MICの季節が今年もやって来ました。今回のMICは4月1日開幕、決勝は5日と言う事で、日本の春休みにぎりぎり収まると言う事で、日本から、東京の青山SCが参加する事になりました。
今回のMICもビッグクラブが目白押し!バルサ、レアル・マドリー、アトレチコ・マドリー、バレンシア、セビージャ、ビジャレアル、エスパニョール、マラガ、レバンテ、ヘタフェ等スペインのプロクラブのカンテラ(下部組織)の他、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、マンチェスター・シティ(イングランド)、インテル・ミラノ(イタリア)、FCポルト(ポルトガル)、アヤックス(オランダ)、アンジー・マハチカラ(ロシア)など、蒼々たるメンバーが揃いました。
そして、今年もやって来ました、AFD(アスパイアー・フットボール・ドリームス)!セネガルを中心とした西アフリカの有能な選手をカタールに集め、最高峰の施設と、ヨーロッパの実力ある指導者達の指導の元、英才教育を行っている同クラブから、今年も3カテゴリーがエントリーされています。
青山SCは2チーム構成、ALEVIN(アレビン)という新小6の2003年生まれ以下の大会と、INFANTIL(インファンティル)という新中2の2001年生まれ以下の大会の2チームエントリー、更には、2000年生まれの2人は、バルセロナの地元チーム、Racing de Sarriá(ラシン・デ・サリア)と言うチームに混ざって、CADETE(カデテ)という新高1の1999年生まれ以下の大会に参加する事になりました。
開幕式の後、午後から、早速グループリーグのスタートです。
青山SCのALEVIN(U12)の初戦の相手は、大会開催の地元中の地元、ホームチームのPalamósが相手です。ALEVINの大会のみ、7人制と11人制の大会に分かれており、今回青山SCは7人制の大会に参加しました。
《グループリーグ初戦 vs Palamós 》
【情熱DAIKIのレポート】
「いよいよ迎えたMICの第一戦の対戦相手は地元チームのPalamós。ピッチサイドには多くの地元サポーターが駆けつけていた。この試合のキックオフの前には、同グループで翌日に対戦する、2チームが対戦しており、そのゲームが引き分けたため、初戦を勝てば暫定首位となる AOYAMA SC 小学生チーム。何人かの子供たちからは、「俺たち勝てば首位だよ!」という声が上がっていました。といえども相手は一回り体の大きい、なおかつ年上のチー ム。期待と不安を胸に小学生チームは初戦に挑みました。 試合は開始40秒に失点を許す厳しい展開。その後も技術、スピードで上回る相手に、うまく修正することができず、立て続けに失点。前半5分で4点を失ってしまう。その後、一時は相手の攻撃を防いぐ時間もあったものの、前半12分にまた失点。その後は相手に完全にボールを支配され、前半を0-12で折り返す。前線のジャスティンにボールが入るものの、なかなかうまく前を向いて勝負をすることができず。本職がキーパーではない、ユウキも健闘していたが、やはり外国人が放つ強烈なシュートを止めることは難しいように見えた。後半は、右サイドのユウカに代えて、ダイチを投入。開始直後20秒にまたしても1点を失ってしまう。後半もやられてしまうのか...と少し悪い雰囲気が流れる。その後2点を失い、0−15で迎えた後半7分、相手ゴール前でボールを奪ったジャスティンが右足で放ったシュートがゴール左隅に突き刺さる。会場からは、拍手と歓声。このゲーム一番の盛り上がりを見せる。その後、何度かジャスティンにシュートチャンスが訪れるが、決め切ることができず。再び相手にボールを支配され、終わってみれば1−24の大敗。日本でも経験したことのない点差に選手達はがっくり肩を落とし、中には涙を流す選手も。日本とは違うスペインのルール(特別オフサイドライン)、本職ではないキーパーの出場、いつもより長い試合時間(25分ハーフ)、年上、体格の違い、、、様々な違いがある、がこの大会に参加してる以上、言い訳はできない。今日の悔しさをバネに明日の予選残り2試合、必死に戦う姿を見せてもらいたい。」
今回の青山SCのメンバーは新小5が多く、2名は新小4。新小6は僅かに1人。そんな台所事情の中、子供達は、どんな大会を過ごし、何を学んで行くのでしょうか!!!
コメント