キャンプ第6日目
一周目のキャンプを終え、週末をキャンプ地に止まってのんびり過ごしたメンバー達。ホテル敷地内のプールで遊んだり、卓球に興じたりと、思い思いの時間を過ごし、リフレッシュしました。
さぁ、そして、今日から新たな1週間がスタートします。先週は、異国の地、異文化、言葉も価値観も違う中、戸惑いながらも、フットボールを通じて仲間を増やし、環境に徐々に適応して行ったサムライ少年達。新たな一週間では、スペイン人の猛者(もさ)達と混じり合い、世界基準において、浮き彫りになった自分自身のフットボールプレーヤーとしての立ち位置や課題を見つめ直し、そこに向かって更なるチャレンジをする週です。僅かな期間では劇的に上手くならないかもしれない。でも、世界基準を肌で体感した時に感じる感覚、世界ではここまで戦わなければいけないんだと言う実感をしっかりと心に刻んで、日本に帰ってからも生かして行く事が重要です。少しでも実りある時間を過ごす為に、悔いのない2週目を、皆んなには過ごしてもらいたい!
午前中は、4つのブロックに分かれ、それぞれグループトレーニング。
スローインからのボールを直接ボレーでシュートしたり、 ペナルティエリア外にいる選手がミドルシュートして、ゴール ポストの横のディフェンスの選手がシュートした選手と続いて1対1、その後、 2対2と連続して行くトレーニング。ここでは、攻守の切り替え、素早く仕掛けてフィニッシュに持っていくトレーニング、そして、攻守共に激しくインテンシティーと素早いリズムが求められます。
また、右サイドと真ん中に1人ずつ選手を置き、真ん中の選手が右サイドの 前のスペースにパスを送り、そのボールをセンターリングからシュートするなど、 主にシュート練習をメインとしたトレーニングが組まれました。
KOJIRO・・・ゲーム時、 6年生相手に背負った状態からターンで1枚かわしゴールを 決めたり、アシストをしていて、調子が良さそう。 もっと積極的にボールを呼び込んだり、パスを要求する声が出て来るといい。
KOSEI・・・ボールを受けてから溜めを作り、ワンツーで抜け出すプレーがよかっ た。
受けてからパスを出すまでに時間を掛け過ぎて、相手に引っかかってしまうのが課題 。スペイン人達のプレスは速く、激しいので、もっと速い判断が求められる。
OGA・・・1対1のディフェンスでボールを奪うプレーが目立ち、そのままゴー ルに直結するパスとドリブルが素晴らしかった。球際が緩いとレッテルを貼られがちな日本人だが、OGAはスペイン人にも引けを取らない。ゴール前でまだまだ積極性に欠けるプレーが見受けられるので、自分で仕留める、良い意味でのワガママをもっと出していい。
YUSEI・・・相手のタイミングをズラすプレーが際立ち、ラストパスを何度も供給していた。
守備時にボールに一発で飛び込み過ぎてかわされるのが課題。 練習中に仲間とふざけて、 コーチから笑いながら練習するな!と一喝される。
SHOGO・・・ボールタッチが上手く、ドリブルで相手を抜く場面が多く見られた。試合の中でボールに 良く絡めていた。あとは、抜いた後のフィニッシュが課題。 日本人全般に言える課題でもあるが、、、涙
KAZUKI・・・ゲーム時、周りをよく見ており、 リスクマネジメントがしっかりと出来ていて、攻撃の芽をつむプレー が目立った。もっと声を出して、コミュニケーションを取る事が課題。
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