RYUがバルセロナに帰って来ました。富山に住むRYUは、日本の地方からバルサキッズキャンプに参加したのを機に、今まで知らないフットボールの世界をより探求したいという欲望が芽生えました。2001年生まれのまだ8歳。小学2年生。しかし、小学1年の時に本場のバルセロナでバルサスクールに参加。以降、益々スペインフットボールに魅了され、今回、3週間のスペイン短期留学をすることになりました。「まだ幼い子供」ということで、お父さんの帯同の下、以前よりもステップアップした留学に挑戦です。
今回は、エスパニョールのカンテラ(育成/下部組織)の同学年、Benjamin B を中心に、残りの日もスクールで埋め、週6日フル活動で、フットボールの武者修行に挑戦です。
まずは3月9日、10日とスクールの練習をジャブ的にこなした後、いよいよ今回のメインイベント、Benjamin(ベンハミン)Bの練習に参加です。長身のROMA監督とアシスタントコーチのMARCの2人に挨拶を済ませたRYUは、ワクワク期待感99%で臨みます。
さぁ、いざ練習がスタートすると、それまでのスクール。もっと言えば、日本でのサッカー環境とは明らかに違うレベルのフットボールが目の前に繰り出されます。
激しさ、スピード、パワー、上手さ、巧みさ。どれをとっても同じ歳とは思えない8歳の猛者達がそこにはいました。日本でも小さい方のRYUは、フィジカルでかなり劣ります。その為、体をフルに活かさないと、厳しいものがあります。
素直ではきはきとした高感度トップクラスのRYUは、それでも物怖じすることなく、スマイルと積極性でアタックします。それでも、高いレベルの中で、もがいている様子もまた見て取れます。
懸命に頑張るRYU。普段、日本では1、2歳上とプレーしているRYUも、今までに体感したことの無い次元空間に放り出された様子です。それでも、常日頃ラグビーで鍛えたお父さんから、「戦える選手になれ!」と教え込まれているだけあって、小さな体を相手にぶつけ、精一杯走り回ります。ひたむきに頑張る姿勢。それこそが、RYUの最大の武器。そして、それこそが、何よりも必要な要素です。
その武器がある限り、RYUは進化するはずです。まだ8歳。今回の3週間で、何処までBenjamin Bに対峙することが出来るようになるのか、とても楽しみです!!!
by Keita Uematsu
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