6泊のベガルタ仙台のスペイン遠征も、あっという間に最終日を迎えました。
ベガルタのみんなには、
最後に、ベガルタ仙台の何人かの選手に応じてもらったインタビューを掲載し、ベガルタ仙台 スペイン遠征2016夏【Copa Mundial MGF 2016参戦】の章に幕を閉じる事としよう。
SUERTE VEGALTA SENDAI !!! HASTA LA PROXIMA !!!
山下 諒時 #30 DF
「海外初めてだったんですけど、自分の武器はロングボールだったり、身長があるので、高さだったりしたんですけど、海外はレベルが高くて、そういう武器が通用しない事がありました。こっちの選手達は体も大きくて、フィジカルも強い。キックも正確。多分、足元の技術とかは日本人の方があるんですけど、ガムシャラさとか、そういう部分はこっちの選手の方が遥かにある。
今後は、大人になってプロになって、海外で出来る選手になりたい!」
粟野 健翔 #23 MF
「普段経験出来無い、球際の激しさだったり、寄せの速さを感じた。次のプレーをもっと早く予測して準備して置かないと、直ぐに削られてしまう。もっと色んな対戦相手とやって、色んな経験をして、引き出し増やしていく必要がある。普段から、もっと意識高くやっていかないといけない。日本では、なかなかこういう相手とはやれないけど、普段から、ちょっとのトラップミスをしたら奪われるとか、そういう細かいところ一つ一つをもって拘って、意識してやって行くしかない。それと、ベガルタは東北地方を引っ張っていかなければいけない存在なので、僕らがこうして感じた事を持って帰って、球際の厳しさの必要性を体現して行く事によって、東北全体が球際の攻防がもっと激しくなって、全国でより通用するようになって、そうやってどんどん日本が変わって行けばいいと思う。」
小田垣 皓己 #22 GK
「失点が多くて、色んな欠点が明確になった。日本に帰ってから、一つ一つ課題を取り組んで行きたい。技術面もそうだけど、精神面も自分から変えていかないと思った。世界は、あらゆる面でスピードが速い。パススピードも速いし、シュートも上手い。そして、何よりも、戦う気持ちが凄かった。」
小齋 崚太 #28 FW
「相手が強くて、ちょっとでもボールの受け方を間違えれば、ボールを直ぐに奪われてしまう。本当に強かった。球際の厳しさや、スピード感が日本と全然違う。自分のスピードやドリブルはちょっとは通用したと思うけど、もっと予測や判断を早くして、よりよい準備をボールを受けないと、こっちでは厳しい。自分がもっとレベルアップする為にも、普段の練習から、ディフェンダーにもっと厳しく来るよう要求して、環境のレベルを自分たちで変えて行く必要がある。」
坂本 琉維 #31 MF
「日本でやっていたスピード感よりもスペインは全然速くて、それに付いて行くのがやっとだった。やれた部分としては、普段でも、守備でハードワークして、奪ったらスピードを活かして前に出て行く部分はある程度通用したと思う。課題としては、もっと足元の技術をしっかり持たないと、こっちでは激しく来る相手に通用しないと痛感した。日本に帰って、そういう部分ももっと取り組みたいし、持ち味であるハードワークも、もっと努力して体力付けて、ボールをもっと奪えるようにしたい。ボールを奪えないと、ゴールは獲れない。」