Hola ! Muy buenos dias !!!
土曜日の午後には、観光地でも有名なSitgesまで移動し、RYUYAがアウェイ戦、対Blanca Subur 戦に挑みました。今日の対戦相手は、KOSHIROとYUKI擁するAlevin D と同じグループに入っているチームと言う事で、KOSHIROと監督のチャビも視察に訪れます。
チャビからは、「Hay que verlo bien (しっかりと見ろよ)」とKOSHIROに注文が入ります。
また、SHOGOもRYUYAの応援に駆け付けてくれました。
コルネヤのスタメンは、GKジャン、DFがマリオ、ホアキン、パウ、MFにブライアン、そして、FWにダニとRYUYAが入ります。
対するBlanca Subur は1999年生まれで構成するAlevinのAチーム。体が大きい選手が揃っています。コルネヤは左のRYUYA、オーバーラップする右のマリオを中心に攻め込みますが、最後のフィニッシュがなかなか打てません。
そうこうする内に、カウンターからの攻撃で掴んだフリーキックのチャンスをものにしたBlanca Subur が先制点を上げる事に成功します。
必死に反撃するコルネヤ。しかし、Blanca Subur のディフェンスはなかなか粘り強い。特に、センターバックに居座る3番の選手は、中央で強烈な存在感を放ち、コルネヤの攻撃を次々と抑え込みます。圧巻だったのは、RYUYAがスピードを活かして左サイドを1人、2人と抜き去り、縦に突破。しかし、そこに猛然とカバーに入り、RYUYAのセンターリングを鋭いスライディングで防いだプレー。この3番の高いディフェンスセンス、そしてスピードが明らかになったシーンでした。
なかなか中に入り込めないコルネヤ。遠目からのやや強引なシュートも、枠を捉えず、あまり可能性を感じません。
がしかし、右サイドを駆け上がったマリオが中にドリブルで切れ込み、中央のダニに叩き、そのまま左サイドに流れて再びボールを受けると、左足を一閃。これが見事に決まり、コルネヤ、遂に同点に追いつく事に成功します。
2ndレグの15分はRYUYAはお休み。試合は両チーム共に決めてが無く、1‐1でハーフタイムを迎えます。
一緒に試合を見ていたAlevin D の監督チャビは、「KOSHIRO、相手は一歳年上だし、なかなか強いぞ。俺達のチームは勝てるか!?」と投げかけると、間髪入れずに、KOSHIRO「絶対勝つ!」と高らかに宣言していました。
さて、Alevin C の監督ハビは、後半にシステムをいじり、3‐1‐2から2‐3‐1に変更、マリオを1トップに配置し、RYUYAは右のMFの位置に入ります。
3レグはしばらく、しびれるような拮抗した展開が続きましたが、この均衡を破ったのはRYUYAとマリオのコンビ。右サイドでボールを持ったRYUYAが、中央に切れ込み、逆に中央から右サイドへ開いて行くマリオへスルーパス。これを受けたマリオがきっちりとゴール左隅へ決めて、遂に、コルネヤが1‐2と逆転に成功します。
すると、今度は中央にポジションを移していたRYUYAが味方の右サイドへのスルーパスに抜け出し、ゴール左隅へゴール!RYUYAの活躍で、たちまちコルネヤが1‐3とリードを広げます。
その後も1点を加えたコルネヤ。
終盤には、自陣で相手ボールを奪い取ったRYUYAから始まった攻撃で、ワンタッチ、ツータッチのパス交換が7本程続き、素晴らしい攻撃から相手ゴールを襲うシーンも!
これには、応援に駆け付けたコルネヤ応援団から大きな拍手が沸き起こります!
「Muy bien !!! Ryuya !!! 」
この日のRYUYAはまだまだ止まりません。スピードで相手をかき回すと、最後は左サイドでフリーで待つビクトルへ。これをビクトルが得意の左足で決め、1‐5。俺も決めたぞ!とばかりに喜ぶビクトルとコルネヤの選手達。
試合はこのまま、終わってみればコルネヤの快勝となりました。
特にこの試合では、試合の均衡を破ったのがマリオとRYUYAの仲良しコンビ。2人は小学校も一緒で、フィールドでも息の合うプレーを繰り出す間柄。この2人が前線で機能することが、このチームの活力となりそうです。
by Keita Uematsu