル仕込みかもしれません。一方、線が細いと言う事もあり、激しい球際や、体をぐいっと入れられた時に、脆さを見せます。また、のらりくらりとかわすのは良いものの、縦への迫力がもう一つ。加えて言うならば、試合の中での声、積極的にゲームに絡もうと言う姿勢はやや物足りません。
RIKUは、悪く言えば基本がおろそかなのですが、良く言えば、独特。そして、スイッチを持っており、時折、意外なプレーで驚かせてくれます。意外と!?俊敏性もあり、左に行こうとして急に右に切り返すドリブルはなかなかの切れ味です。一方、やはり、基本と言うか、セオリーを無視している部分があり、プレーに波を生んでしまっています。乗っている時はいいが、そうでない時には集中力を欠いているきらいがあります。この部分は、やんちゃ坊主がもう少し逞しいお兄ちゃんになった時、改善されてくるのかもしれません。
TAKUMIは、最年少ながら、その年代としては、全てをベース高く持っています。3学年上の実兄からは「まだまだ」と言われているようですが、非常にいいものを持っていると思います。しかし、日本独特の球際の甘さが、ここでは弱点として出てしまっているのも事実。“日本病”を直せば、更に良い選手になって行くでしょう。
辛口Julioのコメント
「KYOTAは足元の技術やパスセンスはいい物を持っていますね。的確なパスを何本か出していて非常に仲間からも褒められていました。ただ俺から見て一番気になったのは、ボールを持っていない時の集中力の無さです。ボケっと突っ立ていたり、隣の試合を見ていたり、、、この点は、要修正ですね。
RIKUは性格がちょっと変わった子で、プレーを見るのが楽しみでした。残念ながら今日はゲームが少なかったけどね。プレーはガンガン仕掛けていく事が何度かあって、玉際もビビらずに行っていたので、非常によかった。課題としては、攻守の切り替えの速さをすることです。攻撃をして上がったままになり、何度か味方に注意をされていました。課題を克服して帰ってもらいたいですね。」
日々、ブログ更新ありがとうございます!
毎日楽しく拝見しています♡
Kyotaの悪い癖が、スペインでも出ていましたか↓↓
もっと積極的になってほしいものです(´Д`)
投稿情報: kyota母 | 2013/07/11 15:27
速報ありがとうございます!マイペース、まさにそのままです。そして日本語で日本にいてもなかなか上手にコミュニケーションとれてません。スペイン語でなんてハードル高‼ (笑)これを機にコミュニケーションの大切さをわかってくれたら嬉しいです。
投稿情報: TAKUMI母 | 2013/07/11 23:25
攻守の切り替えを指摘されましたか。
上がりっ放しでディフェンスに戻らないことは
日本でもしばし見られた姿でした。
昔はできてたんですけど^_^;
諦めずに戻れと注意しても気持ちに波があるんでしょうね。
キャンプでしっかりと、Back to basic を呼び戻してもらいたいものです。
投稿情報: RIKU父 | 2013/07/12 00:45
どんどん積極的にシュートをうてよ。
投稿情報: NAO | 2013/07/12 13:46